砕け 散る ところ を 見せ て あげる 上映 館。 竹宮ゆゆこ 『砕け散るところを見せてあげる』

夏休みはお子さんと映画館へ行こう!ーー「何歳から?どこに座る?飽きちゃったら?」・・・子どもと映画館で映画を楽しむための5カ条

砕け 散る ところ を 見せ て あげる 上映 館

デビューから10年目までの作品です。 自分のスタイルを確立するために様々な様式にチャレンジしている姿勢が伺えます。 結核都市コーを舞台に、肺病の夫と看病する妻の心身の苦悩を描いた。 処女作にして、作者らしい洞察力で人物が細やかに描かれており、以後と異なるのはドラマティックな作風だろうか。 実際のコーは観光地で「結核患者お断り」という札がどこにも貼ってあったことから、それを揶揄するように結核都市にした。 作者は仏留学から帰国後、養父の別荘に落ち着いていた時に雑誌『改造』の懸賞小説募集の記事を見て、当時死病と言われた結核から生きて生還することができたのだから、好きなことをしようと、我が身を試すつもりで、1週間で書き上げて応募した作品。 見事当選した懸賞で軽井沢に別荘を建て、毎年夏になるとそこで療養し、長寿の基礎となる身体を作ったことを考えると、この一連の流れが天の計らいのように感心させられる。 我入道とは、作者の生まれ故郷であるが、若い日、相談に乗った若い漁師達との交流から生まれた作品だと思われる。 昔仮名使いの文章は、現代人には読みづらかったが、この作品をきっかけに朝日新聞社の部長の目に留まり、夕刊連載が始まったのだから、当時読めばまた違った感があるのだろう。 作者の手紙は文学を越えて、人生そのものに対する姿勢を訴えかけるようにひびく。 その中に「病むまでは自然に興味もなかった」という記述があるが、大自然を友のように暮らした作者でも若い頃はそうだったのかと意外な感がある。 セーヌ川を挟んで左岸と右岸で貧富の差がはっきりと区切られたパリ。 フランの暴落、吹き荒れる共産主義の嵐の中、左岸に住む日本人画家夫婦は、明日を逐う時代にのみ込まれていく。 『ブルジョア』は、短いセンテンスでカメラのシャッターを切るような文章で、当時その新鮮さが一部に高い評価を受けたが、本作は連載小説ということで、その特徴が強く出ているようだ。 この作品により講義をしていた中央大学を追われ、本格的な作家活動に入るきっかけとなった。 ファシズムの黒い恐怖は凄まじいが、この後、ファシズムについて書いていない所を見ると、日本も10年後には同じ恐怖に包まれるとは想像もしなかったのではないだろうか。 イタリアに投獄された許嫁を追ってきたパリ女は、街一面を覆った黒服の男達に圧倒される。 街頭には女も子供の姿も笑顔もない。 この小説のテーマは巻末にあるとおり、「一人を一時的に救っても何にもならない」ということだが、若い男女にはそうした間違いがよくあるものだという戒めだろうか。 7年ぶりにフランスから帰国した平井は、時代遅れな日本に絶望していたが、そこにパリ女にも引けを取らない洋装の女を見い出す。 面白いのは作者を分断したような平井と杉である。 帰朝した平井は小説家を目指し、杉は貧乏故に農商務省で日本を裨益する人物になろうとする。 もう一人の主人公マユミは平井を選ぶのだが、それはある意味作者の選択のようでもある。 作者は、この様子を離婚を禁じた旧教の知恵と書いているが、アメリカでは4組に1組が離婚するという現在では、より意味を深くする感がある。 日本でも離婚は増える一方だが、結婚とはそんな簡単なものに成り下がってしまっただろうか。 現代の若い男女は相手をよく知らずに交際してはすぐに別れるという繰り返しだが、この当時のスペインの若者たちのように、相手と心ゆくまで議論を重ねて、お互いを知り合って後、結婚相手を決めるような賢明な教育はできないものだろうか。 尊敬する近代文学の祖・バルザックについて書いた。 この書評を書くには、バルザックを読むことが必要だが、なにしろ大伽藍で取りかかれていない。 身体と愛情とを計りに乗せるような夫婦生活の苦悩が描かれている。 作品の最初の方に残る短いセンテンスも、後半になるとすっかり影をひそめ、文体は徐々にではあるが洗練されてきている。 文章に著者らしさを感じさせる初期の秀作。 肉体の愛に満たされた妻ヨシ子は、新たに物質面での不満を強くする。 タイトルの椅子とは、ヨシ子にとっては社会的・経済的安定であり、杉にとっては小説である。 2人はその椅子を探して、自らに革命を起こしていく。 作品の最後で披露されているキュールでの心象風景は、作者がスイスの療養所で実際に経験したものであろう。 ファシズムの嵐が吹き荒れる前夜だろうか。 共産党の弾圧が始まり、党員の潜水活動が進む中、その活動に加われない性格の弱い者を『橋の手前』と揶揄する流行言葉に使われた作品。 精神的には共産主義に近い主人公杉野だが、自分の健康状態を自覚して、筆によって、この嵐の時代の記録を残すことが、自分に課せられた使命であると耐え忍ぶ。 この作品を含め初期の秀作には、女性の切なさを題材にしたものが多い。 作家としての作者は、男性よりも女性に関心が高かったのではないだろうか。 部屋には愛人のマルトが待っていたが、武内の愛を疑っていなかったマルトは武内に妻子があると知って激怒する。 本作では部屋の窓の向こうにいる植木屋がアクセントになっている。 植木屋が沢山の窓の中の出来事を見知っていて、人生の達人のような位置で描かれているのがおもしろい。 フランスで文壇に出るには、金があるか、名門の出であるか、よい関係を持つか、の3つのどれかを備えていなければならない。 作者はルクリュの元で出会った中国人チャンチャンの例を出して、それを説明している。 また作者の実生活の義母に対する愛情も垣間見えて、息子の恒夫には作者自身の感情が隠れて見えるが、如何であろうか。 シャルルは当時、作者の師シミアン氏と両輪を成す経済学者で、親しくしたが、結核に倒れ、作家になろうと決めたとき、シャルルの書斎で甥のジードに初対面できたわけだが、ジードの「背徳者」に深い感銘を受けていた作者は、緊張で言葉もうまく出なかったらしい。 芹沢氏の興味は通俗小説にはなく、本格的な小説を書く気はないのかと問いかける。 デコブラは、まだ見たい土地、人々がいるから旅行をして、晩年にそれを書くつもりだと答えたが、常にそれを書いている芹沢氏は満足しなかったようだ。 養父は議会の為に屡々上京して宿にするが、そこへ実父が初めて訪ねてきて養父と対峙する。 老父とは杉の実父と妻の実父のことだが、年寄り二人を「身勝手」という位置に置いて、その身勝手さに眉間に皺寄せることなく「おかしさ」で締めくくる辺りに本作の真意があるようだ。 この頃の欧州を書いた作品は、初期のような仏文体の香りは消えて自然である。 それにしても同時期に書かれた日本が背景のものと比べて、作者の肩の力が抜けている具合と言い、作品全体が明るくて、その違いは当時の日本と欧州との差であろうか。 そしてその不安通りに、幸一は名園と称された庭の盆栽を売って、家の建て直しを図ろうとする。 この作品には善人が出てこない。 もそうだが、庭を題材にすると、作者はどうもシニカルになるらしい。 こういった反面教師的な作品は、この作者には似合わない気がするが、他の読者はどう思われているであろうか。 その為の専門の製本屋があって、作者もそれを楽しんだ。 製本屋は日本には無かったから、染物屋に例えているが、現代にはそのどちらの習慣も残っていない。 少し寂しいような気もする。 生まれてから、作家になるまでの道のりを簡単に振り返っているが、伊藤公の国葬の日に岩崎先生がした訓話が無かったら作家にはならなかっただろうと、二晩眠れなかった興奮を伝えている。 ふたりの友人の杉という小説家が、病気に負けずにもう一仕事しなければ決心する場面があるが、当時の作者の心情であろう。 当時バルザックの翻訳をしていた作者が、その手法を真似て書いた。 実際書き上げてみるとバルザックとは程遠いものになったと後に述べている。 脳の研究を本業とする医師深水は、格好も仕草も地味で、投薬も必要以上に行わず、口数も少ないが、腕の悪い山田医師は、全くその逆で何事にも派手で、商売上手である。 ビジネスならば、それも非難されないが、人の生命を預かる医療業界では意味が違ってくる。 しかし、見る目のない患者たちは、他の商売と同じように悪貨の医師を選んでしまうのだが、この事は、生命を大事にしない日本人に対する、作者からの忠告であるようにも受け取れる。 ただ電気ブランという名前が出てくるが、このお酒を置いてある店を今でも1軒だけ知っている。 浅草の「神谷バー」だ。 こちらは有名なので、昭和の雰囲気を味わいに行ってみると面白いかも知れない。 小役人の服に旧世代の嘆きを映した小品。 背景は作者が事務官をしていた経験の名残だが、内容は自分より上の世代への仄かな愛情を感じさせる。 では『洋服』と改題されている。 思想の暴風が過ぎた跡が杉野のこころに落としたのは、喜ばしい変化であったか、それとも冷たい心残りであったのだろうか。 夫のモデルは作者自身だが、廃人の如き待遇の作家である自虐も込めて、出世を追うだけで精神活動のない男と対比させ、2種類の人間のどちらを良しとするのか、世間に問うたのかもしれない。 大学生とマドンナを描いた小説らしい小説だが、こんな試みも初期にしか見られない。 初の長編小説。 新聞連載で毎日必ず書いたが、今日は勝った、負けたと闘いのように楽しみながら書いた。 様々なタイプの女性の恋愛模様を当時の女性の生き難い社会情勢の中で描いている。 親に見合いさせられた美枝は、恋人毛利を追って名古屋から上京。 毛利の友人金子の従姉妹の照子の庇護の元に生活を始める。 理知的で冷静に見えて、美枝の本質を見ず、美枝を救えると自惚れるところは恋は盲目である。 若さを表現しようとしたのか、文体を全て現在進行形で書くことを試しているが、この後、同じ作風を使っていないことから、自分には合わないと感じたのだろう。 1935? 5月4日に生まれたために、「柏餅」とあだ名されたのが嫌で、子ども心を苦しめたが、長女の幼い記憶にも、親と離れて育てられた記憶が悲しく残るのではないかと憂えている。 当時のフランスには持参金という制度があって、女はこれが無いと結婚できなかった。 だが、持参金がある為に、女の老後が幸福で、男の老後が不幸であるというのもおかしなものだ。 貧乏人はどうすれば幸せになれるのだという悲鳴が聞こえてくるようだが、貧困のない現代で、登美の気持ちに心を合わせるのは難しい。 現代には意地の悪い春子はいても、長屋にお菓子を落として貧乏な子供達が蝟集するのを楽しむ令嬢はいない。 内容はの影響が色濃い。 その為に、演説を頼まれて、身体に無理をしてしまうが、そのお陰で、健康を計ることができたというのは、果たして強がりではないだろうか。 出馬を巡って繰り広げられる人間模様を、娘の登和子は穢らわしいものを見るようで落ち着けない。 この作品は、タイトルからすると主人公は藤田だが、夫人の秋子でも、娘の登和子でも主人公にして物語が書けそうである。 実際、作者も本作を元に長編を書きたいという希望を持ったようだ。 短編にこれだけの人を書き分けるのは、この作者ならではという感がする。 宮様かと疑うほどの大袈裟な送迎で乗り込んできた夫妻は、新任の県知事であった。 見送りの者より渡された梅の花を網棚に忘れていくことから、そんな知事に執政を任せる県民は不幸では無かろうかと憂う風刺小説である。 三男が胸像を造れなくて焦慮する終わり方が、どうも中途半端に思えるのだが。 嵐のように訪れて、嵐のように騒々しく歓待されたコクトオと別れて、歓待役の林芙美子と新聞記者の3人で料亭で一息をつく。 いつもより社交的でシニカルな作者は、以前のデコブラの来日記と比べて、コクトオの来日記を楽しみにしているという辺りに若さを見るが。 『春箋』の後に書かれたからであろう、短い物語の中に見事に清々しい女性心理が描かれている。 戦地の夫と内地の妻の間の仄かな愛情に、戦争中だからこそ汚してしまいたくないこころを持とうとする婦人は、見知らぬ土地の駅の手洗いに夢をかける。 読者は、この婦人を不実であるととるか、魅力的に感じるかに大きく別れるのではないか。 吉田の両親は天理教に生涯を捧げた家であったが、母が病に倒れても病院に診せもせず、身内の信者に地獄の苦痛のような「お授け」をされながら死んでいったのだ。 のきっかけとなった天理教を批判する小説とは本作のことだろう。 作者と同じ立場の吉田に自分を重ねたが、教団を批判しても、信者を庇う様子に作者のこころを探るべきである。 『春箋』の最後に予告されたとおりに始まった、結婚した美枝と秋見のその後だが、美枝がただの女であったために秋見の理想が崩れて、そこに理想のような女性が現れたことから、二人の間に溝が深まっていく。 春箋にも増して様々な登場人物があるが、女達のタイプは感情的な者と知的な者の二つに大きく別れている。 春箋と変わらず作者には珍しい純粋なラブストーリーだが、物語が事件的であるのは新聞小説だからだろうか。 幼い頃から宮様の付き人が泊まると噂だった憧れのホテルは、畳も黄ばんで侘びしい民宿のようだ。 風呂に入って、背中を流しましょうと入ってきた三助は、昔の自分をいじめたガキ大将であった。 実母の葬儀に出た際に浮かんだ物語だろうか。 作者の作品にはたまにこうした巡り合わせの不思議を扱ったものがあるが、主人公に気安く声をかけさせないところが、この作者らしさかも知れない。 内容から本作は『黒痣』の改題かも知れない 未確認。 1936? 芹沢氏は女性よりも男性の裸体を好んだようで、自分が女性だったらダビテ像に恋をしただろうと書いている。 1936? 闘病前に訪れたスイスで、欧州中の若者達が登山を楽しむ姿を見て、それこそが青春だろうと思ったようだが、現代の若者は如何様にも青春を楽しめる時代で、そのように自然と触れ合い、仲間と交流するという青春はあまり興味がないようだ。 1936? 渡欧時、フランスではマリ・ベルとマドレヌ・ルノーという二人の女優が国立劇場で若者の人気を二分していた。 芹沢氏もその魅力に捕まった一人だが、久しぶりに彼女に会えるというので、青春が蘇ったようだ。 この頃作者は短編を多く書いているが、それぞれ異なったスタイルを試して楽しんでいるようだ。 主人公の老人は、植木ばかりを相手にして、人間と関わっていることを忘れている。 そういう意味では、面倒を見るのが嫌だからとあっさり解雇する雇用者の主人と大した変わりはないようだ。 毛利万里子は父の遺骨を持って母とフランスから帰国する。 港に迎えた親戚たちの後ろには、ドイツにいるはずの関口博士が居て、万里子は母と関口の関係を疑い始める。 そこへ巴里の友人アンナが来日して、大きな野心を持ち込むが。 物語は万里子と中国人アンナを柱に、日中の関係改善を希望して描いていることは明白である。 女性誌であるから、年頃の娘の恋愛小説として書き始めたが、執筆中に日支事変が起きて、その動揺がストーリーにも影響を与えたのではないだろうか。 作者の意志を万里子よりもアンナに語らせているのは、民族の壁を壊すことを意識したのかも知れない。 吉田の弟五郎は天理教から心身共に離れる決心をして上京したが、思わぬ事故から病に落ち、望まぬ故郷に帰ることになる。 迎えに行った吉田が見たものは、再び信仰に戻った五郎の姿だった。 この頃の作者は本気に天理教と対決していたようである。 この内容では、教団での実父母の肩身は確かに狭かっただろう。 その作者がいつの頃から教団と争わず、自分は信仰しないまでも、認める気になったのか、そのこころの変遷が気になるところだ。 私の友人にも宝塚ファンがいるが、時代が流れても女性しか見ないところは変わっていないようだ。 ただ、芹沢氏が願っている男女共に楽しめる娯楽が増えたので、その絶対数はかなり減っているようだが。 大企業や中央官庁には、そのコネがないと入れなかったと言うが、その不平等が解消されたのはつい先日のように思える。 しかし、今なおそのコネがまかり通る所もあるようだが。 秋見夫妻の長男正一は、父の日記から自分の出生の秘密を知り、家を出てしまう。 友人清木の紹介で帝大助手の久保次郎に住み込みで雇われる。 前作で書き残した「親としての女」を書こうとしたのだろうか、バルザック的手法はそのままだが、主人公の比重は、息子達の世代にシフトしている。 前二作よりも展開が落ちついて、人物の精神を崇高に描いているために、読み応えがある。 正一が助かり、次郎の笑顔で物語が終わるのも、3つの長編小説を書き続けた作者らしい幕の引き方だろう。 そんなとき野村派の息子の一郎と林田が衝突して、林田が事故死する。 本作の登場人物は、昔気質の林田、経営者然とした常子、単純な一郎、一途なつる子とわかりやすいのだが、野村だけが先鋭的な主任から古風な支配人と変貌する様が面白い。 極端に言うと、ひとは善と悪を内包しているということを教えてくれる。 まだ戦争が影を落とす前であろう。 芹沢氏には理想も夢もあっただろうが、それが全て戦争により無くなったり、実現されたりした。 そんな感慨だけが起こるのだが。 色々な作家が書いたのだろうか。 タイトルにあるとおり画家クウルベの伝記ではあるが、クウルベのひととなりを語る言葉に、作者の若き日の人間性が実によく現れている。 小父は死を前にして、愛人のあったことを打ち明ける。 実母の死を契機に愛と死について作品を書こうとしたが、なかなか書けないで悩んでいる時に小父の死に会い、その衝動を書いた。 小父の愛人として登場する女が、主人公に独白する部分を書いて、前者の作が書けると思い、そこで筆を止めたので、本作は尻切れトンボで終わっている。 実母と父よりも愛情を感じていた小父のふたりの親しい者の死に直面して、作者は自らの闘病を振り返り、生と死についてふたたびこころに問いかけたのではないだろうか。 本作から『或る女の位置』『愛と死の書』への流れは、自分自身へ出したその回答でもあるだろう。 愛人は、その悔しさから小父を心に生かすまでの変遷を綴り続けた。 『この秋の記録』の後、『愛と死の書』に取りかかったが、女主人公を一人称で書くことに苦慮した。 本作はその練習としてデッサン的役割で書かれた。 『この秋の記録』で登場した小父の愛人の手紙と独白で構成されている。 そのスタイルを読めば、本作が愛と死の書へと流れていく経緯がよくわかる。 外国で胸を患って帰国した妻が、夫、母と次々に親しい人を亡くしていく。 舞台は戦時中の日本と中国で、作者はこの作品のために従軍記者として中国に渡っている。 この作品を書くために2つの作品を書いていることでもわかる通り、作者にとってはかなりの思い入れで書かれた作品であるが、この死を見つめた女の作品の感想をうまく書くことができない。 あるいはへの序章として意義を見つけられるかもしれない。 1937? 最後には国内の文学者が冷遇されている悲憤に変わるのだが。 1937? だが、今ではシャルドンヌを手に入れるのは難しい。 作家が文体を作る苦労を書いているが、でフランス式文体に成功し、でつまずいて、でフランス風のリズムを無くすことに成功して、その直後に書いたでそれを確かなものにしたと、初期の文体作りについて述べている。 1937? ここでもジードの「コンゴ紀行」が、その代表として挙げられている。 1937? その後1週間で姿を消すこの犬の名前はに登場する。 農家に産まれた子供等が農業を嫌って次々に家を出る。 農村の過疎化が続いている一方、土にまみれて暮らす生活に憧れる都会人も増えている。 コンクリートに囲まれた都会では息もできないと空を見上げる日が多いからであろうか。 時期も時期であるからか、若さ故という以上に各作家への評が辛辣である気がする。 晩年の穏やかな芹沢氏しか知らない読者は驚くかも知れない。 真面目な芹沢氏が競馬に惹かれたことが面白いが、馬との触れ合いの中で何かを感じたのだろうか。 百合子も彼が好きだったが、そんな恋愛を真面目に思えず、見合いして結婚する。 そう幸福でもない結婚生活で、子供も出来、引っ越した郊外には彼が住んでいた。 花開くというのは、女の狂い咲きの花だと最後にあるが、その愚かさもなぜか微笑ましい。 この短編には登場人物が2人あれば足りそうだが、最初に出てくるのは女ではなく髭の小父さんである。 この小父さんの存在が、鶴吉を身近に感じさせる。 その為、内容的に『愛と死の書』に通じる所も多い。 その母に娘を置いて、母を語らせ、義母を惜しんでいるようでもあるが、最後には娘のロマンスで終わっている。 若い女性を勇気づけたのだろうか。 新潮 『榎の蔭の女』デッサン。 金も学もない女が体を使い、男を幸福にして戦場に送り出すことで、戦争に参加するような気概を描いている。 作者の家にもあったという榎は、幼い日の思い出の象徴のようである。 中国の旅から帰り、現地で感じた感動を日本に帰って伝えることの難しさを嘆いている。 それに対して深く思索することも大事だが、感動はその瞬間に伝えるのが、やはりベストなのかも知れない。 批判ではなく、相手を理解する愛情と前向きな態度がよく現れている。 占領されて満足している地方の子供、冷たく黙する北京の子供を比較するように取り上げて、誤った方向に向かおうとする日本の民衆に呼びかけたのだろうか。 「若い娘達は何を考えるか」という副題が付いている通り、卒業を控えた3人の女子大生の思想、生活を描いている。 作者はこの3人にはモデルはなく、自分の理想の女性を形にしたと言っていて、実際直子と春子は理想通りの女性であるが、主人公的なトミ子は作者の意を越えて自由に動いたようである。 そこが面白いが。 作品中、作家と登場人物の運命との関係について触れた、とても興味深い記述がある。 神とは何であるかわからないという方はこの部分をじっくり胸に広げて考えてみると面白いだろう。 読売新聞 『都会の人』デッサン。 この時期の短編は、先にそのデッサンとなる小品を書いてまで書き上げているだけあって、短い文章の中ですべての登場人物を生き生きと表現している。 恨むべき子守女の立場が、感謝の対称に一転する最後の結末が微笑ましい。 『運命』として発表時は3編だったが『眠られる夜』で『小さい運命』となり、その2以降が省略された。 だがその2以降には作者の幼い日の心理描写があり、ぜひ読んでおきたい作品である。 この作者が生まれた明治後期の漁村の描写が、『男の生涯』また『人間の運命』へと続いていくきっかけであるようだ。 そういった意味で意義深い作品である。 夫の好みな女になろうと、夫の両親が眉をひそめても無視してきたが、その事が原因であった。 けい子は息子を再婚した夫に渡し、北京へ旅立つ。 4ヶ月夫をほったらかした妻を悪妻と見るか、家に逆らえない夫を愚夫と見るか、または、そんな男と見抜けなかった女を笑ってしまうか。 しかし、大切なのは、けい子の「海」を頼りに生きていこうとする決意だろう。 この短編はドイツ語訳もされているようだ。 中川の班長が百姓で、中国の百姓に稲の刈り方を教える場面があるが、日本の良い所を植えるのだという呼びかけが、戦争への抵抗であったのだろう。 1938? 芹沢氏はこの当時、年に春と秋の2回も京都や奈良に旅したらしい。 1938? 芹沢氏は後に小説を志す人たちへという随筆を書いているが、その最初のようなものか。 1938? 健康であると小説など書けないで、運動で自己表現したくなると言うが、最後には、そうやって疲れて創作に障るのが勿体ないと作者らしい言葉になっている。 首飾りは夢の中で犬がくわえてきたのだが、それも亡くなった療友マリアンヌが犬を飼っていて、その犬がしていた首飾りだったらしい。 この死者が見せたような夢は、この世の不思議を教えてくれる物語の一つである。 作者が戦時中の支那(中国)に訪れた時に見聞した様子から創作したものだが、帰国後挨拶に行った軍部の長官に「実際に見聞きしたことを書けば命はない」と脅されて、軍人の行動には触れていない。 逆に軍に協力的にさえ見える文章のなかに、平和への想いを乗せているようだ。 ただ、あまりに観察者に徹した内容が、当地での悲しみを覗かせているようにも思える。 そして、子ども達の輝きに、その寺に劣らない理知を見つけ、この国の将来を楽しむ。 『草笛』のクールさから、より希望的な明るさを持った作品になっている。 2ヶ月の間に、自分を取り戻したのだろうか。 小学校教諭の大木玉雄は、応召を前にして同僚の夏目冬子に愛を打ち明けていく。 盲目になった男が、生まれ変わるように苦悩して、人生への新たな希望を見つけていくのだが、作者はそれが物語でなく、傷病兵のこころを動かす真実になってほしいと願ったのではないだろうか。 本編はその1とその2に別れて、その2では大木の親戚の娘を主人公にしている。 これは後に少女小説を書く走りになっているかもしれない。 そこにあるのは、後年誰もが考えた戦争という行為に対する思想や批判ではなく、肉親への愛情、友情、社会的責任感、目の当たりにする戦争そのものだけである。 登場人物達は、生命の危険に晒されたとき、神というか、それぞれの形で信仰を持つのだが、例えば大病を患ったことのある者なら誰しもが経験する感情であろう。 作品のテーマとしてはに近い。 まだ男女が差別されていた時代、女性の社会進出の難しさを描いているが、主人公に幼なじみを救わせようとする終わり方に、作者の若さを感じて微笑ましい。 のあとがきに「出世譜」のデッサンに「小さい希望」を書いたとあるが、内容から考えて本作の誤りではないかと思われる。 出世とは何か、幸福とは何か、人生とは何かを少女が悟るとき、この物語は終わりを迎えるのだろう。 タイトルが「僕が競馬官の頃」とも読めるように、この話は作者の経歴とほぼ同じである。 官吏というものがどういう職業であるか、その正義心から書いたのであろう。 挿話として出てくる遠距離恋愛の苦悩も作者自身のものと思われる。 随筆集の中に、同タイトルの随筆がある。 八重子に落ち度はない。 強いてあげるとすれば、男運がなかったというだけか。 ただこのまま和歌を樹蔭として精進する精神があれば、彼女はきっと幸せになれるだろう。 そして松田の家には、ひょんなことから同郷のつる子が同居するが、研究室の勝又教授の娘磯子は松田に思いを寄せていた。 あとがきで作者が愛と真実について書いたと言うとおり、作者の全てをぶつけたような登場人物たちである。 松田の貧しさ故に抱える苦悩は作者自身の辿ったものであり、若き哲学者の茂の考え方にも作者の理想がそのまま反映されているようだ。 愚かなつる子を一番愛して描いていることや、磯子を理想の女性的に描いていることなど、初期の作者自身を一番さらけ出して感じさせる作品である。 そういう作品であると自負するの直後に書かれた随筆らしい。 文末に今書いているとある長編2作とはとであろう。 職場にある教え子 1939? 教え子に恥ずかしくない作品()を書いたが、検閲を恐れた編集者に散々に削られた。 内容からして、タイトルは「職場」ではなく「戦場」ではないだろうか。 タイトルバックが金・銀のものは当館推薦作品です。 ぜひ一度お読みになってみてください。 初出順ですが、初出が不明なものは初刊本の日付を参考にしています。 各空欄はデータ不明です。 作品をお持ちの方からの貸出・提供をお待ちしています。 初出の『 』内は初出時のタイトルです。 (タイトルと違う場合のみ)• 第1期•

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「 ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない」はこの項目へされています。 テレビアニメについては「」をご覧ください。 ダイヤモンドは砕けない ジャンル サスペンス・ホラー 漫画:ジョジョの奇妙な冒険 Part4 ダイヤモンドは砕けない 作者 出版社 掲載誌 レーベル 発表期間 1992年20号 - 1995年51号 巻数 単行本 全19巻(29 - 47巻) 文庫版 全12巻(18 - 29巻) 話数 全174話 - 『 ジョジョの奇妙な冒険 Part4 ダイヤモンドは砕けない』(ジョジョのきみょうなぼうけん パート4 ダイヤモンドはくだけない、 JOJO'S BIZARRE ADVENTURE Part4 Diamond is Unbreakable)は、の作品『』のPart4(第4部)。 (幽波紋)シリーズ・第2弾。 ・に分類される。 単行本29巻 - 47巻( - )に収録。 『ダイヤモンドは砕けない』は後年に付けられた副題で、連載当時の副題は「 第4部 東方仗助」。 なお、文庫版で付けられた日本における英語表記は『 Diamond is not Crash』だったが、これは英語としては誤った表現であるため、後に発売されたゲーム版や画集やアニメ、実写版(後述)では『 Diamond is Unbreakable』へと変更された。 には、化が決定したことが報じられ 、4月から12月まで放送された。 には、本作単体での実写映画版が劇場公開された。 詳細はを参照。 制作背景 [ ] 作者によると、本作のテーマの1つは「街を描く、街を創る」ということ。 本来はPart3で『ジョジョ』を完結させて、次回作として隣の街にいそうな殺人鬼の話を新しく描く予定だったが、蜘蛛の巣を張って待ち構えているタイプのスタンドのアイデアが残っていたため、「街を舞台にして第4部をやろう」ということになった。 また作者自身が完結後に振り返ってみると、「第1部から第3部のひとつの流れから緩やかにつながって広がっていったのが第4部であり、第5部からはテーマ性が深化したため、初期の構想から考えると『ジョジョ』は第4部で終わっていたと言えるかもしれない」とも語られている。 読者やから「第4部になって敵が弱くなった」という意見が多く寄せられたという。 これに対して作者は「第4部は人の心の弱さがテーマ」「心に弱さをもった人が、その弱さを攻撃に向けることが真の怖さである」といった趣旨の反論をしている。 インフレ前提の「より強い敵が出てこないがどうなっているのか」という意見も寄せられたが、インフレを否定しその上で作ったラスボスがである。 本作の時代設定は連載当時からは未来に当たり、作者によると世紀末の不安と日常が描けるということで1999年という近い未来になった。 「ウソの(架空の)犯罪や事件も作れるような」世界観にしたかったと言い、「死後の世界にしようかな」とも考えたが馴染みがないため止めたと語られている。 担当編集者インタビューで、4部は「読者の年齢層は高め」「日本人の主人公で舞台も日本という身近な設定でもあり読者アンケートの結果は良かった」と語られている。 あらすじ [ ] がで を撃破してから10年以上の月日が流れた、。 のM県S市の 杜王町 ( もりおうちょう )に住む高校生の 広瀬康一 ( ひろせ こういち )の視点と語りで物語が語られる。 海洋冒険家となった承太郎は祖父の の遺産分配について調査した結果、彼の隠し子(承太郎にとっては年下の叔父)である高校生の ( ひがしかた じょうすけ )が杜王町に住んでいることを知る。 承太郎から父のことと、町に邪悪なスタンド使いが潜んでいることを聞かされた仗助は、邪悪なスタンド使いに殺害された祖父の意思を継ぎ、町を守るために自らが戦うことを決意する。 何者かが杜王町で意図的にスタンド使いを増やしていることを知った仗助と承太郎は、スタンド能力を覚醒させる 「弓と矢」を巡って激闘を繰り広げる。 仗助たちは戦いの末に「弓と矢」の回収に成功するが、杜王町には「弓と矢」によって覚醒したスタンド使いが多数存在しており、数々の奇妙な事件を経て彼らと邂逅する。 また、仗助は杜王町を訪れたジョセフと対面し、不器用ながらも親子の絆を深めていく。 康一は15年前に死亡して幽霊となった少女の 杉本鈴美と出会い、彼女を殺した殺人鬼が今もなお杜王町で快楽殺人を続けていることを知る。 また、スタンド使いの友人から犠牲者が出たことにより、殺人鬼もまたスタンド使いであることが判明する。 調査の末に仗助たちは ( きら よしかげ )のもとへたどり着き、追い詰める。 だが、吉良は他人のスタンド能力を利用して自分の顔とその場に居合わせた他人の顔を入れ替え、彼に成り済まして行方をくらませる。 他人の顔と生活を奪った吉良は殺人を続けるが、父の変化に不審感を抱いた小学生の 川尻早人は独自に調査を始め、本物が父は殺されて今の父は殺人鬼が成り済ました偽者であるという事実を知る。 早人の奮闘によって正体を暴かれた吉良は仗助と対決するも追いつめられ、最後は野次馬に包囲されて逃げ場を失ったところを救助に来た救急車に轢かれて死亡する。 吉良の魂は生死の境界へたどり着き、待ち構えていた鈴美の策に敗れて杜王町から追放される。 役目を終えた鈴美は仗助たちに見送られながら現世を去り、「弓と矢」がもたらした一連の脅威も去ったことから、承太郎とジョセフも仗助に見送られてアメリカへの帰国の途に就く。 ジョセフは、仗助ら杜王町の住人たちには悪に屈さない正義の心「黄金の精神」が宿っており、その精神は連綿と引き継がれていくことを確信する。 康一は、1999年の夏はほとんどの人々にとってはいつもと同じようにすぎていったと語り、第4部は閉幕する。 エピソード [ ] 収録状況はジャンプ・コミックスのもの。 47巻はPart4終盤とPart5冒頭を併録する。 巻数 タイトル 話名 29 東方仗助 登場するの巻 空条承太郎! 東方仗助に会う その1〜3 東方仗助! アンジェロに会う その1〜5 虹村兄弟 その1 30 虹村億泰・形兆の巻 虹村兄弟 その2〜10 31 広瀬康一(エコーズ)の巻 広瀬康一(エコーズ) その1〜5 間田敏和(サーフィス) その1〜5 32 山岸由花子は恋をするの巻 山岸由花子は恋をする その1〜9 33 イタリア料理を食べに行こうの巻 イタリア料理を食べに行こう その1〜4 レッド・ホット・チリ・ペッパー その1〜6 34 漫画家のうちへ遊びに行こうの巻 レッド・ホット・チリ・ペッパー その7〜8 やばいものを拾ったっス! その1〜3 漫画家のうちへ遊びに行こう その1〜4 35 岸辺露伴の冒険の巻 漫画家のうちへ遊びに行こう その5〜7 「狩り」に行こう! その1〜5 岸辺露伴の冒険 その1〜2 36 「重ちー」の収穫の巻 岸辺露伴の冒険 その3〜5 「重ちー」の収穫 その1〜7 37 吉良吉影は静かに暮らしたいの巻 吉良吉影は静かに暮らしたい その1〜5 杜王町の人々 山岸由花子はシンデレラに憧れる その1〜3 38 シアーハートアタックの巻 山岸由花子はシンデレラに憧れる その4〜6 シアーハートアタック その1〜6 39 父の涙の巻 シアーハートアタック その7〜11 アトム・ハート・ファーザー その1〜5 40 ジャンケン小僧がやって来る! の巻 吉良吉影の新しい事情 その1 ジャンケン小僧がやって来る! その1〜6 吉良吉影の新しい事情 その2 ぼくは宇宙人 その1〜2 41 ハイウェイ・スターの巻 ぼくは宇宙人 その3〜6 ハイウェイ・スター その1〜6 42 猫は吉良吉影が好きの巻 ハイウェイ・スター その7〜8 猫は吉良吉影が好き その1〜6 鉄塔に住もう その1 43 エニグマは謎だ! の巻 鉄塔に住もう その2〜6 エニグマの少年 その1〜4 44 ぼくのパパはパパじゃないの巻 エニグマの少年 その5〜6 ぼくのパパはパパじゃない その1〜2 チープ・トリック その1〜6 45 アナザーワン バイツァ・ダストの巻 アナザーワン バイツァ・ダスト その1〜10 46 クレイジー・Dは砕けないの巻 クレイジー・Dは砕けない その1〜9 47 さよなら杜王町 -黄金の心の巻 思い出させてあげる 町の守護聖霊 さよなら杜王町 - 黄金の心 登場人物 [ ] スタンドのパラメーターは『JOJO A-GO! 』より。 1人しか記載がない場合はテレビアニメ版のものとする。 なお、テレビアニメ版以降に発表されたゲーム作品では、テレビアニメ版に準じたキャストが起用されている。 の項は実写映画版における俳優。 身長180cm。 第4部のJOJO。 ジョセフの隠し子で、血縁上は承太郎の叔父。 スタンドは触れたものを直す「 クレイジー・ダイヤモンド」。 『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズを象徴する主人公の愛称は「ジョジョ」だが、仗助に対しては序盤で一度用いられただけである。 『オールスターバトル』以降の北米版では第八部の東方 定助との区別のため"Josuke Higashikata 4"と表記されるほか、スタンド名も"Shining Diamond"(シャイニング・ダイヤモンド)と改名されている。 で配信されているテレビアニメの北米版でも、スタンド名は同様の変更である。 今作の。 生まれ。。 設定上の身長は157cmだが、デフォルメされてもっと低く描かれている。 両親と姉との4人暮らしで老犬ポリスを飼っている。 当初は一般人だったが、虹村形兆に「矢」で射抜かれスタンド使いとなる。 最初は頼りない性格だったが、自分で窮地を乗り越えていく度に人間的に成長していき(その都度、髪が逆立つ)、仗助たちから強く信頼されるようになる。 特に承太郎からの信頼は厚い。 一癖ある人物からも好かれる性質で、露伴は彼を親友と言い、山岸由花子は異常に彼を愛し、敵として交戦経験もあった小林玉美や間田敏和からも親しくされている。 当初は由花子の強引な求愛に引き気味であったが、和解を申し出たのち、辻彩によるスタンドメイク術を経て彼女に想いを寄せ、両想いとなり成就する。 Parte5『』の序盤にも登場しジョルノと接触、共闘した。 そのため用ゲーム『』に登場予定だったが事情により未登場となった。 名字の由来は、を流れる河川「」。 エコーズ 虹村形兆に「矢」で射抜かれたことで発現したスタンド。 当初卵の状態で出現し、玉美との戦いで殻を破って誕生した。 康一の精神的成長に合わせて脱皮するように進化していく。 進化直後は進化前の能力を使用できず狼狽する場面もあったが、後にエコーズの各形態を用途に応じて任意で切り替えて使い分けることができるようになった。 スタンド名の由来はイギリスのバンド の楽曲「 」。 『オールスターバトル』以降およびテレビアニメの北米版では、"Reverb"(リバーブ)と改名されている。 射程は50m程度。 パワー、スピードはほとんど無いが、物体に文字(擬音)を貼り付け、その音を繰り返し響かせる能力を持つ。 物理的攻撃力はないが、騒音を継続して聞かせるなどして精神にダメージを与えることはできる。 また、康一の気持ちを文章にしたモノを相手に貼り付ければ、相手の心に直に想いを強く訴えることができる。 ただし、異常なほど思い込みの激しい人間には通用しない。 射程距離が長いので、偵察に使われたりもする。 デザインのイメージはの幼生。 射程はACT1と変わらない。 ACT1よりスピードが格段に上昇し、尻尾を切り離して変形させたしっぽ文字に触れた者に文字に応じた擬音の効果を体感させる能力を持つ。 文字はACT1同様物体に貼り付けることも可能。 ただし、しっぽが変形したものであるため、破壊されると本体にダメージが及ぶ。 ゲーム『アイズオブヘブン』では、「ドラララ」を張り付けることでクレイジーダイヤモンドのラッシュを再現している。 デザインのイメージは立ち上がった。 自意識を持ち会話も可能であり、康一には従順で丁寧な言葉使いだが口汚く、「S・H・I・T(エス・エイチ・アイ・ティー)」が口癖。 射程は短く5m程度だが、その分身体的強度とパワーが増し肉弾戦が可能となった。 殴った物質を重くする「3 FREEZE(スリー・フリーズ)」の能力を持つ。 重さは康一が対象に近づけば近づくほど重くなり、30cmくらいまで接近すればスタンドさえも地面にめり込みほとんど動けなくなるほど重くできるが、一度に一つの物しか重くできず、射程距離外に出てしまうと重さが消えるどころか能力自体が解除されてしまう。 身長178cm。。 各部に貨幣に関するマークが入り、右肩に「億」、左肩に「BILLION」と書かれた学ランを着ている。 ぶどうヶ丘高校の一年生で、仗助と康一とは在籍クラスが違う。 単純で直情的だが気のよい人物。 頭が良くないことをたびたび指摘されており、深い思考は不得手。 いつも兄頼りだったために決断も苦手。 女の子に縁がないらしく、康一と由花子の関係に嫉妬して泣いて悔しがる場面がある。 強面な容姿に似合わず、なかなかにおぼっちゃん育ちでグルメ。 甘党であり、辛いものは苦手。 物語序盤は敵スタンド使いとして登場。 死ねない怪物と化した父を死なせてやろうと「弓と矢」で「父親を殺せるスタンド使い」を産み出そうとする兄・形兆の手助けのために仗助と戦った。 しかし彼に助けられ、また形兆に、父親を治すスタンドを探すのなら手伝ってもいいと言ったことを物陰で聞いたことにより改心し、それ以降は仗助の親友となる。 レッド・ホット・チリ・ペッパーに兄を殺害された後、捜索の末に本体の音石明を見つけ出し仇を討つことに成功。 その後も仗助らと行動を共にする。 吉良吉影との決戦では、猫草の「空気弾」による爆撃で重傷を負い、心肺停止状態に陥るが、クレイジー・ダイヤモンドによる修復と、夢の中で邂逅した兄・形兆から「自分の行き先は自分で決めろ」と諭され「杜王町に戻る」と決断したことで戦線に復帰した。 作者によると、「虹村」という名前は漢和辞典を取り出しながら「虹がいいなあ」と考えて決めたという。 削られた空間は自然に閉じ、空間ごと削り取られた対象物がどこに行くのかは億泰自身にも分からず、クレイジー・ダイヤモンドの修復能力でも戻すことはできない。 対象の強度・硬度にかかわらず、当てることさえできればあらゆる物を削り取れる驚異的な能力を持つため、仗助や形兆など複数の人物から「恐ろしいスタンド」と評されている。 空間ごと削り取るには、右手で弧を描くような軌道で大振りする必要があるため、接近戦を得意とするスタンドやスピードが速いスタンドには直接当てることは難しく、劇中でも戦闘中に敵自体を削り取ったことは一度もなかった。 レッド・ホット・チリ・ペッパーにも「スローすぎる」とこの欠点を指摘された。 だが直接削り取る以外にも能力の応用として、自分と対象の間の空間を削り取り、その空間が閉じる力を利用して、弧を描いた方向へ自身を瞬間移動させたり、弧を描いた軌道上の対象物を自身の方へと引き寄せることが可能で、これを用いることにより多彩な行動や味方の戦闘のサポートが行える。 レッド・ホット・チリ・ペッパー戦では、この能力で自身を瞬間移動させて戦い相手を翻弄し、仗助と吉良吉影の決戦の最終局面では、追い詰められたキラークイーンが腹部のシャッターを閉めていない隙を突いて、この能力で猫草を引き寄せ奪い取るという活躍をみせた。 スタンド名の由来はのバンド「 」。 虹村形兆によりスタンド能力に覚醒する。 スタンド能力で対象を本へと変え、情報を閲覧したり書き込んだりもできるスタンド「 ヘブンズ・ドアー( 天国への扉)」を操る。 1983年の杉本家殺人事件の生き残り。 11歳。 登場時点では両親の盗撮や盗聴が趣味の暗い性格の少年だったが、父親が別人と分かり得体の知れない恐怖と危機感を抱くようになってからは、感情表現豊かな子供となった。 母いわく「何を考えてるか分からない子」だが、本人いわく「本当に自分は両親から求められて生まれた子なのか?」と両親の愛が欲しかったゆえ、考えた末に「記録と観察」という結論で盗撮に走った模様。 盗撮する中で吉良吉影が成り済ました父の不審な行動に疑念を抱き、猫草の一件で今の父は殺人鬼が成り替わった偽者であると確信に変わったことから吉良と戦おうと決心し、スタンド能力を持たない一般人でありながら、仗助たちと共に最終決戦で吉良を追いつめた。 前述の確信を得たことから吉良に一度殺害されるが、バイツァ・ダストが時間を巻き戻したことで生きていることになる。 吉良に恐怖しつつも、母を守るために意志の強さと度胸を見せるようになっていく。 バイツァ・ダストを解除すべく具体的な策に賭けたり、仗助と吉良の最終決戦でも、捨て身で爆弾に変えられた億泰に触って第一の爆弾を解除するなど、共闘した仗助を驚愕させるほどの行動力を示し、吉良撃破に貢献する。 父とは決して仲が良いわけではなかったが、吉良(浩作)の死亡後はいつまでも夫を待ち続ける母の姿に心を打たれ、自分も父を一緒に待ち続けると涙した。 杜王町生まれ。 160。 仗助の最初の敵。 「いい気になっている奴」を破滅させることが生き甲斐。 12歳の時にとを犯し、投獄。 それからも罪を犯し続け、青春の大半を獄中で過ごしてきた。 1994年3月に少年3人を強姦殺人して死刑判決を受けていたが、虹村形兆に「矢」で射抜かれてスタンド使いとなり、スタンド能力でを生き延びて脱獄した。 であるらしく、少年少女どちらも強姦の被害に遭う描写がなされた。 その後、杜王町でスタンドを一般市民に取り付かせ、犯罪を楽しんでいたところ、仗助に邪魔されて彼を逆恨みする。 仗助の母に取り付こうとして失敗し、スタンドを小瓶の中に閉じ込められてしまうが、そこでかつて自分を逮捕した仗助の祖父を偶然発見し、仗助の目を盗んで私怨により殺害する。 葬式の3日後、雨の日を狙って仗助と承太郎に襲い掛かるが、仗助の機転により再度スタンドを捕らえられ、本体の居場所が暴かれる。 「俺を殺したらお前も殺人犯だぜ」と汚い命乞いで煽るが、「供養しろ」と一蹴され、岩に埋め込まれる。 スタンド能力を得た経緯を白状した後、悪あがきを図ったが、仗助のさらなる怒りを買い、より念入りに融合させられ、「アンジェロ岩」と呼ばれる杜王町の観光名所と化す。 通称の由来はアメリカの作曲家「 アンジェロ・バダラメンティ」。 水蒸気にも同化できる。 簡単なものになら姿を変えることもできる。 人型で全身には無数の目がある。 人間に取り憑いて操ることもできる。 物質同化タイプのスタンドなので自由に消すことができず、閉じ込められてもガラスを破るパワーもないという弱点がある。 18歳。 億泰とは対照的に冷静沈着で判断力と行動力に長け、非常に几帳面な性格。 杜王町で「弓と矢」を使ってスタンド使いを増やしていた者の1人。 「弓と矢」の性質上、スタンドの素質のない者を何人も殺害してきた。 その目的は、DIOの肉の芽の暴走により死ねない化け物になってしまった父を「普通に死なせてやる」ことのできる能力者を探すこと。 幼い自分たちに暴力を振るい、金銭目的で悪事に加担していた父に複雑な感情を抱いてはいるが、それでも肉親としての情から怪物と化した父の姿を見るに堪えず、父に死を与えるためならば手段を選ばない決意を固めている。 仗助に倒された億泰に重傷を負わせ、自身はスタンドで仗助を迎え打つが、ミサイルをクレイジー・ダイヤモンドで再生されて撃ち返されたことで敗北し、父の家族を想う気持ちを仗助に知らされた直後、レッド・ホット・チリ・ペッパーの攻撃から億泰を庇い、感電死する。 後に吉良吉影との戦いで重傷を負った億泰の夢の中に現れ、彼自身に進むべき道を決断させ、戦線へ復帰させた。 自分で調べた情報から、承太郎がDIOを殺したことがきっかけで父が変貌したことは知っているが、承太郎に対して言及するシーンはなく、父の病も「DIOに魂を売って悪行を行っていたゆえの自業自得」と割り切っている。 実写映画版では、上記の場面でレッド・ホット・チリ・ペッパーが登場せずにシアーハートアタックが登場するうえ、形兆の死体は爆破されて跡形も残らないという展開に改変されている。 他にもや、康一のスタンドを覚醒させるためにけしかけたがいる。 群体のスタンドであるため、数体倒されたところで本体には影響はほとんどない。 軍隊の武器のサイズは小さいが威力は本物であり、数体の同時攻撃やミサイルでの攻撃は高い殺傷力を誇る。 スタンド名の由来はイギリスのバンド「 」。 作者は「『』のフィギュアなどからの発想」と語っている。 テレビアニメの北米版では、"Worse Company"(ワース・カンパニー)と改名されている。 実写映画版では、迷彩柄を作者が描き下ろしている。 身長153cm(初登場時は長身で6頭身以上あったが、回を追うごとにだんだん身長が縮み、顔もデフォルメ化されていった。 テレビアニメでは最初から身長が低く、顔もややデフォルメ気味に描写されている)。。 20歳。 口の左に十字型の傷がある。 虹村形兆によりスタンド使いになった。 能力を悪用して康一とその家族をゆすって破滅させようとしたが、康一のスタンド「エコーズ」に倒されて改心、以後は一方的に彼の舎弟になる。 その後はゆすり屋を辞め、金融業者の取立人となる。 味方にはなったものの、活躍は間田に関する情報を提供したのみで、実戦には一切参加していない。 間田編では、偽仗助に攻撃されて入院する。 後にスタンド能力を買われて仗助と露伴のチンチロリン勝負に取立人として立ち会ったり、吉良の事件が終結した後は他のスタンド使いたちと共に杉本鈴美が成仏する様子を見届けた。 後に、数コマだが『』にも登場している。 本体の周囲で罪悪感を感じた人間から出現し、対象の持つ罪悪感に応じて大きくなり、心身に重圧を与える。 複数の相手に同時に取り付けることも可能。 精神作用から、相手の自殺を誘発することさえあるという。 罪悪感を持たない相手には効果がなく、錠を取り付けられた場合でもその素である罪悪感が無くなれば解除される。 ゲームなどのルールを、契約した「約束」として守らせるために能力を使うこともでき、仗助と露伴のチンチロリン勝負では取立人として呼び出され、二人の勝負に立ち会った。 身長165cm。。 虹村形兆によりスタンド使いとなった。 かなり卑屈で陰険な性格。 テニス部でマンガ好き。 同級生の順子に片思いしている。 些細な喧嘩で友人の眼をスタンド能力で抉りとるなど残忍で冷酷でもある。 承太郎を町から追い出そうと画策し、最終的には殺害しようとするが、仗助に出し抜かれ、敗北して入院する。 仗助たちに「スタンド使いは無意識のうちにひかれ合う」という物語の重要なキーワードを話した。 最初は頭身が高く、男らしい顔つきで描写されていたが、やがて顔もデフォルメされ、身長も康一と同じ程度にまで縮んで描写されている。 康一のことを気に入り、同じ漫画好きという共通点で一方的に友人として接している。 岸辺露伴の大ファン。 ヘブンズドアーで本にされても、露伴に読まれるなら本望と思っていたが、康一は露伴から高評価だったのに対し、敏和は「最低」「読者が喜ぶハズがない」と酷評され、嘆く。 吉良の事件が終結した後は他のスタンド使いたちと共に杉本鈴美が成仏する様子を見届けた。 自律型スタンドで性格までコピーされるため、大雑把な命令には従うが本体の間田に忠実というわけではない。 コピーした本体との見分け方は、サーフィスの方の額についている+型のネジ。 実体化しており、普通の人にも見える。 コピーされた相手はサーフィスと向き合うと、鏡に映ったように同じ動作しか取れなくなる。 また向き合うと言ってもお互いを認識する必要はなく、サーフィスがコピー元の姿を視認していればいい。 また動作させる部位はある程度サーフィスが指定可能であり、サーフィスの支配下にあっても一寸も違わぬような動作をするわけではない。 外見が変わっても木製なのは変わらないため衝撃により破損することがあり、パーツが千切れるとその部分の変身は強制解除される。 あくまでデッサン人形に憑依するタイプのスタンドで、人形にダメージを与えても本体である間田にダメージは反映されない。 また、クレイジー・ダイヤモンドほどではないが、パワーもスピードも共に高い。 スタンド名の由来はアメリカのバンド「 」。 作者は「漫画『』ののイメージかもしれない」と語っており 、作中でサーフィス自身も自分の能力に関してそのことに言及している。 テレビアニメの北米版では、"Show Off"(ショウ・オフ)と改名されている。 高校1年生。 身長167cm。。 腰まである長い髪が特徴。 高校では億泰と同じクラス。 虹村形兆によりスタンド使いとなった。 普段はクールで素っ気無い態度だが、非常に身勝手でキレやすく、思い込みの激しい性格。 康一に一目ぼれし、喫茶店に呼び出して告白する。 その愛情が一途過ぎるためストーカー紛いのアプローチを開始し、康一に関わる女生徒を殺そうとするなど、行動はエスカレートしていく。 康一を自分好みに教育しようと別荘に軟禁するが、求愛を拒否されたことに逆上して暴走する。 結果として康一とエコーズが成長するきっかけとなり、頭髪が真っ白になるほどのダメージを受けながらも抵抗するが、敵でさえ気にかける彼の優しさに触れ、完敗してもなお康一を愛し続ける。 辻彩の介入の後、やがて両想いとなった。 料理の腕は抜群で、康一は監禁されている間も由花子の作る料理だけは本心から喜んで食べていた。 テレビアニメ版では、第7話の間田戦の中盤で仗助と康一が間田を追跡する場面でワンシーンであるが先行登場している。 『アイズオブヘブン』では康一に危害を加える者に容赦ない一面が強調されており、第5部の主人公には、康一のカバンを盗んだと聞いては彼に因縁をつけていた。 縛りつけたり締め上げたりする単純な攻撃から、標的の頭皮に「ラブ・デラックス」の一部を植え込むことにより、頭皮から強引に引き回して歩行を阻害したり、その応用で行動範囲に制限を加えるなど幅広く応用が利く。 また、頭髪は巨大な別荘を覆い尽くすほどに伸ばせる。 『アイズオブヘブン』では、エコーズAct. 3の能力で重くされた相手を持ち上げるなどしている。 スタンド名の由来はイギリスのバンド のアルバム「 ラヴ・デラックス」。 『アイズオブヘブン』およびテレビアニメの北米版では、"Love Extra"(ラブ・エクストラ)と改名されている。 「自分の作った料理でお客様に快適になってもらうこと」を望み、それに情熱のすべてをかける。 年は若いが、料理人としての腕前は億泰の舌を唸らせ、「天使のような料理人」とまで言わせるほど。 自分の理想とする料理を求めて世界中を旅していた当時、スタンド能力に気づいたと語っている。 故郷ではまだ若いという理由で自分の店を出すことを認められず、日本でなら実力さえあれば年齢に関係なくチャンスが得られると考えて来日し、新鮮で美味しい食材が手に入るという理由から杜王町に出店した。 店の仕事はすべて単独でやっており、料理を運ぶの仕事もこなさなければならないため、テーブルの数はわずか2つという小さな店である。 しかしながら、料理の才能は超一流であるのはもちろん、手のひらを見ただけで相手の体調を完璧に見抜くという特殊能力を持っており、それぞれの客の体調に合わせた健康に良い料理を出すことをポリシーとしている。 そのため、店に決まった形のメニューはない。 料理はどれも基本的にはイタリアの伝統的な家庭料理をベースとしている。 基本的には善人だが、店の衛生管理には非常に気を使っており、手を洗わないまま厨房に踏み入った者に激怒し、包丁を投げ付けるという神経質な一面を持つ。 料理を食べる度に億泰が常軌を逸したリアクションをとったことから、敵スタンド使いとの連戦で疑心暗鬼気味になっていた仗助から敵ではないかと誤解されたが、結局は誤解が解けて戦わずに終わり、逆に厨房に勝手に入った仗助を罰として掃除係としてこき使った。 2013年に発表された『』にも登場するが、来日した理由や杜王町に出店した理由が本編や小説とは異なり、重病の恋人の治療に必要な食材が杜王町にあり、それを手に入れるために来日したことになっている。 2011年に刊行された小説版『』では、主要登場人物のひとりであるマッシモ・ヴォルペの実兄という設定となっている。 本名は アントニーオ・ヴォルペ。 イタリアの没落した貴族ヴォルぺ家の後継者であったが、金持ちに媚びながらも陰では罵倒するような父親に失望し、自分の夢であった料理人を目指そうとするも、それを認めない父親から勘当され、家を出たとされている。 2007年に刊行された小説版『』では本人は登場しないが、「トラサルディー」の料理を食べると病気が治るらしいと評判になっており、作中の登場人物がこの店で料理を食べ体調を回復したことが語られている。 テレビアニメの北米版では、"Tonio Trendy"(トニオ・トレンディー)と改名されている。 顔と腕のあるプチトマトのような姿をしており、複数いる。 治し方は症状にもよるが、目から涙が滝のように流れて睡眠不足が解消されたり、虫歯が凄まじい勢いで抜けた後に新しい歯が猛スピードで生えてきたりするなど、常軌を逸したリアクションが起こる。 ただし、治せる不調には限度があり、一定以上の重病には効果を発揮しない。 本体が善人ということもあって、基本的に無害なスタンドである。 なお、客に対しては治る理由を「食材に含まれる栄養素の効能」と説明しており、身体に不調の無い者が同じ料理を食べてもリアクションは起きない。 治癒能力は基礎となる食材に大きく左右され、トニオの調理技術と食材と相成ってはじめてその力が発揮される。 スタンド名の由来はアメリカのバンド「 」。 『オールスターバトル』以降の北米版では"Opal Jam"(オパール・ジャム)、テレビアニメの北米版では"Pole Jam"(ポール・ジャム)と改名されている。 19歳。 ができる。 自信家でお調子者のように見えるが、仗助や承太郎らと渡り合うために力を蓄えてから彼らの前に姿を現したり、相手の実力を見極めて反省すると即座にその戦いに適応するなど、戦いの駆け引きに関しては優れた能力を持つ。 虹村形兆によりスタンド使いとなる。 強力に成長したスタンドで形兆を殺して「弓と矢」を奪い、以降はスタンドによる窃盗などを繰り返しながら力を蓄えていた。 形兆を口封じしたため、億泰と仗助は正体を探していた。 その後、仗助らの前に姿を現し、探知能力持ちのジョセフの存在を知って彼を殺そうとしたところ、億泰と仗助に阻まれる。 億泰には勝利し、仗助をも圧倒するが、スタンドを海に落とされて電気が散り敗北する。 力尽きたと思いきや、仗助たちの目を盗んでジョセフの乗った船まで泳いで乗り込み、船員に扮してジョセフに近づき殺そうとした間際、腹を括った億泰に殴り倒され、今度こそ敗北した。 弓と矢は承太郎とSPW財団に回収される。 スタンドを悪用した5億円相当ので逮捕され、懲役3年の刑に科せられる。 形兆殺しはスタンドで物証がないためで立件できなかったが、承太郎と億泰には「今度スタンドで悪事をしたら、確実に息の根をとめてやる」と念押しされた。 その後、盗んだ矢で2匹のネズミを射たことを自白し、仗助と承太郎が駆除に赴く事態となった。 後に、数コマだが『』にも登場している。 『オールスターバトル』では、康一に仲良くしようと歩み寄ったり露伴にかなり真剣にサインを求めるなど、作中でほぼ描かれなかった一面を見せた。 像は人型の。 電気があるところならどこにでも移動可能であり、普段はコンセントや電線の中を移動する。 他の物体を電気と同化させて電線の中に引っ張り込むこともできる。 遠隔操作型のスタンドだが、電気を吸収すればするほど強くなる特性を持つため、電気さえあれば遠距離でも近距離パワー型に匹敵するパワーと精密動作性を誇る。 特にスピードは、電気と同化しているために光速に近い。 弱点はスタンドが電気と一体になっていることで、電気が失われるとパワーダウンにとどまらずスタンド自体が消滅(=本体の死)してしまう危険性がある。 スタンドが顕現している状態では常に電気を消費し続けているため、長く活動するにはそれだけ大量の電気が必要となる。 また、電気抵抗の影響も直に受けるため、ゴムなどの絶縁体内では電気の補給も通過もできず、逆に導体である海に転落すれば短時間で拡散してしまう。 舞台となった杜王町では、町一帯の電力を全て吸い上げることでクレイジー・ダイヤモンドを遥かに超えるスピードとパワーを発揮できるが、それを行なうとしばらく町が停電に陥りバッテリーなどの弱い電力でしか活動できなくなるため、最後の切り札としていた。 実際の最大のパワーはどの位であるかは不明である。 スタンド名の由来はアメリカのバンド「 」。 デザインは漫画『』の頭突きの強い恐竜()と漫画『』のの影響を受けている。 『オールスターバトル』以降およびテレビアニメの北米版では、前半部分が省略され"Chili Pepper"(チリ・ペッパー)と改名されている。 当初はストレスから生じた無意識のスタンドの暴走であらゆる物を透明にして騒ぎを起こしたが、結果的に静の存在が仗助とジョセフのわだかまりを解消するきっかけとなった。 その後、ジョセフにだけは心を開き、彼のそばにいる間は能力を発動しなくなったが、ジョセフから離れたりカメラのフラッシュなどでショックを受けると、すぐに周囲を透明にしてしまう。 常にサングラスをかけているため、はっきりとした素顔は描写されていない。 また、最後まで母親と素性は分からず、ジョセフの養女となる。 静・ジョースターはファンブックで初めて明らかとなった名前であり、出生名は不明。 テレビアニメ版では透明の赤ちゃんとクレジットされ、最終話でのみ静・ジョースターとクレジットされた。 他のスタンドを透明化させることはできない。 当初は本体自身を透明化しているだけであったが、ストレスによりスタンド能力が強く発現するようになると、本体を中心として球状に一定距離内のものを無差別に透明化するようになる。 一度範囲内に入って透明になったものは、範囲を出ても能力が解除されない限り透明のままである。 見えなくなるだけで特に害はなく、手で触れたり臭いを嗅ぐことはできる。 スタンド名の由来はのアルバム「 」。 ネズミ(虫喰い、虫喰いでない ) 声 - なし 杜王町に生息する2匹の。 音石明に「矢」で射抜かれ、スタンド使いとなる。 承太郎を襲った個体は耳たぶが虫喰い状にちぎれているため、承太郎が「虫喰い」という通称を名付けた。 普通のネズミを凌駕する高度な知能をスタンド能力と合わせ、同種のネズミや人間を襲っていた。 音石の自白からその存在を知った承太郎と仗助が狩りに乗り出す。 身体能力自体は普通のネズミと同様であり、高速で放たれたパチンコ玉や銃弾が直撃すれば一溜まりもなく、「虫喰いでない」は仗助の放ったパチンコ玉で仕留められたが、さらに奸智に長けた「虫喰い」は仗助と承太郎を苦戦させる。 仗助と承太郎の仕掛けた罠を逆に利用したり、を用いたりして彼らを手玉にとり承太郎を戦闘不能にするが、仗助の放った1発目の銃弾が外れたことに油断し、岩陰から顔を出したところを2発目の銃弾で仕留められた。 通常は一つ眼の怪物のような形態で、眼の部分がになっている。 詳細は不明だが、溶かしたものをのように固めることもできる模様。 毒針自体の威力はさほどではなく、金属製のフライパンや岩など、ある程度硬いものは溶かしつつも跳ね返された。 また、スタープラチナのようなスピードと精密性に優れるスタンドならば容易に針を掴んで止めることができるが、針に触っただけで毒が回ってしまうため、実質的には避けるしかない。 針は通常時は単発発射だが、3発までなら連続発射できる。 この毒で溶かされた生物はすぐ死ぬわけではなく、原形を止めないほどに溶かされて形を変えられていても、頭などの重要な部分が原形を保っていれば生きていることが多い。 そのため、息さえあればクレイジー・ダイヤモンドで元の溶かされる前の姿に戻せる。 本体が別々に存在するが、2匹とも同じデザイン・同じ能力の珍しいスタンドである。 スタンド名の由来はアメリカのバンド「 」。 あだ名は「 重ちー」。 体重110kg。 実年齢より精神年齢は幼く、口癖は「〜だど」「ししっ」「理解不能」。 頭に無数のトゲが生えたような髪型。 家で飼っている亀の名は「ゴン太」。 自らのスタンドを使い、町中に落ちている小銭を集めている。 欲深な守銭奴だが、仗助いわく「どこかほっとけない」人物。 心の底では杜王町と両親を一心に想い愛している。 「サンジェルマン 」のテリヤキチキンサンドが好物。 当初は仗助と億泰から「小遣い稼ぎ」に利用され、3人で手に入れたの賞金を独占しようとして一悶着起こしたが、結局は自分だけでは宝くじを手に入れられなかったことを悟って改心し、その賞金は平等に三等分した。 その後は仗助と億泰と友人になる。 吉良吉影と遭遇した際に「手首」を見てしまう。 秘密を知られた吉良と交戦するが、キラー・クイーンに敗れ、爆殺される。 死の間際に吉良の服のボタンを手に入れ、スタンドに運ばせることで仗助たちに手がかりを残した。 彼の魂は昇天しながら崩れ去り、その際の叫びは仗助や億泰をはじめとするスタンド使いたちにも届き、彼らを鈴美の元に集結させ、町に長年潜む連続殺人鬼(吉良吉影)の危険性を知ることになった。 死の当日も重ちーと親しくしていた仗助や億泰の受けた衝撃は大きく、率先して吉良を探し出すきっかけを作った。 爆破によって遺体すら残らず、社会的には行方不明者となっている。 苗字の「矢安宮」はカナダの歌手に由来する。 仗助と並び、作者の一番のお気に入りキャラクターであり、『ジョジョ』シリーズ通して一番好きなキャラクターと評している。 また、物語を盛り上げるためとはいえ死なせたことに苦悩し、何度も復活させたいと思っていたと語っている。 物を集めることを得意とする。 破壊力自体は低いものの、相手の皮膚を「集める」能力で削り取ることは可能であるうえ、眼球や頸動脈といった急所をピンポイントで狙えるため、高い殺傷力を発揮する。 眉間から注射針のような器官を出し、酒など集めた液体を相手の身体に直接注入できる。 バケツリレーのように重ちー自身を運ばせることで素早い移動も可能であるうえ、悪路走破能力も高く、ビルを垂直に登ることもできる。 遠隔操作が可能で、射程距離については「迷子になるから杜王町の外には出ないようにしている」とのこと。 非常に数が多い群体型スタンドであるため、スタンドを攻撃しても数匹潰した程度では本体へのダメージにならず、1体がかなり小さいのでそもそも攻撃することが困難。 それでいて急所を狙えば人間に致命傷を与えられる程度の攻撃力を持ち、酒類などを利用すれば致命傷を与えるまでも無く戦闘能力を奪うこともできる。 精密動作性は「E」と評価されているが、先述の酒を血管に注射する際、目の前の相手に気づかれないよう1匹を死角から回り込ませていることから、少なくても目に見える範囲であれば1体ずつにバラバラの命令を与えられる模様。 このスタンドの特性と「集める」能力を駆使したトリッキーな戦闘スタイルは、仗助と億泰の2人がかりでも奇策で降参させるのがやっとなほど強力で、仗助からは「ハーヴェストに勝てるやつがいるとは考えられない」と高評されている。 作者自身もとの対談において、重ちー(ハーヴェスト)は最強ではないかという西尾の質問に対し、肯定している。 スタンド名の由来はニール・ヤングのアルバム「 ハーヴェスト」。 世界各国のエステティシャンコンクールで優勝した実力派で「魔法使い」を自称する。 ため息をつきながら喋る口調が特徴。 幼い頃から童話『』に登場する魔法使いに憧れ、エステティシャンとなった。 「愛と出遭うためのメイク」と称し、スタンド能力でエステを行っていた。 康一を振り向かせたい由花子の願いを聞き入れ協力するが、顔を維持するための条件を守らなかったために顔が崩れて逆恨みしてきた彼女に「無数の顔の中から自分の顔を見つけ出す」という選択を迫る。 実はその中に正解はなかったが、康一の自身の犠牲を一切厭わない優しさを目の当たりにして心を打たれ、由花子の顔を元に戻した。 その後、逃走中だった吉良吉影に、川尻浩作の顔と右手の指紋を無理矢理移植させられた後、口封じに殺される。 駆け付けた仗助たちに吉良の新しい顔を伝えようとするも、間に合わず爆殺された。 遺体も残らなかったため社会的には行方不明者となる。 テレビアニメでは原作の掲載順とアニメでの放送順が異なる関係上、鈴美の元にスタンド使いが集結する場面にも登場しており、その時点では自分の店に来るとは思っていない旨の発言をする描写が挿れられた。 身体の部分をのようにイメージ変換し、人相や運勢を固定する。 30分以上固定し続けるためには、スタンドの口紅を30分ごとに塗らなければならず、それを怠ると固定された部分がドロドロに崩れてしまう。 ただし、由花子に最終的に固定したメイクはその後はそのまま保たれており、川尻になりすました吉良も彩の死亡後にその身体が崩れることはなかった。 スタンド名の由来はアメリカのバンド「 」。 息子を溺愛し、異常な性癖を理解している唯一の人物。 かつて、エジプトでエンヤ婆から素養のある人間をスタンド使いに覚醒させる「弓と矢」を譲り受け、その時点でスタンド能力を手にした。 吉影が21歳の時に癌により死亡するが、幽霊となってからもスタンド能力で現世に残り息子を護り続けている。 写真の中から、着ている寝間着から綻びさせた毛糸を巧みに操り、物体を取ったり移動したりできる。 吉影に対しては慈愛に満ちた態度で接する一方、吉影に害を成す相手に対しては一転して攻撃的な本性をさらけ出し、徹底的に排除しようとする。 吉良家を調査に来た仗助たちにスタンド能力を用いて襲いかかるが、スタンド能力の弱点を見抜いた承太郎に無力化され、一度は捕われる。 だが話術と奇策で億泰と康一を出し抜き「矢」を奪って逃走する。 その後は「矢」を用いて、吉影を支援して仗助たちを倒すためのスタンド使い(大柳賢、支倉未起隆、噴上裕也、猫草、宮本輝之輔、乙雅三)を作り、また鋼田一豊大を唆して味方につける。 仗助と吉影の最終決戦では、早人のポケットに隠れて携帯電話で吉影を援護していたが、それを仗助に気づかれて空気弾を誘導され、吉影の誤爆で写真ごと完全に消滅した。 写真の中で起きたことは隔離された空間の中にも作用する。 写真と同じ空間にいる人間はその枠内から出られず、枠の外からの干渉もできない(干渉しようとすると、枠の外から中をすり抜けて反対側へ移動する)。 「写真の中」へは一切干渉できず、写真自体に攻撃してもそのダメージは写っている人間にそのまま返ってくるため、「写真の中」からの攻撃を防ぐ手段はない。 ただし、影響を及ぼせる写真は本体が最後に写った1枚のみなので、新たに写真を撮り直せばリセットされる。 半ば「写真の中」と一体化しており、このスタンドの影響下にある写真を吉廣ごと撮影すれば、その空間がくり抜かれたようになる。 この能力で仗助と承太郎を殺そうとするが、承太郎に能力の弱点を見抜かれ無力化された。 吉廣のセリフによると生前は写真に入り込む能力だったらしく、幽霊となった現在も感光された後の写真の中に自身や物体を出し入れできる。 スタンド名の由来はのアルバム「 アトム・ハート・マザー」(邦題「」)。 『オールスターバトル』以降およびテレビアニメの北米版では、前半部分が省略され"Heart Father"(ハート・ファーザー)と改名されている。 年齢11歳の小学6年生。 吉良吉廣によりスタンド使いとなる。 左頬には「矢」が刺さった際に生じた穴が開いたままになっている。 ジャンケンの勝敗は単なる運ではなく、「心の強さ」で決するものだという持論を持つ。 自覚なくスタンドを身につけ、運命で露伴に引かれ戦いとなる。 20歳という若さで漫画家として認められている露伴に目をつけ、彼を心の強さで打ち負かして乗り越え、露伴を超える尊敬される人物になるため、ジャンケン勝負を挑む。 その後、露伴に悪事を働くことがないようヘブンズ・ドアーで「再起不能」にしようと詰め寄られるが、「自身の精神が他人の命令に左右されるくらいなら」と道路に飛び出して自決を図ったところ、その矜持に感銘を受けた露伴が自らの強運のみで彼の命を救ってみせたため完全敗北を認める。 露伴も潔く敗北を受け入れた賢を「短期間でスゴい奴になった」と認めて「再起可能」のまま見逃した。 奪われた相手は、その部位の自由が利かなくなる。 その能力の特性から「スタンドは一人一体」の原則の例外であり、一人で複数のスタンドを行使できるようである。 フードを被った鋼鉄のロボットのような容姿をしている。 吸収したスタンドは、ジャンケン勝負の途中でも吸収した分だけスタンド能力を使える。 奪われた相手は、その時点からスタンド能力を奪われた分だけ使えなくなる。 また、該当する部分の身体を本体の意のままに操ることもできる。 負ければスタンドは逆に奪い返され、相手が3勝すれば吸収した分に関係なくすべて奪い返される。 吉廣はジャンケン勝負という能力の性質上、露伴の「相手の心を覗き見られる」ヘブンズ・ドアーさえ手に入れてしまえば、無敵のスタンドになれると踏んでいた。 スタンド名の由来はアメリカのコーラス・グループ「 」。 デザインのイメージはの漫画に登場するロボット。 『オールスターバトル』以降の北米版では"BoyManMan"(ボーイマンマン)、テレビアニメの北米版では"Boys Man Man"(ボーイズ・マン・マン)と改名されている。 吉良吉廣によりスタンド使いになった、と目されるが描写が不可解で怪しい。 吉廣の矢に射抜かれずには済んだものの命中した首の右側に軽傷を負い、意識を失いの中心で倒れていた。 目覚めた際に仗助と億泰に出会う。 掴み所の無い性格で一般常識に乏しい。 ポケットティッシュを丸飲みするなど常軌を逸した行動に出ることもあったが、仗助からは悪人でないと判断された。 登場当初はスタンドが見えていない描写があったが、後の相関図(44巻)には「スタンドは見えるらしい」との記述がある。 の音に対してアレルギーがあると言い、耳にするとジンマシンが出たり、悲鳴を上げたり、嘔吐したりしていた。 苦手とするサイレンの音から逃げるために仗助のスニーカーに変身して逃げる手助けをしてもらい、その恩を仗助に返そうとする。 仗助は未起隆をサイコロに変身させ、イカサマ博打で露伴から金を巻き上げようと画策した。 その後の鋼田一との戦闘の際には変身能力を駆使して仗助と共に戦い、億泰からもその覚悟を認められた。 母親なる人物が登場し「息子が『自分は宇宙人だ』と言って転校する先々の学校を混乱させて困る」と言うが、当の未起隆は彼女のことを「母親役を演じさせるために洗脳している」と語っていた。 結局、未起隆が宇宙人なのか、そう思い込んでいるスタンド使いなのかは不明のままとなっている。 作者は「本当はどっちなんだろうな、というのが面白い」ということで、自分では決めていないと語っている。 小さな物や軽いものなら何でも変身でき、複数に分裂することもできるが、自分以上に力のあるものや複雑な機械には変身できないうえ、人の顔真似などもできない。 姿を変えた自分を対象に装着させることで自分+対象の結果を出せる。 本体の一部を分離して変身させることも可能。 未起隆自身はスタンド能力ではなく、宇宙人としての特殊能力だと語り、後のスタンド図鑑で便宜上スタンドに分類されているというタイプ。 後のにて同名のスタンド能力が登場したが、そちらは単行本収録時に名称が「プラネット・ウェイブス」に変更されている。 能力名は劇中には登場せず、画集『JOJO A-GO! 』でつけられた。 能力名の由来はアメリカのバンド「 」。 『オールスターバトル』以降およびテレビアニメの北米版では、"Terra Ventus"(テラ・ヴェントゥス)と改名されている。 「控えめに言ってもの彫刻のように美しい」と自称する。 取り巻きにアケミ(声 - )、ヨシエ(声 - )、レイコ(声 - )というヤンキー女3人をはべらせている。 自慢は猟犬以上に良い鼻。 吉良吉廣によりスタンド使いとなる。 バイク事故で重傷を負った際に吉廣の「矢」で貫かれ、スタンド能力を発現する。 病院に運ばれた後、自身の負傷を回復させたいという強い思いから事故を起こした二つ杜トンネルに罠を張り、強い生命力を持つスタンド使いを取り込もうと待ち構えていた。 岸辺露伴を罠に取り込み、彼を追って現れた仗助と追跡戦を繰り広げた末に辿り着かれた病室では、仗助の養分を吸い取って追い詰めるが、自分の治療用の点滴で仗助が体力を回復したことにより、形勢は逆転する。 ケガ人であることを盾に命乞いするも、仗助のスタンドでケガを治されたうえでラッシュ攻撃を叩き込まれ、敗北しそのまま入院継続。 後のエニグマ戦にて、仗助と共闘する。 当初は調査のみで深入りするつもりはなかったが、男気を見せて戦いにも加わった。 「弓と矢」にまつわる一連の事件の解決後、杉本鈴美が天国へと旅立つ際には見送りに顔を出した。 二つ杜トンネルの中に部屋を作り出し、対象人物が興味をそそる幻覚を見せておびき寄せ、好奇心でその部屋に入り込んだ者の匂いを記憶し、標的をどこまでも追跡する。 網目状の模様が付いた人型の姿から、スライス状に分離して複数の足跡のような姿に変化できる。 強化された嗅覚や吸収した栄養など、ダメージ以外も本体にフィードバックする特性を持つ。 視覚や聴覚は本体と共有でき、遠隔自動操縦も可能。 追跡スピードの最高は時速60km。 追跡相手に振り切られた場合には、スタンドを一度解除して予測した大よその位置に再出現させ、相手の匂いを頼りに再度追跡を開始することもできる。 スタンド名の由来はの楽曲「 」。 『オールスターバトル』以降およびテレビアニメの北米版では、"Highway Go Go"(ハイウェイ・ゴー・ゴー)と改名されている。 吉廣の「矢」に貫かれた後、川尻しのぶが誤って倒した棚の下敷きにされて死んだと判断され、川尻家の庭に埋葬されてしまう。 だが、実際には仮死状態のまま生きていたため、スタンドの影響で埋葬場所からネコとも草ともつかない未知の生物として生まれ変わる。 一応は植物なので歩けず、日の当たらないところではほとんど活動しない。 自我はネコのままなので、性格は気まぐれ。 「本能と欲望のままに生きる」がモットー。 吉廣が吉影を支援するために作った6人のスタンド使いの一人だが、仗助たちよりも先に吉影の方と遭遇する。 殺されかけた時の恨みからしのぶを攻撃し、その様子を見た吉良が危険と判断して始末に踏み切るが、スタンドの相性の悪さから断念し、扱いようによっては利用できると考えた彼によって植木鉢に移され、川尻家の屋根裏部屋でひそかに育てられていた。 その後、成長により姿が変化した。 直接的に仗助らと敵対することはなかったが、仗助と吉良の最終決戦時には「キラークイーン」の腹部シャッター内に取り込まれ、爆弾の能力を最大限に生かす強力な「武器」として利用され、仗助を大いに苦しめる。 しかし決戦終盤、キラークイーンが腹部シャッターを閉めていない隙をついて、復活した億泰が「ザ・ハンド」でキラークイーンの腹部から引き寄せて捕えた。 吉良との最終決戦後は億泰の父を気に入り、彼の友達になった。 空気を操る能力を持ち、固めて発砲したりクッション代わりにして防御するなど、幅広く応用できる。 空気をなくすことで「キラークイーン」の「第一の爆弾」を無力化した、唯一のスタンドでもある。 光合成で行われる呼吸により操作するため、強い光を当てれば当てるほど強化されるが、逆に光を当てなければほとんど無力化される。 スタンド名の由来はアメリカのバンド「 」。 『オールスターバトル』以降およびテレビアニメの北米版では、"Feral Cat"(フェラル・キャット)と改名されている。 鋼田一 豊大(かねだいち とよひろ) 声 - 杜王町郊外の廃を10万円で買い取り、3年間その鉄塔の中だけでの生活を送っていた奇妙な男。 仗助、億泰、未起隆の3人が好奇心から近寄るが、実は自らのスタンドと一体化した鉄塔に囚われているスタンド使いであり、吉良吉廣が唆して吉影を追う仗助らに仕向けた刺客であった。 仗助ら吉影の追跡者の誰かを鉄塔に閉じ込めれば「鉄塔を出た後の生活の面倒はすべて見てやる」という吉廣の言葉を信じ、自身の身代わりとして鉄塔に閉じ込めようと仗助らに襲いかかる。 仗助たちと出会った際の顔は素顔ではなく精巧なマスクを被っており、名前も偽名であったりと、鉄塔を出た逃亡後に追跡されないための下準備もしていた。 長年の鉄塔での生活で掌のタコが異常なほど硬く発達しており、電線に引っかけたり、カッターナイフなどの小物を収納できるなど幅広く応用が利く。 鉄塔とスタンド能力の特性を熟知しており、鉄塔内での地の利を生かして戦う。 鉄塔に入り込んだ仗助と未起隆に対し、鉄塔への攻撃エネルギー循環を操作して戦い追い詰めるが、クレイジー・ダイヤモンドの「治す」能力でエネルギーを撃ち返されて敗北した。 この敗北で、自分が一番安心して生活できる場所はここしかないと改心し、鉄塔中で生涯を過ごすことを決意する。 その後、吉良親子に関する情報を仗助に問われた際には、別の刺客(エニグマの少年)によって康一がすでに始末されたという情報を、仗助らに提供している。 テレビアニメ版ではその後も未起隆と交流があるようで、彼に釣った魚の手料理を振舞っている。 鉄塔の枠の中に1人以上残っていない状態で枠の外に出ようとすると、枠の外に出た部分が鉄塔の一部に変化してしまうため、一度捕らわれれば誰かと入れ替わるまで脱出できない。 本体である鋼田一豊大にも制御ができず同調もしておらず、スタンド能力が「ひとり歩き」している状態のため、彼自身も能力に囚われてしまっている。 また、攻撃を受けるとその破壊エネルギーを鉄塔内で循環させた後、攻撃を受けた場所から放出するため、破壊することもできない。 この性質を利用し、豊大は放出される破壊エネルギーの軌道を見切ることで、攻撃や移動にも使用している。 また、鉄塔に多少のダメージを与えても本体に影響はない。 スタンド名の由来はアメリカの歌手の楽曲およびその収録アルバム「 」。 他人が恐怖する姿を観察することに悦びを得る悪癖を持ち、その欲求を満たすために能力を悪用する少年。 劇中では本名が出ず「エニグマの少年」と表記されていたが、後に関連書籍で正式な名前「宮本輝之輔」が明かされた。 康一や朋子をスタンド能力で人質にして仗助を追い詰めるが、噴上裕也の協力もあり抹殺に失敗する。 その卑劣な手段と陰湿な性格が仗助の怒りを買い、最後は彼によっての紙屑と融合させられて本になり、杜王町の図書館に寄贈される。 この本を読んでいると、時折声が聞こえるらしい。 人間に対しては発動条件があり、個人が持つ特有の「恐怖のサイン」を、輝之輔が見抜いたうえで相手に示させることで紙に閉じ込めることができる。 何かを閉じ込めた紙は折りたたまれており、開くことで中身を取り出すことができる。 本体の輝之輔も紙の中へ自由に出入り可能で、紙に入った状態で身を潜めたり、風を利用して飛び回ったりする移動ができる。 紙の中では時間経過の概念がないため、ラーメンも温かいまま麺が伸びることなく保存でき、タクシーのような大きな物体も運転手ごと閉じ込めることが可能。 スタンド自身に攻撃力はないが、紙に閉じ込めた物体は、紙を破り裂くなど破損させれば同じようにダメージを受けるため、あらゆる物体を簡単に破壊できる。 スタンド名の由来はの音楽プロジェクト「 」。 『オールスターバトル』、テレビアニメの北米版では、"Misterioso"(ミステリオーゾ)と改名されている。 乙 雅三(きのと まさぞう) 声 - 半焼した露伴の自宅を改修工事の見積りのために訪れた、一級建築士。 1970年生まれ。 吉良吉廣によりスタンドを引き出されたが、雅三にその自覚は一切なく、スタンドが生み出した本体にさえ害をなしている。 スタンド能力には最後まで無自覚だったものの「背中を見られたくない」「見られたらおしまいだ」という恐怖だけは感じており、他人に背中を見せないように生活していた。 対面で背中を隠すため奇行が多いものの、性格は温厚で礼儀正しく商売人としては腹黒く金に汚いという、あくまで普通の人間である。 岸辺邸を訪れた際に背中を見せまいと振る舞ったことが逆に露伴の好奇心を引いてしまい、彼に背中を見られたことで、スタンドのスイッチが入ってしまい、チープ・トリックが雅三から露伴に移動したときのショックで、背中から血を噴き出して怪死、ミニチュア人形のように小さく干からびた死体と化した。 パワーはほとんど無く、本人いわく「絆創膏を剥がすほどの力さえも持っていない」そうだが、作中で出前を注文しているシーン があるので、受話器を持ち上げる程度の力はある模様。 他人のボケに対してツッコミをしたり、慰めたりもする。 「ね?」が口癖。 宿主の耳元で囁くことで精神的なダメージを負わせるほか、周囲の人や動物に話しかけ、宿主の背中を見るように仕向ける。 宿主が誰かに背中を見られると、このスタンドは背中を見た者(動物も含む)の背中へ移動して取り憑き、その者を新たな宿主とする。 その際に元の宿主は背中を引き裂かれ、精気を吸われて死亡する。 能力によって貼り付いているために物理的な力で引き剥がすことはできず、強引に剥がそうとすれば背中ごと裂けてしまううえ、スタンド攻撃もそのまま宿主へ跳ね返ってくる。 自他ともにろくな行動ができず、能力の発現に第三者を必要とする受動的なスタンドである。 雅三の背中を見た露伴に取り憑き、吉良の手掛かりとなる写真を焼けば周囲に背中を見るように仕向けないと露伴に取引を持ち掛けるが拒否され、対抗策を思いつき外出した露伴に対してさまざまな妨害を行う。 最後は「ふり向いてはいけない小道」にたどり着いた露伴が康一にわざと背中を見せたことで、取り憑こうと康一の方をふり向いてしまい、そこにいる存在によって露伴から引き剥がされ、露伴にヘブンズ・ドアーで「地獄に行く」と書かれた状態であの世へ引き込まれていった。 スタンド名の由来はアメリカのバンド「 」。 モチーフは。 テレビアニメの北米版では、"Cheap Trap"(チープ・トラップ)と改名されている。 Part4の開始15年前、自宅において両親や飼い犬アーノルドと共に、吉良吉影に殺害された。 享年16(墓標にと表記)。 それ以降、吉良の危険性を街中の人に伝えるため、地縛霊となって現世に留まっている。 吉良が杉本一家を殺害するために侵入した晩、偶然から自宅で当時4歳の岸辺露伴を預かっていた。 自らの命を犠牲にして露伴を逃がしたが、彼は当時の記憶を喪失している。 幼少時の露伴を知っているため、彼のことは「ちゃん」付けで呼ぶ。 吉良の死後、露伴や康一、杜王町の人々に見守られながら、アーノルドと共に現世を去る。 アーノルド 杉本鈴美の飼い犬の幽霊。 かつて、杉本家で吉良吉影によって首を切られて殺害され、その直後に殺害された鈴美と同じく地縛霊となる。 殺害された時点での容姿のまま、首から血を滴らせている。 幽霊化した吉良に襲いかかり、彼を消滅させる直接のきっかけを作った後、鈴美と共に現世を去る。 元々は東京在住で、何らかの会社(テレビアニメ版では不動産会社)を経営していた。 しかし、に妻を病で失ったうえ、には期でありながらも運営に失敗し、莫大な借金を残して会社は倒産した。 その後、スタンドの才能をDIOに見いだされ、報酬と引き換えに彼の部下になる(ただしPart4からの登場であり、Part3作中には未登場)。 億泰が「5〜6年は生活していく蓄えはある」「家には食っていくだけの金はある」と発言していることから、DIOによる報酬は借金を返済しても余るほどであったことがうかがえる。 DIOが死亡したことで頭に打ち込まれていた「肉の芽」が暴走して脳と肉体を侵食され、醜悪な肉塊に包まれた容姿と化す。 知能も著しく低下し、異常な再生能力を有して死にたくても死ねない怪物と変わり果ててしまう。 スタンド使いであったが、人格を失ったことでスタンドを使用することはできなくなり、どのようなスタンドであったかは不明である。 息子の形兆によれば、会社の倒産直後は息子たちに理不尽な暴力を振るうような堕落しきった状態だった。 しかし、不死身の怪物と化したのちも、家族の写真が入っていたはずの箱を必死に漁り、写真の復元を試み続けるなど、家族を思う気持ちだけは残っていた。 吉良吉影の死後は彼の飼育していた猫草に気に入られ、一緒に暮らしている。 テレビアニメ版では最終話エピローグでトニオの料理を食べ、億泰は元の体に戻ることを期待するが、一皮剥けて肌がきれいになっただけに留まるというシーンが追加された。 ノベライズ『』によると、DIOの組織での役割は日本担当で、主に病床の空条ホリィの監視が仕事であった。 下の名前は原作・テレビアニメ版では不明だったが、実写映画版にて 虹村万作(にじむら まんさく)とつけられた。 吉良吉影に年齢と体格が近い。 そのために身代わりとして狙われ、殺害されたのちに自身の顔と右手の指紋をシンデレラの能力で吉良に移植させられ、成り替わられた。 寡黙で朴訥(ぼくとつ)な性格だったらしく、「大酒をくらうわけではない」「仕事には真面目」と妻のしのぶに評されているが、同時に「フロ・メシ・ネルしか言わない」「つまらない男」と語られている。 息子の早人には「普段から会話の機会もなく、親子仲は決して良いものとはいえなかった」と評されている。 吉良の推測によれば、生前は仕事での昇進を狙っていたふしがある。 が大の苦手。 浩作になりすました吉良はそのことを知らずに食してしまい、しのぶに「珍しい」と指摘される。 身体が完全一致であるわけもないことも踏まえて、早人に怪しまれた。 本物の遺体は爆破で消され、吉良の死後は行方不明扱いになっている。 川尻 しのぶ(かわじり しのぶ) 声 - 川尻浩作の妻。 短大生時代に川尻浩作と交際し、した。 周囲への優越感で選んだ浩作に「つまらない」という感情を抱き続けており、結婚の理由になった早人の存在をも枷と考え、内心では疎んじていた。 だが、夫が吉良吉影と入れ替わってからは、打って変わってスリルのある行動を取るようになった夫に対し、ときめきを感じるようになる。 最終的には早人の成長にも気づくようになり、母としても成長している。 猫好きだが、猫草になる前の猫(タマ)を事故で殺してしまったことにより、猫草に嫌われている。 襲われた際には足の爪を剥がされたうえ、胸に空気弾を受けて吹き飛ばされて失神したところを吉良に助けられている。 最終決戦後、吉良の事故死により失踪扱いとなった夫の帰りを、今後も待ち続けるであろうと語られている。 36歳。 職業は教師(科目は不明)。 恐怖を感じると唾を飲みこむクセがある。 好物は鎌倉銘菓の「」。 大学在学中に当時62歳のジョセフと不倫し、仗助を産んだ。 実年齢よりも若く見える美人。 仗助と同様にキレやすい性格をしており、自分をナンパしてきた男には暴力を振るい、家の前に犬の糞をされた際には「飼い主のポケットに糞を入れてやる」などと発言している。 注意深い性格でもあり、牛乳屋に変装したアンジェロが渡してきた牛乳瓶に、わずかな異変があることにもすぐ気づいている。 幼少時代の仗助が高熱で生死の境をさまよった際には大雪の中を自家用車で病院へ急ごうとして立ち往生し、「ただのカゼだと言われようとも救急車を呼ぶのをためらうのではなかった」と後悔した。 しかし、結果的にはこの出来事が、仗助が学ラン姿の少年に憧れるきっかけとなる。 ジョセフのことは現在でも愛しており、承太郎が来宅したときにはジョセフと間違えて抱きついた。 定年間近で出世こそ無かったが、35年間杜王町を守ってきた正義感あふれる。 普段はお茶目な姿も見せるが、時折見せる顔は町を守る男の顔。 杜王町と朋子、仗助を深く愛する。 ファッション収集が唯一の趣味であり、その性格は仗助にも受け継がれている。 片桐安十郎(アンジェロ)を最初に捕まえた警官でもあり、逆恨みを込められたアクア・ネックレスによって殺害される。 その際に出血していた遺体は仗助のクレイジー・ダイヤモンドによって修復されるが、すでに良平が絶命していたことから蘇生までは叶わず、死因は急性 として扱われた。 享年55。 仗助は尊敬すべき祖父を殺害された後悔から、彼の代わりに杜王町を守ろうと決意することになる。 テレビアニメ版では、骨壺が入った化粧箱や「福守良道信士」という戒名が書かれた位牌が遺影の隣に添えられている。 広瀬姉弟の母親 声 - 下の名は不明。 息子の康一を信じている温和な性格で、良き理解者。 広瀬 綾那(ひろせ あやな) 声 - 康一の2つ年上の姉で、女子高の3年生。 母親似で康一を「康ちゃん」と呼んでいる。 名前は露伴のヘブンズ・ドアーによって判明した。 ポリス 広瀬家で飼っている犬。 動くことが苦手ですぐ眠ろうとする。 康一いわく「ボケ犬」。 学ラン姿の少年 DIOの復活でスタンド能力が発現し、それに伴う高熱で生死の境をさまよう幼少期の仗助を朋子が病院に運ぶ途中、積雪に車のタイヤを取られて立ち往生していたところに通りがかった、リーゼントヘアで学ラン姿の少年。 どこかで喧嘩でもしてきたのか傷だらけの姿だったが、着ていた学ランを何の躊躇もなく車のタイヤ下に敷いて車を押し動かすと、ボロボロになった学ランを手にして何事もなかったようにその場を立ち去る。 後日、朋子は礼を言うためにその少年を探したが見つからず、彼が誰なのかは不明のままだったが、朦朧とする意識の中で見たその姿に仗助は憧れ、同じような服装や髪型をするようになる。 テレビアニメ版では声優がキャスティングされておらず、台詞は字幕で表示されている。 ノベライズ版『』でも言及がある。 DIO(ディオ) やでジョースター家の宿敵として登場した人物。 Part3で空条承太郎に倒されたため、本作では直接の登場はないが、承太郎などの台詞や虹村形兆の回想で登場する。 詳細は「」を参照 エンヤ婆 の登場人物で「魔女」の異名を持つ老婆。 素養のある人間にスタンド能力を発現させる「弓と矢」を使い、DIOをはじめとする多くのスタンド使いを生み出した。 本作では、かつて虹村形兆や吉良吉廣に接触し、「弓と矢」を託していたことが明らかとなる。 大倉 美那子(おおくら みなこ) 声 - 川尻に化けた吉良が通勤電車内で接触し、ひと悶着起こした一般人女性。 殺人衝動を抑えられなくなった吉良に後をつけられ、交際相手のサトルを殺された直後に爪切りを強要された後、爪切りをした手だけを残してキラークイーンで爆殺される(この現場は後をつけていた早人に目撃される)。 原作では下の名前しか登場していないが、テレビアニメ版では承太郎が持っていた行方不明者の資料にフルネームが記載されている。 また、その資料によるとS市M短大一年生の19歳で家族は両親と弟・妹がおり、父親との口論が元で家出してサトルの家に転がり込んでいたとされている。 中江 悟(なかえ さとる) 声 - 美那子の交際相手。 電車内で川尻(吉良)と揉めた後、マンションの部屋に上がりこんできた吉良を追い出そうとして爆殺される。 名前は美那子のフルネームと同様、テレビアニメ版で承太郎が持っていた行方不明者資料に記載。 また資料中ではT大学三年生の22歳で、マンションの部屋が彼の自宅であることが分かる。 カイ 原田(カイ はらだ) 声 - アニメオリジナルキャラクター。 杜王町で放送中のラジオ番組『杜王町RADIO』のメインパーソナリティー。 キャッチフレーズは「あなたの隣人、カイ原田!」。 ラジオからの声のみで本人の姿は登場していない。 吉良吉影は『杜王町RADIO』が好きな様子で、自宅および殺害した女性宅での朝食の準備中に流したり、川尻浩作に成り済ましてからさえも食事の準備中には同番組を流していた。 用語 [ ] M県S市杜王町 人口約53000人のの中心都市の郊外にある大規模な。 町の花は「フクジュソウ」。 特産品は「のみそづけ」。 1980年前半からS市のとして急速に発展した。 その後の外伝『デッドマンズQ』では、S市の化によって化している。 その範囲は海岸部から丘陵部まで幅広く(『』より)、その快適な環境から行楽シーズンでは各地から観光客が訪れるが、同時に年に全国的平均から見ても7、8倍の行方不明者が発生する。 モデルとなっているのは、作者の出身地である であり、作中に出てくる地名(勾当台、定禅寺、国見など)には実際の仙台市北部・中心部の地名と同一のものもみられる。 市の名前が S市と伏せ字になっているのは、本作に殺人鬼が登場することから仙台を舞台とすることをためらったためであり、杜王町という架空の街を舞台にしたのも「仙台市民になるべく迷惑がかからないように」という配慮からである。 また、連載時(1992年 - 1995年)はS市というのが仙台市で、杜王町はその郊外の街という設定になっており、仙台市そのものが舞台ではなかった。 地理上のモデルは、の北からのあたりが参考にされている。 また、ベッドタウンとしての街のイメージは、1970 - 1980年代に仙台市北部周辺に造成されていった新興住宅地(仙台市〈旧・泉市〉やのなど)がモデルとなっている。 この地名はなど作中だけではなく、作者の原画展の告知にも使われている。 物語の途中で杜王町内の一部の地名が変更され、「定禅寺」が読みはそのままで字が「浄禅寺」に(なお、モデルである仙台市の地名は最初に使われていた「定禅寺」の字)、「杜王駅」が「杜王町駅」にそれぞれ変わっている。 単行本第33巻に登場した杜王町地図では、第32巻に登場した「CAFE れんが亭」の位置に「カフェ ドゥ・マゴ」と表記されているが、第38巻に登場した杜王駅前上面図でのカフェ ドゥ・マゴの位置は、第33巻の地図と異なっている。 なお、リミックス版のおまけページでの特集では、先に発売された一部抜粋収録版でれんが亭の名前が変わったと書かれているが、後に発売された全話収録版ではれんが亭とドゥ・マゴを別々の店として扱っている。 実写映画版では、後述するようにのが地として用いられている。 「弓と矢」 Part4以降の物語に深く関わるアイテム。 矢に射抜かれた者は、スタンド使いの素質を持っていれば死なずにスタンド使いとなる。 射抜かれずに傷つけられても、発熱に苛まれて、生き残ればスタンド使いとなる。 適性がなければそのまま死ぬ。 弓および矢の胴体部分には、特に特殊な能力はない。 DIOのもとでエンヤ婆が所有していたことが判明しており、Part4の劇中では2組登場する。 虹村形兆は1組目の弓矢で無差別に町の人間を射抜いてスタンド使いと犠牲者を作っていた。 吉良吉廣の2本目の矢は、吉廣と吉影からスタンド能力を引き出す。 この2本目はスタンドの素質を持つ者を意思を持ったかのように選んで指し示し、仲間作りに貢献したほか、勝手に動き出して吉影を貫いて「バイツァ・ダスト」を目覚めさせた。 続くPart5『黄金の風』にてさらなる情報が明らかになる。 鏃は50,000年ほど前に地球に飛来した隕石を古代人が加工したもので、発熱とスタンドを引き出す原理はウイルス進化ではないかと言われる。 がエジプトで矢6本を発掘し、1本を私有して5本をエンヤ婆に売った。 またノベライズ版の『』には、ディアボロの6本以外の矢(古代人の失敗作か)が言及される。 オーソン OWSON 杜王町の名所「少女の幽霊に会える小道」に隣接する。 康一が利用するほか、吉良に関する打ち合わせを店の前で行っている。 なお、モデルになった LAWSON は、連載開始以前の1978年に仙台市への出店を果たしている。 2012年には、同時期に開催された作者の原画展に合わせてローソン仙台柳町通店の看板が改装され、「オーソンS市杜王町店」として期間限定営業が実施された。 また、2016年8月に開催された「ジョジョ七夕まつり in S市杜王町」においても仙台柳町通店が「オーソンS市杜王町店」として期間限定で営業した。 黄金の精神 最終話にて、町を離れるジョセフが、杜王町の若者たちに向けてジョセフが彼らを賞賛した言葉。 杜王町の名所 [ ] アンジェロ岩 名所その 1。 片桐安十郎が仗助によって岩と一体化させられ、そのまま放置されている。 不気味な外見とは裏腹に町民には親しまれており、恋人の待ち合わせの場所として人気を博している。 話しかけると、「アギ…」という唸り声が聴こえてくることがある。 ボヨヨン岬 名所その 2。 岬の崖から転落して岩にぶつかりそうになった由花子が、エコーズACT2の能力によって助けられた瞬間を漁師が目撃したことから広まった。 漁師たちの間では海の神様がいると信じられている。 そのしっぽ文字はACT2により取り去らわれているため、二度目は弾かれることはない。 岸辺露伴の家 名所その 3。 物語開始の3か月前に引っ越してきた。 本人はとても忙しいためか、サインをもらおうと家を訪れても出てこない。 仗助のせいで火事に遭っている。 少女の幽霊に会える小道 名所その 4。 「振り向いてはいけない小道」とも呼ばれる。 地縛霊になった杉本鈴美と愛犬アーノルドが存在している場所であり、死者の魂の通り道。 入口はオーソンとキサラの間の道だが、前述の理由から地図にも無く通常は見えない。 出口はポストを越えて曲がった後、20m先の道にある。 その間、ポストを越えて出口に到着するまでは決して後ろをふり返ってはいけないという決まりがあり、ふり返った者(人間はもちろん、スタンドでも)無数の手によりあの世へ引きずり込まれる。 道を通る間は、後ろから得体の知れない何者かが振り向かせようと、さまざまな嫌がらせや誘惑、脅しをかけてくるが、振り向かない限りその実体には捕まらない。 吉良吉廣は「この世とあの世の通り道」と息子・吉影に話している。 送電鉄塔に住む男 名所その 5。 鋼田一豊大が住んでいる鉄塔。 豊大は自給自足で鉄塔ライフを確立させているが、塩や菓子類は手に入らないため、持って行くと喜んで写真撮影などに応じてくれるという。 アニメ版で追加された名所 [ ] イタリア料理店「トラサルディー」 杜王町国見峠霊園バス停から徒歩で1分の所で営業しているイタリア料理店。 決まったメニューはなく、経営者兼シェフのイタリア人・トニオが客の健康状態を診て、体調に見合った料理を出す。 杜王町で採れた食材を使うイタリア料理は絶品で体調も回復することから繁盛しているが、トニオが1人で経営しているためにテーブルが2つしかなく、予約が推奨とされている。 杜王グランドホテル 海岸沿いの「杜王海水浴場」に位置する杜王町を代表するホテル。 杜王町に滞在中の承太郎が長期宿泊している。 高級別荘地帯にある趣と歴史あるホテルは杜王町を訪れる旅行者の宿として長年愛され、満足できるサービス精神によりリピーター客も多い。 ホテル内のレストランで食べられる料理は、絶品と評判である。 パン屋「サンジェルメン」 杜王駅から伸びるグリーンロードを歩いて1分の所に位置するパン屋。 独自の製法と石窯で焼いたパンにこだわりを持ち、学生やOLなどの幅広い層から支持され、特に11時に焼き上がったパンで作るサンドイッチは、昼食時には必ず売り切れるほどに人気がある。 二つ杜トンネル 杜王町とS市をつなぐ国道に存在する。 五年()開通。 58年()修復。 全長450m。 トンネル内はカーブしているために反対側の道路が見えず、夜道の灯りが少ないためにが絶えないうえ、不気味な雰囲気からもとして若者の間で有名である。 2007年。 ジャンプ j-BOOKS) - 時系列は原作Part4の後日談に当たり、杜王町の住人である新たな人物や広瀬康一などを語り部として、杜王町で起こったもう一つの事件を描くノベライズ作品。 実写映画 [ ] ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章 JOJO's Bizarre Adveture: Diamond is Unbreakable - Chapter 1 監督 脚本 原作 「ジョジョの奇妙な冒険 Part4 ダイヤモンドは砕けない」 製作 坂美佐子 出演者 音楽 撮影 () 編集 制作会社 製作会社 映画『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』製作委員会 配給 公開 2017年8月4日 上映時間 119分 製作国 言語 興行収入 9億2000万円 『 ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』(ジョジョのきみょうなぼうけん ダイヤモンドはくだけない だいいっしょう)のタイトルで、2017年8月4日に公開。 監督は、主演は。 とによる初の共同製作・配給作品である。 製作 [ ] 2016年9月28日に制作発表記者会見が行われ、監督の三池や主演の山﨑ら主要俳優陣が登壇した。 プロデューサーのによれば、タイトルに「第一章」と冠している理由は原作の第4部の長さが2時間の尺では収まらないことを挙げ、第一章は1本で楽しめるようにしたいが、客の応援次第で第4部をすべてやっていきたいからだそうである。 実写化の構想は10年ほど前から抱いており、日本が舞台ということから第4部を選んで5年以上前から企画を始動させ、荒木を口説き落として実写化にこぎつけた。 荒木は、撮影現場で組まれているセットなどのイメージボードも確認しているという。 のをロケ地に選んだ理由は、原作に登場する大きな館などの西洋風味の部分を取り入れるためと、劇中のキャラクターたちの「なじみやすさ」を考慮してのことだそうである。 また、監督の三池によれば、荒木の思い出の街が増幅してできた杜王町をリアルのものにすべく、昔ながらの不良学生が馴染む風景を探してシッチェスにたどり着いたという。 原作との相違点 [ ]• 仗助や承太郎の身に付けているアクセサリー類は大幅に簡略化されている。 仗助、康一および由花子は1年生ではなく2年生という設定。 作中で最初に仗助と康一が最初に対面した際、原作では互いに名前も顔も知らなかったが、映画では既に康一は仗助のことを知っている。 原作では仗助が「ジョジョ」という渾名で呼ばれるのは一度だけであったが、映画では仗助と同じ高校に通う女子高生たちが彼を「ジョジョ先輩」と度々呼んでおり、また由花子が康一に「ジョジョ」という渾名の由来について説明する場面がある。 由花子の登場が原作よりも大幅に早い。 また、億泰ではなく康一が転校生として扱われており、由花子は康一の世話係的な立ち位置である。 DIO関連の台詞やエピソードは全てカットされている。 このため、アクア・ネックレスが子供を操るシーンはカットされているほか、虹村父(万作)が怪物化した理由について言及されていない。 承太郎はアクア・ネックレス戦で時間停止を発動させる。 また、アンジェロと形兆が共にレストランで食事をする場面もある。 バッド・カンパニー戦は、エコーズがこのタイミングで孵化する、シアーハートアタックが形兆を殺害するなど大きく展開が異なる。 このため、玉美や音石が登場しないままストーリーが進行する。 スタッフ(実写映画) [ ]• 原作 - 「ジョジョの奇妙な冒険 Part4 ダイヤモンドは砕けない」(刊)• 監督 -• 脚本 -• 音楽 -• 企画プロデュース -• プロデューサー - 、坂美佐子• 共同プロデューサー - 、、刀根鉄太、阿相道広• ラインプロデューサー - 今井朝幸、善田真也• アソシエイトプロデューサー - 諸井雄一• 撮影 - ()• 照明 - 渡部嘉• 美術 - 、佐久嶋依里• 録音 - 中村淳• 装飾 - 坂本朗• 編集 -• スーパーバイジングサウンドエディター - 勝俣まさとし• キャラクタースーパーバイザー - 前田勇弥• ヘアメイク - 酒井啓介• スタントコーディネーター - 、出口正義• 軍事・警察監修 - 古谷謙一• キャスティングプロデューサー - 杉野剛• 俳優担当 - 平出千尋• 画コンテ - 相馬宏光• 助監督 - 倉橋龍介、長尾楽• 制作担当 - 柄本かのこ• VFXスーパーバイザー -• コンポジットスーパーバイザー - 細川貴史• VFXコーディネーター - 川出海• リードギター -• プランニングスーパーバイザー - 、大原真人、坂部康二• 出版協力(編集部) - 井藤涼、西村新平、横井秀和• 集英社ライツ担当 - 森亮介、高野貴志、末吉孝充• 製作委員会統括 - 吉田尚子、、、木下暢起、、二宮清隆、石川豊、伍賀一統、、小玉滋彦、佐藤義比古、新開恒平、、植山信一、国貞泰生、長瀬直之、吉川英作、榛葉英二、城雅治• 制作プロダクション -• 制作協力 - 、b-mount film• 製作幹事 -• 製作 - (TBSテレビ、、、、OLM、、、、、、、、、、、、、、)• 配給 - 東宝、ワーナー・ブラザース映画 興行成績 [ ] 国内映画ランキング初登場5位。 土日2日間で動員11万7000人、興行1億6600万円の成績となった。 受賞 [ ]• 第17回国際ファンタスティック映画祭 インターナショナル・コンペティション部門 - 観客賞• 第3回CGWORLD AWARDS 作品賞・実写VFX部門 - 最優秀賞 関連項目 [ ]• - の漫画作品。 本作品中に登場する本「旅行するなら日本のここベスト100」の出版元として、同作品に登場する架空の出版社、の名が出る。 - 日本のバンドのシングル。 ジャケットに山岸由花子が描かれている。 また同曲のPVにを起用、由花子をイメージ再現して演じている。 - 選手。 エキシビジョンで東方仗助を演じている。 脚注 [ ] [] 注釈 [ ]• 初登場時185cm(成長中)と記載されていたが後に180cmとなった。 ゲームのサウンドトラックにはボイスの一部が収録されており、が演じている。 「ACT2」の登場後は、初期のエコーズは「ACT1」と命名された• テレビアニメ第4話では4部と同じパラメーターが表記されている。 兄はスタンド使いを増やす過程で殺人を繰り返していたという事情から、命だけは見逃した。 テレビアニメ版では小林玉美と同様に最初から身長が低く、なおかつ顔もデフォルメ化した状態で描写されている。 同化タイプのスタンドなので、本体の自由には消せない。 テレビアニメ版では「サンジェルメン」と呼称されている。 スーパーフライ戦でも、クレイジー・ダイヤモンドが見えているかのような発言をしていた。 作中では運転手ごと閉じ込められており、出された際には紙の中での記憶はなかった。 テレビアニメ版ではカットされている。 豊口の産休による声優交代。 テレビアニメ版では。 エンディングテロップでのキャスト表記では「美那子」のみ。 エンディングテロップでのキャスト表記では「 サトル」。 原作では「サンジェル マン」と呼称されている。 出典 [ ]• まんたんウェブ. 2015年10月24日閲覧。 』 DISC. 3 ARAKI HIROHIKOより。 単行本第46巻のカバー折り返しより。 『JOJOVELLER3-HISTORY』59-60ページ。 『JOJOVELLER3-HISTORY』54、62ページ。 広瀬川ホームページ. 2020年3月5日閲覧。 」part. 」part. - マイナビニュース• 」part. 画集『JOJO A GOGO』、および『ジョジョの奇妙な冒険 Adventure Battle Card』における呼称• 『西尾維新クロニクル』、2006年、86頁。 」part. 」part. 「映画 ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章 公式パンフレット」、6頁• 2016年8月6日. 2016年10月1日閲覧。 『』2018年3月下旬 映画業界決算特別号 p. 映画ナタリー. 2016年12月15日. 2016年12月15日閲覧。 ORICON NEWS. 2016年9月28日. 2017年5月4日閲覧。 ORICON NEWS. 2016年9月28日. 2017年5月4日閲覧。 シネマトゥデイ. 2017年5月4日. 2017年5月4日閲覧。 シネマトゥデイ. 2017年8月8日. 2017年8月8日閲覧。 映画ナタリー. 2017年7月9日. 2017年11月20日閲覧。 TCエンタテインメント 2018年1月10日. 2018年1月22日閲覧。 BaseBallBearVEVO 2012年7月8日. 2016年4月3日閲覧。 外部リンク [ ]• - JUMP j-BOOKS内 ノベライズ本公式サイト• - (英語)• - プレイリスト.

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ダイヤモンドは砕けない

砕け 散る ところ を 見せ て あげる 上映 館

特殊な能力、通称:スタンドに目覚めた片桐が仗助に恨みを持ち、警官である仗助の祖父が死亡、仗助は片桐を岩に融合させた。 形兆により康一はスタンド使いになり、形兆は何者かに殺害される。 【起】 - ジョジョの奇妙な冒険(ダイヤモンドは砕けない)第一章のあらすじ1 あるアパートの一室には、ユウちゃんという人物の誕生会が開かれる予定でした。 ところが部屋は暗く、侵入した男性がオムライスを食べていました。 その横に、部屋の住人と思しきカップルが、苦しんでいます。 その部屋501号室を、通報を受けた初老男性・東方良平巡査長が訪問しました。 ドアチャイムを鳴らしても応答がないので、携帯に電話をかけてみます。 家の中から携帯の着信音が聞こえたので、東方巡査長は突入しました。 犯人は逃亡した後で、東方巡査長は逃げる男の姿を見ます。 犯人は片桐安十郎、通称:アンジェロと呼ばれる男でした。 逃亡したものの、片桐は虹村形兆という男性に矢で射抜かれます。 矢を抜きに現れた形兆は、矢を抜いても片桐が生きているのを見て「お前は選ばれた」と言って立ち去りました。 倒れていた片桐は、そのまま逮捕されます。 取調室で事情聴取を受けた片桐は、刑事に今まで何人の人物を殺害したのかと聞かれていました。 その最中、片桐は自分が水を操る能力を持つことを知ります。 外は雨でした。 片桐は取調室を水で満たし、刑事2人を殺害して逃亡します…。 (第一章『ダイヤモンドは砕けない』の文字) 日本・杜王町。 岸辺露伴の漫画『ピンクダークの少年』という漫画を部屋に並べた高校2年生の少年・広瀬康一は、同じく岸辺露伴の描いたポスターを壁に飾り、母に登校する旨を告げます。 家を出る直前、康一は連続変死事件のニュースを見ました。 その後、自転車で通学します。 康一は3日前に、杜王町に引っ越してきたばかりでした。 ベッドタウンとして10年ほど前から急速に発展を遂げてきた杜王町は、山や海の自然にも恵まれ、由緒ある歴史建造物も多く、去年の国勢調査の結果によると、町の人口は5万8713人、この地方では2年連続「住んでみたい町」のベストワンになっています。 けれども、3年連続は無理かもしれないと、康一は思いました。 杜王町には殺人や失踪事件が多発しており、警察署からは取り調べ中の殺人犯が脱走し、まだ捕まっていないからです。 康一は平和主義者なので、殺人犯の脱走は気がかりでした。 通学途中の康一は、不良の2人組に「きみ、ぶどうの子?」と絡まれました。 通行料を寄越せと康一に迫り、乗っていた自転車を倒した不良2人組に、ゆっくりと近寄ってわざと肩をぶつけた男子生徒がいます。 不良の注意は、康一からその男子生徒に移りました。 康一は、それが同じクラスの生徒・東方仗助だと気付きます。 仗助は相手にせず立ち去ろうとしますが、「ブサイク頭」「変な頭」と言われて逆上しました。 「今、俺の頭のこと、なんつった?」と聞き返しながら、攻撃をします。 目には見えない力で不良が吹っ飛ぶのを見て、康一は驚きました。 「俺の頭にケチつけた奴は、誰だろうと許さねえ」と仗助は言いました。 康一は助けてくれた礼を言いますが、仗助は康一が同じクラスだと気付いていません。 康一は昨日、転校したばかりでした。 覚えてくれていないんだと軽い落胆を覚えた康一ですが、素直に「すごかったよね。 動きが速すぎて、見えなかった」と感嘆の言葉を述べます。 壊れた自転車が次の瞬間、元に戻ったのを見た康一は、また驚きました。 康一が通うのは、「ぶどうヶ丘高等学校」です。 登校してからも、今朝の一件で康一は仗助のことを意識していました。 そこへ女子生徒・山岸由花子が微笑みながら現れると、英語の宿題を渡します。 それは由花子お手製の分厚く大きな問題集で、「今日の分」とのことでした。 明日また別のものがある含みを持たせています。 転校してきたばかりの康一の世話係を、由花子が命ぜられており、強い使命感に駆られているようでした。 もっとも、由花子はどうやら使命感だけではなく、康一に好意も抱いているようです。 問題集を開くと、手書きの小さな字でみっちりと問題が書かれており、とても一日で解けそうになく、康一は驚愕します。 仗助の祖父でもある東方巡査長は、吉沢と平田に缶のポイ捨てを注意しました。 また仕事をやめたことも、指摘します。 吉沢は東方巡査長に、もう面倒はかけないと答えました。 吉沢や平田は元不良ですが、町の平和を守るために出世を辞退し、交番勤務を続けている東方巡査長を認めています。 東方巡査長と別れた後、公園の噴水のそばを通ると、平田は口から大量の血を吐きました。 絶命する平田を、吉沢はあぜんと見守ります。 その後、吉沢自身にも変化が起きました。 何かに操られます。 放課後に、女子生徒が「ジョジョ先輩」と言いながら仗助に近寄っていました。 それを見た康一に、由花子が「苦手なタイプでしょ」と指摘します。 なぜジョジョ先輩と呼ばれているか、由花子が説明しました。 仗助(じょうすけ)の『仗』に、助という字はジョと読めることから、ジョジョというあだ名がついたのだそうです。 由花子は「私が守ってあげる」と康一に言いました。 【承】 - ジョジョの奇妙な冒険(ダイヤモンドは砕けない)第一章のあらすじ2 吉沢はナイフを持ってコンビニを襲い、金を出せと要求します。 騒動になり、下校途中の仗助や康一も見ました。 店員を人質にとった吉沢は、仗助の頭を見て「変な頭」発言をします。 怒った仗助の目の前で、吉沢は人質の女性にナイフを刺しますが、ナイフは吉沢の腹の中に入っていました。 「刑務所の病院で外科に取りだしてもらいな」と仗助が言います。 突如として、吉沢の口から水が出ていったのを見た仗助は、顔色を変えました。 そばに潜んでいた片桐が、「よくも邪魔してくれたな。 次はお前だ」と、仗助に逆恨みします。 仗助の家は、警官である祖父と母・朋子の2人暮らしでした。 吉沢が事件を起こしたことに対し、祖父の東方巡査長は「あいつはああいうことする奴じゃねえんだよ。 何かあったんだ、きっと」と言います。 会社に対する文句で悪酔いするサラリーマンを、形兆が弓で射ました。 サラリーマンの憎しみが強い力を生み出せるかと思ったのですが、サラリーマンはそのまま死にます。 落胆した形兆は、矢を抜いて立ち去りました。 登校途中に仗助を見つけた康一は、白い服の人物とぶつかりそうになります。 よけて自転車から転がり落ちそうになった康一ですが、地面に着く直前に、なぜか身体が起立状態に戻りました。 「大丈夫か、よそ見していて悪かった」と言う白い服の男は、空条承太郎という人物です。 本に名前が書かれています。 承太郎は康一に仗助のことを聞き、康一は仗助のところへ行って、「あの人が、仗助くんに話があるって」と声をかけました。 仗助と承太郎は顔を合わせます。 仗助の父は、ジョセフ・ジョースターという名の人物でした。 現在は79歳です。 母・朋子が大学生の時、2人は知り合いました。 別れた後に、朋子は妊娠を知ったので、仗助の父は仗助の存在を知りませんでした。 承太郎は、ジョセフ・ジョースターの孫です。 ですから、承太郎の方が仗助よりもはるかに年上なのですが、承太郎は仗助の甥という立場になります。 ジョセフ・ジョースターは健在なのですが、遺産相続のことで調査をして、仗助の存在が明らかになりました。 祖母は結婚61年目にして、浮気を知って大怒りしているそうです。 遺産はどうでもいいと答えた仗助ですが、承太郎の用件はそれだけではありませんでした。 「変なものが見えないか。 たとえるなら、悪霊みたいな」 仗助は沈黙を守り、承太郎は仗助の態度で確信します。 その時、女子生徒たちが、仗助の髪の毛についたゴミのことを指摘しました。 話の水を差された承太郎は、つい「くだらねえ髪の毛の話なんて、あとにしな」と発言します。 髪の毛のことを指摘すると仗助が怒ると知る康一は、まずいと思いました。 怒った仗助は承太郎に攻撃を仕掛けますが、承太郎は防御します。 それにより、仗助は承太郎も同じ能力を持つことを知りました。 承太郎は仗助に、仗助の持つ能力について説明します。 彼らが持つ能力は「スタンド」と呼ばれるものでした。 能力を持つ者を「スタンド使い」と呼び、スタンドはスタンドを使う者にしか見えません。 承太郎は仗助に話をするのですが、仗助は「昨日も見ましたから。 俺ああいうの、興味ないっすから、まったく」と言って立ち去ります。 承太郎は仗助と会った後、仗助に能力があることを母国に電話で報告しました。 別の日。 仗助を見つけた康一は話しかけようとしますが、その前に由花子が立ちはだかります。 由花子は自分の変化に気づかないかと言いました。 康一には、まったく分かりません。 爪が正解でした(由花子がアピールした)。 前の夜に時間をかけて磨いたらしく、由花子は康一に当てられて喜びます。 康一は辟易しますが、一瞬の後、自分が少しだけ場所を移動していると知り、驚きました。 (これは後に出てくる、虹村形兆の弟・億泰の仕業) 仗助を再度訪れた承太郎は、この杜王町に潜む悪について説明します。 ひとつには、片桐の存在でした。 片桐はもともと連続殺人鬼として知られています。 片桐の脱走後に内臓破裂による変死事件が続いていること、その現場がすべて水のそばで起きていることを告げ、片桐がスタンド使いだと言いました。 ほかにも、「片桐をスタンド使いにした者」がいるはずなのですが、仗助は承太郎の話に興味を持ちません。 無視して立ち去ります。 帰宅した仗助は、2階から不審な物音を聞きつけ、部屋を覗きました。 そこには筋トレする祖父がいました。 持っていたダンベルを落としたので音がしたのだと気づき、仗助はあきれます。 祖父は続けて腹筋まで始めました。 外に雨が降り始めます。 そこには、仗助に恨みを持つ片桐が潜んでいました。 一家皆殺しにしてやると思い、アクア・ネックレスという、水を使うスタンドを繰り出します。 スタンドは母・朋子が飲む水に入りこみますが、気づいた仗助がスタンドで水を取り除き、瓶の中に入れました。 朋子はトラサルディーを食べに、外出します。 【転】 - ジョジョの奇妙な冒険(ダイヤモンドは砕けない)第一章のあらすじ3 瓶の中にスタンドを詰めた仗助は、承太郎に折り返し電話をかけて、スタンドを捕まえたと報告しました。 承太郎はすぐに向かうと言います。 仗助は風呂の水を張りに、中座しました。 片桐はスタンドを封じ込められて苦しみますが、祖父が酒を取りに1階へおりてきました。 片桐は瓶を酒瓶に変え、祖父に持たせます。 祖父の東方巡査長は、2階でそれを開け、飲みました。 片桐のスタンドが解放されます。 2階で再び不審な物音がしますが、仗助は祖父が筋トレをしているのだと思いました。 承太郎が駆け付け、瓶がないと気付いた仗助は、2階の部屋で祖父が死んでいるのを見つけます。 仗助は触れたものを治す(直す)スタンド、クレイジー・ダイヤモンドを発動させますが、死んだ祖父はもう蘇りませんでした。 仗助は悲しみます。 1階におりると部屋は水びたしになっており、スタンドの声が聞こえるので、仗助も承太郎もスタンド使いだと、片桐に露見しました。 承太郎が片桐に、時間を止めるスタンド、スタープラチナで対抗します。 湯が湧いて蒸気が発生し、危険を察知した仗助と承太郎は壁を破壊し、隣の部屋へ行きました。 隣室には加湿器が作動しており、見えないミストで満ちていました。 ミストが仗助の体内に入り、内臓破裂を起こそうとします。 ところが仗助は、先を見越していました。 体内に入られた時のために、前もってゴム手袋をバラバラにして飲みこんでいました。 ゴム手袋を直すことで、仗助は片桐のスタンドを回収します。 家の外で片桐と対峙した仗助と承太郎は、片桐がスタンド使いになった経緯を聞きました。 片桐が言うには、若い男に矢を刺されてから、その能力を手に入れたそうです。 仗助は、片桐を逮捕しても殺しても無意味だと気付いていました。 人を殺しても罪の意識がないからです。 仗助は片桐を公園の近くにあった岩に融合させ、永遠に供養しろと言いました。 その時、片桐がやっつけられたことを、形兆が気づきます。 仗助は祖父の部屋で、祖父が集めた捜査資料(新聞記事の切り抜き)を見ていました。 仗助の祖父は、16年前に起きた女子高校生殺害事件を特に気にかけており、犯人を検挙するために奮闘していました。 その当時、祖父は勤続20年目で、祝いの腕時計を貰っていたのですが、事件の時に苛立った祖父は、時計を叩き壊したそうです。 仗助は、祖父の遺志を継ぎ、この町を守ろうと決意しました。 仗助の祖父の葬儀に参列した康一は、仗助を心配します。 仗助は隠れて葬儀を見ている怪しい影・形兆を見つけ、追跡しました。 仗助の身を心配した康一も、ついていきます。 形兆を追った仗助と康一は、郊外の寂れた廃屋に辿り着きました。 (厳密には廃屋ではなく虹村家の住みかなのだが、見た目は廃屋) そこで康一が矢を射られ、倒れます。 康一を助けようとした仗助のところに、形兆の弟・億泰が現れると、攻撃をしかけました。 億泰と戦おうとした仗助は、億泰の右手が危険だと咄嗟に判断します。 その通りでした。 直後、「立入禁止」の看板の「入」が削られ、「立禁止」になります。 億泰のスタンドは、右手が空間を削る、ザ・ハンドという能力でした。 単に空間を削り取るだけでなく、使いようによっては瞬間移動も可能です。 ところがやみくもに億泰が空間を削り取ったことで、億泰は自爆しました。 自分が削り取ったことでバランスを崩した胸像に当たり、億泰は気絶します。 その間に康一は、形兆に連れ去られていました。 仗助は康一の血の痕を追跡し、廃屋に入ります。 形兆は矢を康一から抜きますが、康一は倒れたままでした。 形兆は康一を、選ばれなかった者だとみなします。 仗助は康一のケガを治そうと近寄りたいのですが、形兆の攻撃があると予測し、うかつに近寄れません。 そこへ気絶から復活し、無計画に近寄った億泰が銃弾を浴び、倒れました。 弟の億泰は、自分の愚かさを兄に詫びます。 兄の形兆は、バッド・カンパニーというスタンド使いでした。 小人のような兵隊を操るものです。 小さな歩兵隊やヘリコプターが、仗助を狙っていました。 その攻撃の軌道にうっかり億泰が入ったために、億泰は重傷を負ったのです。 形兆と億泰が兄弟だと知った仗助は、キズを治すことを条件に兄の能力を聞こうとしますが、億泰は口を割りませんでした。 億泰から情報を得られませんでしたが、仗助はキズを治してやります。 なぜキズを治したと聞く億泰に、「深い理由なんてねえよ」と仗助は答えました。 億泰は借りを返すため、空間を削り取ることで仗助と康一を近づけます。 億泰の粋な計らいに、仗助は「グレートだぜ、億泰」と言いました。 【結】 - ジョジョの奇妙な冒険(ダイヤモンドは砕けない)第一章のあらすじ4 部屋には大量のパラシュートつきの歩兵隊がおり、小さなヘリコプターも飛来しました。 仗助は康一のケガを治し、連れて逃げようとしますが、兵隊に囲まれてしまいます。 小さな兵隊たちの群れを見て、仗助は「グレートだぜ」と呟きました。 康一が「戦車まで(いる)」と言います。 みると、隣室から小さな戦車がやってきていました。 康一の言葉を聞いた仗助は、康一にもスタンドの能力が目覚めたと知ります。 (スタンドは、スタンド使いにしか見えない。 康一に戦車が見えるということは、能力が目覚めたということを意味する) 同じく康一がスタンド使いになったと知った形兆は、康一の能力を知りたがりました。 能力を見せてみろと言います。 そう言われても、にわかに芽生えた能力を康一が使いこなせるわけがありません。 「方法が分からない」と答えます。 形兆は康一の足の甲を、歩兵隊に刺させました。 すると康一の体内から白地に緑の卵が出てきますが、宙に浮いたままです。 康一の能力が見たい形兆は、全部隊に総攻撃を命じました。 スタンドが死ぬと本体である自分も死ぬと告げ、仗助は康一を守ります。 攻撃を受けた仗助が倒れ、ショックを受けた康一は「やめろ、やめろ」と怒りました。 卵が割れます。 康一の頭が逆立ち、卵の中から緑色のモンスターが出てきました(爬虫類っぽい感じ)。 それでも康一はまだ、自分の能力を理解しておらず、緑のモンスターも何をするわけではありません。 「やはり俺には必要ない」と判断した形兆は、康一のスタンドを破壊しようとしました。 その時、仗助が「俺の作戦が終了した」と言います。 仗助はスタンドを発動させていました。 その状態で、あえて自分に攻撃を仕向けていたのです。 「直す能力」によって形兆から受けたミサイルを復活させた仗助は、そのミサイルで形兆を攻撃しました。 戸惑った形兆は撤回を命じようとしますが、形兆が一度出した命令は取り消せないために、ミサイルを被弾して倒れます。 仗助は康一に、康一が時間を稼いでくれたおかげでできたと言いました。 仗助は階上へ逃げた形兆を追います。 形兆の持つ弓矢によって、スタンド使いが作られると知った仗助は、片桐の件(祖父を殺害された件)もあり、弓矢を破壊すると決めていました。 階上の部屋には、丸っこい不気味な生き物がいました。 床にはいつくばって、何かを探しているようです。 形兆が「そいつは、俺たちの親父だ。 そしてこの弓と矢は、親父のために必要なものだ」と言いました。 …形兆と億泰の父は、昔から金に汚く、息子の形兆や億泰にも容赦なく暴力を振るう人間だったそうです。 それが何かの病に侵されて、健康であるものの何も分からない状態になりました。 健康…というよりも、不死身の状態です。 頭を砕いても何をしても、父は死なない身体なのだそうです。 形兆は「父を治すスタンド使い」を探しているのではなく、「父を普通に死なせることができるスタンド使い」を探すために、弓矢を一般人に向けていました。 父が死んだ時に、やっと自分の人生が始まると、形兆は思っていました。 仗助は「気になるのは、こっちの箱だ」と言い、形兆の父の横にあるものを復元します。 箱が戻ると共に、1枚の写真も復活しました。 それは両親と幼い形兆、億泰が写っているものです。 写真を見つけた父は、嬉し泣きをしました。 形兆は、心がないと思っていた父に、家族への愛があると知り、動揺します。 仗助は「手伝ってやってもいいぜ。 殺すスタンド使いより、治すスタンド使いを望んでるっつーならな」と言いますが、形兆は弓矢を渡すのを拒否します。 弟の億泰も兄を説得しますが、形兆の気持ちは変わりませんでした。 その時、ミニカーのようなものが部屋に乱入します。 弟の億泰をとっさにかばい、形兆が前に立ちはだかりました。 ミニカーのようなものは、形兆の胸から入り、口から出ていきます。 その直後、形兆は爆死しました。 弟の億泰は兄の死を嘆きつつも、最後は自分をかばってくれたと言います。 仗助もそれを肯定しました。 形兆の死とともに、弓矢も消滅します。 承太郎に会った仗助は、弓矢がなくなったことを報告しました。 仗助は承太郎に「仗は守るという意味です」と言い、祖父の遺志を引き継いでこの町を守ると宣言します。 …たった2週間前に、康一は杜王町に引っ越してきたばかりでした。 怒涛の2週間でした。 それでも仗助や億然たち仲間と出会えて、康一は嬉しく思います。 自分に芽生えた能力は、まだ不明ですが、これから楽しい日々が始まりそうだと思いました。 その康一のことを、意味ありげに由花子が見守っています。 仗助は岩になった片桐に、あいさつしていました。 (エンドロールに入りかけたところで) 陸上競技大会ハードル部門や、スピーチコンテストのトロフィー、いずれも3位。 漢方医学の本。 机に置かれた女性の左手。 背後には、「二つ杜の女子大学生が失踪してから5日経過」を知らせるニュース。 (続編を思わせるラスト).

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