怪物 くん ドラキュラ。 何でも実写化すれば良いというものではない

怪物くん ロケ地ガイド

怪物 くん ドラキュラ

人間の役に立っても、ちっとも怪物ランドに帰ることができないと、 審判の間で 爺や(半海一晃)にブーブー文句を言う 怪物くん(大野智)。 怪物くんが大人になれればいいのでは?と、またしてもアイマイな事を言う爺や。 「ところで・・・さきほどからドラキュラの姿が見えませんが?」 「あれ??」あたりを見回す怪物くん達。 その頃、 ドラキュラ(八嶋智人)は、工事現場でアルバイトをしていた。 「よく働くなぁ新人」 「大切な人のためザマスから!」 ドラキュラは、目の病気で視力を失っている女性・ 茜(入山法子)を好きになり、 彼女の目の手術代のためにアルバイトをしているのだった。 ヒロシ(濱田龍臣)の家で、 ウタコ(川島海荷)やお供達が恋愛ドラマに夢中になっている。 「恋って何だ?」 恋の意味を知らない怪物くんにウタコが聞く。 「今まで誰かを好きになった事ないの?」 「ない!」 「ええー!!」王子の答えに驚く一同。 ウタコとお供3人に説明され、恋は素晴しいもので、恋を知ると大人になれるらしい事を知った怪物くんは、 大人になれば怪物ランドに帰れるかも?という爺やの言葉を思い出す。 「おいウタコ!教えてくれ!俺に恋を!」 悪魔界では デモリーナ(稲森いずみ)に部下の Dr.マリス(飯田基祐)が、 人間から吸い上げる次なる欲望を説明する。 「相手を独占したいという、醜い、人間なら誰もが持っている欲望・・・それは恋!」 果たして、人間の女性に恋をしてしまったドラキュラの運命は!? そして、ついに明らかになるデモリーナの驚くべき過去! 怪物くんが恋のレッスン!怪物くんが初めて経験する恋とは!?.

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怪物くん ポピー(バンダイ)超合金【038】

怪物 くん ドラキュラ

ポンコツ映画愛護協会『映画 怪物くん』 『映画 怪物くん』:2011、日本 人間界での修業を終えて怪物ランドに帰ってきた怪物くんは、怪物ランドの新大王就任式を迎える。 だが、父である怪物大王の紹介で登場 した怪物くんが挨拶しようとすると、集まった国民の一人が挙手した。 誕生パーティーでニガニガ草を残したという噂の真偽を尋ねられた 怪物くんは、「そんなこともあったな」と軽く答える。 「国民が貴方のために採取したものなのですよ」と言われても、彼は悪びれた様子 も見せずに「だって苦いんだもん」と口にした。 別の国民が「大王の絵に鼻毛を描いたことが許せません」と言うが、怪物くんは反省の様子を見せない。 「こんなワガママな王子を王に するのは早計かと」という意見が挙がり、国民が声を揃えて「反対」の大合唱となる。 腹を立てた怪物くんは逆ギレし、「こんな国なんて 、もう知らねえや」と言い放って立ち去る。 ドラキュラ、オオカミ男、フランケンは、大王から「説得して国民に謝らせろ。 出来なければ 族長にする約束は無しだ」と指示された。 怪物くんはドラキュラの説得に耳を貸さず、「嫌いなもん無理して食いたくねえ。 ウタコとヒロシなら好きなもん食わせてくれるだろ」と 人間界へ行くことを決める。 怪物くんはドラゴンを呼び寄せ、ドラキュラたちを引き連れて怪物ランドを飛び出した。 しかし、竜巻に 飲み込まれた一行が到着したのは日本ではなく、遥か遠くにあるカレーの王国だった。 いきなり大勢の兵士に攻撃されるが、怪物くんが 念力で反撃すると、その強さに全員が平伏した。 王国の権力者ヴィシャールは無礼を詫び、「てっきり敵の襲撃かと」と言う。 怪物くんは「貴方は伝説の勇者様ですね」と言われ、みんな が崇めてくれるので、気分が良くなって「その通り」と告げる。 怪物くんは豪華な宴で歓迎され、名物だというカレーを出されて「最高」 と浮かれる。 そんな怪物くんにヴィシャールは、「すぐに姫をお救いください」と頼む。 古文書によれば、伝説の勇者が魔力を操って姫を 助けると記されているのだという。 ヴィシャールを失脚させようとしている反乱軍に、姫が捕まったらしい。 しかし怪物君は、「やんねえ。 めんどくせえ」と断った。 ドラキュラたちに引き受けるよう諭されても拒否する。 だが、ヴィシャールから 伝説のカレーを用意していたことを聞かされ、姫を助けに行くことにした。 その頃、反乱軍のサニルたちは、「時は来た。 ヴィシャールを 叩き潰すのだ」と意気込んでいた。 ピラリ姫は捕まったのではなく、反乱軍と共にヴィシャールと戦おうとしていた。 ピラリは弟のカーがブーメランを練習するのを見て、「戦いになった時は、それで身を守るのですよ」と声を掛ける。 しかしカーは「無理 だよ、今は出来ても、そういう時って緊張しちゃうから」と弱気なことを言う。 「どうして何でもやる前から決め付けるの」とピラリが 話していると、ドラゴンに乗った怪物くんたちが接近した。 ピラリは「姫様、ヴィシャール団の襲撃かと」と反乱軍の兵に言われ、「武器 を取れ。 正義が悪に屈してはならぬ」と叫んだ。 しかしピラリは簡単に連れ去られ、カーはブーメランを投げるのをためらった。 怪物くんはピラリがウタコと瓜二つなので驚く。 ピラリを 心配するカーは、ヒロシと瓜二つだった。 ピラリを王宮に連れ帰った一行は、拍手で迎えられる。 ヴィシャールは「明日、婚礼の儀を執り 行う」と宣言した。 カレーを期待していた怪物くんたちは、地下牢に落とされてしまう。 怪物くんが念力で鉄格子を開けようとするが、 ビクともしなかった。 ドラキャラが持っていた魔王石をヴィシャールが密かに奪ったため、念力を使えなくなっていたのだ。 ヴィシャールは怪物くんたちの前で、最下級怪物・岩石男の正体を現した。 ドラキュラが「怪物界を抜け出した……」と言うと、彼は言葉 を遮って「逃げ出したのではない、捨てたのだ」と告げた。 彼は生まれた家柄で暮らしが決められる運命に我慢できず、怪物界を見限って 王になるために人間界へ降りたのだ。 「なぜ王族に生まれたというだけで王になれる?私の方が優れているのに、愚かな貴方が」と、彼は 怪物君への強い恨みを口にした。 ヴィシャールは「間もなく私は念願の王になる。 この地でも王族の血を引く者しか民は認めない。 だから、その地を持つピラリ姫と契りを 交わす必要があった」と明かす。 そして「もう少し敬意を払ってもらいたい。 そもそも魔王石は、我が一族が作り出したものなのだ」と 語った。 怪物くんたちが話を聞かずに揉めているのに腹を立てた彼は、「地獄を見せてやる」と拷問道具を持ち出す。 その時、地上で爆音 が響いた。 そこへヴィシャールの手下が、ピラリが連れ去られたことを報告した。 反乱軍が来たのだ。 サニルは他の反乱軍兵士が戦っている間に、ピラリを王宮から連れ出した。 一方、オオカミ男は土を掘り、怪物君たちは地下牢から脱出 した。 サニルはピラリに「私なんか助けるより他にやることがあるでしょ」と言われ、「貴方は我々の希望なのです」と告げる。 「残して きた者たちに何かあったら」と心配するピラリに、サニルは「必ずアジトで再会できます」と言う。 怪物君のことが話題となり、ピラリは 顔を歪ませて激しく罵倒する。 それを耳にした怪物くんは、腹を立ててピラリを罵った。 ピラリの元に、カーもやって来た。 怪物君はヒロシと思い込んで声を掛けるが、すぐに人違いだと気付かされた。 ピラリがアジトへ戻ろう とすると、サニルは怪物くんたちに視線をやって「彼らも連れて行きましょう。 聞けば騙されていただけのようですし、伝説の勇者が いれば心強い」と言う。 一方、ヴィシャールはデモキンに、「申し訳ありません。 取り逃がしました」と報告する。 デモキンは余裕の態度 で、「まあ良い、慌てることは無い」と述べた。 怪物君は自分勝手な態度をピラリに咎められ、「俺はワガママなんです」と不貞腐れたように言う。 するとピラリは「貴方はワガママの 意味をはき違えてる。 ワガママというのは、我のままに生きること、自分の信念を貫くことなの。 ワガママをするには、それを貫く強さと 責任を持たないといけないの」と語り、「なのに私は……」と悲しげな表情になる。 彼女とカーは幼くして両親を亡くし、女王と王子と して国を治めていた。 その頃の民は貧しくても互いに助け合って生きていた。 しかし3ヶ月前、恐ろしい魔物が王宮を襲った。 王宮から火 の手が上がり、彼女たちは慌てて逃げた。 数日後、王宮に戻ると魔物を倒した立役者としてヴィシャールが待ち受けており、ピラリとカーを国を捨てた愚かな指導者として糾弾した。 信頼を失ったピラリとカーは、王宮を追われたのだという。 ドラキュラとオオカミ男は、全てヴィシャールが仕組んだことであり、王宮 を襲った魔物がヴィシャールだと教える。 黒煙が上がるのを目撃したピラリたちが急いでアジトに戻ると、誰もいなかった。 そこへ爆弾が 投げ込まれ、サニルは怪我を負う。 ヴィシャールの率いる王宮の兵隊が待ち受けており、包囲される。 ヴィシャールは「おとなしく姫を差し出せ」と要求した。 反乱軍はダイヤを与えられて寝返っていた。 怪物くんはサニルから「勇者様、 我々を救ってくれ」と言われ、カーに「ブーメランであいつを倒せ」と要求する。 サニルから「お願いします、伝説通り、アンタの力を もってすれば」と改めて頼まれた怪物くんだが、「伝説なんて知らねえ。 俺は勇者なんかじゃねえ。 勝手に期待すんな」と拗ねたように 言う。 ピラリは呆れ果て、自分からアジトを出て「貴方と結婚します」とヴィシャールに告げた。 ピラリは高慢な態度で、「これからは王宮で贅沢させてもらうわ」と口にした。 オオカミ男が「あんなに国のことを心配してたのに」と 言うと、彼女は「アンタたちが勇者だっていうから、同情させて利用しようとしただけ。 また女王に戻れるって期待してたのに、偽者じゃ ねえ」と嘲笑した。 ピラリはヴィシャールたちと共に、王宮へ戻った。 ヴィシャールは妻の証として、魔王石をピラリに与えた。 ピラリは城に現れたドラゴンを見つけ、カー宛ての手紙を託した。 アジトへ赴いたドラゴンは、その手紙をドラキャラたちに渡した。 そこ には、ピラリがみんなを救うために芝居をしたことが綴られていた。 さらに彼女は、「手紙が届く頃には、私はこの世にいないでしょう。 私は気付いたのです。 この国の民はヴィシャールに洗脳されている。 だから命懸けで洗脳を解こうと思う。 これからの国を頼みます」と 手紙に記していた。 だが、その文面を知っても怪物くんは姫を助けに行こうとは考えず、「怪物ランドへ帰る。 だって念力使えないし」と口を尖らせる。 ドラキャラたちが諌めても、聞く耳を貸さずに「うるさい」と怒鳴り散らす。 ドラキュラたちは怪物くんに呆れ果て、3人でピラリ救出へ 向かう。 その頃、デモキンはデモリーナを蘇らせていた。 ただし不完全な状態で、「復活するのに、まだ欲望が足りない」と言う。 彼は ダイヤを生み出す能力を持っているヴィシャールの力を利用していた。 デモキンはデモリーナに、「ダイヤを人間どもにちらつかせれば、豊かになりたい欲に溺れる。 後は、その欲を採取するだけだ」と語る。 デモリーナが「また同じ過ちを繰り返しておられるのですか。 人間を利用するのがいかに傲慢な行為か、怪物くんとの戦いでお伝えした つもりです」と悲しげな表情で言うが、デモキンは「何と言われても構わぬ。 俺がこの世界で欲しいのは、お前だけだ」と口にした。 彼が 指輪を見せて「永遠なる愛の証だ、受け取ってくれるか」と告げると、デモリーナは嬉しそうに「はい」とうなずいた。 ドラキャラたちは王宮に乗り込むが、あっさりと捕まった。 翌朝、ヴィシャールとピラリの結婚式が開かれ、集まった民にはダイヤが配布 された。 怪物くんとカーは地下牢に乗り込み、ドラキュラたちを救出した。 怪物君は「勘違いすんな。 俺はただ文句を言いに来ただけだ」 と口を尖らせる。 ヴィシャールから祈りを捧げるよう促されたピラリは、民に向かって「ダイヤなどに惑わされないで。 どうか他人にも目 を向け、優しく手を取り合っていた頃を思い出してください。 目を覚まして」と訴え、バルコニーから身を投げた…。 監督は中村義洋、原作は藤子不二雄A「怪物くん」(小学館 刊)、脚本は西田征史、製作指揮は宮崎洋&桜田和之&藤島ジュリーK.、 製作は今村司&中村浩子&松野泉&片寄聰&市川南&平井文宏&長坂信人&宇田川寧&弘中謙、エグゼクティブプロデューサーは奥田誠治 、Co. エグゼクティブプロデューサーは櫨山裕&菅沼直樹&神蔵克、プロデューサーは池田健司&原藤一輝&伊藤卓哉&坂下哲也&秋元 孝之、撮影は小松高志、照明は藤森玄一郎、録音は石貝洋、美術プロデューサーは北島和久、美術は小澤秀高&渡邉由利&乾友一郎、 特殊美術は三池敏夫、編集は松竹利郎、VFXディレクターは阪本親則、特殊メイク・ドラゴン制作・キャラクターデザインは梅沢壮一、 アクションコーディネーターは吉田浩之、怪物ダンス指導はAKIKO、音楽は井筒昭雄。 主題歌『Monster』は嵐 作詞:UNITe・Sean-D、作曲:CHI-MEY、編曲:Taku Yoshioka・Hirofumi Sasaki。 出演は大野智、松岡昌宏、八嶋智人、川島海荷、上島竜兵、チェ・ホンマン、濱田龍臣、鹿賀丈史、稲森いずみ、上川隆也、北村一輝、 半海一晃、三宅弘城、山口達也、本村健太郎、ゆうぞう(インスタントジョンソン)、ジャイアント白田、小野明日香、深水元基、七枝実 、玉置祐也、内田明、上野なつひ、水崎綾女、篠原友希子、嶋田エリカ、松本雅子、阿久澤菜々、傳野貴之、まいど豊、宇都秀星、西洋亮 、渡辺健、嶋田真、草野イニ、TOMO、戦闘竜、山崎和如、吉田ウーロン太、神代宏人、竹森千人、小村裕次郎、及川水生来、斎藤弘勝、 貴山侑哉、風聡、あべかつのり、青山隆之、小林守、京泉智士、榊玲奈、服部紗弥、近江翔悟ら。 藤子不二雄Aの漫画を基にした日本テレビ系列の連続テレビドラマ『怪物くん』の劇場版。 脚本はテレビ版にも携わっていた西田征史、監督は『チーム・バチスタの栄光』『ゴールデンスランバー』の中村義洋。 怪物くんを大野智、デモキンを松岡昌宏、ドラキュラを八嶋智人、ピラリ&ウタコを川島海荷、オオカミ男を上島竜兵、フランケンを チェ・ホンマン、カー&ヒロシを濱田龍臣、怪物大王を鹿賀丈史、デモリーナを稲森いずみ、ヴィシャールを上川隆也、サニルを北村一輝 が演じている。 TVドラマの劇場版では「いつものこと」だが、この作品もやはり、ドラマを見ていない人間が観賞することを想定していない内容に なっている。 一見さんのために、キャラクター紹介や人間関係の説明をしてあげようという親切な気持ちは全く無い。 怪物くんが「魔王石なら俺がデモキンと戦った時に粉々にしたはずだろ」と言って回想シーンを挿入されても、ドラマ版を見ていない人間 からすると、「デモキンって誰だよ」「魔王石って何だよ」と言いたくなるし、デモリーナの存在も良く分からない。 そりゃあ、本作品を見る人の大半は、たぶんドラマのファンだっただろうとは思うよ。 それに、繰り返しになるが、ドラマを見ていない 人間を除外した作りになるのは、TVドラマの劇場版では毎度のことだ。 ただ、特にこの作品の場合、子供向け映画ってこともあるし、最初に簡単な「おさらい」のシーンを入れるぐらいの配慮があっても 良かったんじゃないのかなあと。 全てを詳しく説明しろとは言わない。 ドラマを見ていた人だけに分かるサービスシーンがあってもいいわけだし。 ただ、2分か3分程度で、簡単におさらいするぐらいのことは、あっても良かったんじゃないかと。 子供向けってことは、子供を連れて行く保護者たちも映画館で鑑賞するわけで、ってことは「ドラマを見ていなかった大人たち」も見る 可能性は大きいわけで。 そういう保護者たちへの親切心ってのが、少しぐらいあってもいいんじゃないかなあと。 まあ、それが無くても、嵐の人気のおかげもあって大ヒットしたんだから、それでいいと思っているかもしれんが、ワシが製作サイド だったら、ドラマを見ていない人への配慮はするよ。 ドラマを見ていなかった観客も取り込めるような企画だけに、この映画に関しては、そこがものすごく気になってしまったんだよね。 ドラマ版のファンだけを想定して作っているなら尚更のことだが、なぜウタコやヒロシたちをクロージング・クレジットでチラッと出す だけの扱いにしてしまったのかと疑問を感じる。 怪物くん一行とその2人を再び絡ませて、物語を構築した方が良かっただろうに。 日本じゃなくて別の国を舞台にするにしても、そこにウタコとヒロシも関与する形にすりゃあ良かったのよ。 瓜二つのキャラを登場させることで同じ俳優を起用しても、それはキャラとしては別人だからね。 重要なのは、同じ俳優を起用すること じゃなくて、同じ俳優が同じ役を演じて再登場することだと思うのよ。 ドラマ版のファンは、きっと別のキャラを演じる川島海荷と濱田龍臣ではなく、ウタコとヒロシを期待していたんじゃないかと思うん だけどなあ。 新大王就任式のシーンで、国民から「こんなワガママな王子を王にするのは早計かと」という意見が出る。 でもさ、苦い草を残すのも、大王の絵に鼻毛を描くのも、「ワガママ」とは、少しズレてるように思うのよ。 草を残すのは食べ物の好き嫌いだし、絵に鼻毛を描くのも「ワガママ」とは明らかに違うでしょ。 そこを「ワガママだから国民が反対する 」という風にしたいのなら、そのエピソードはおかしい。 それと、そこでダラダラとやるよりも、いきなりブーイングで反対されるという形の方がテンポがいいんじゃないの。 出来れば「怪物くん は拍手喝采で迎えられる」と妄想して、そこからブーイングの現実を見せるという流れにしてさ。 っていうかさ、「人間界での修業を終えた」ってことなんだから、ドラマ版では「最初はワガママ放題だった怪物くんが、人間界で様々な 出来事を経験する中で成長した」ということが描かれたはずだよね。 成長したからこそ、怪物ランドに戻ったんだよね。 それなのに、そこでの怪物くんの態度は、ものすごく悪いぞ。 過去のワガママで国民が反対するのはともかく、それを指摘された時の怪物くんの態度が悪いってのは、「お前、人間界で全く精神的に 成長しなかったのかよ」と言いたくなる。 そこに限らず、怪物くんの性格が、すげえ悪いんだよなあ。 原作やアニメ版でもあまり性格の良い奴ではなかったけど、「ちっちゃい子供だから」ということで許せていた部分はあったんだよね (それでも正直、かなり嫌な奴だった印象があるけど)。 それが大野が演じることで、「子供のワガママ」とは見えなくなっちゃうんだよね。 生意気な口を叩いても、甲高くて子供っぽい声なら「ガキの生意気さ」というところで不快感が和らぐかもしれんけど、大野が野太い声で 言っちゃうと、単なる偉そうな奴になっちゃうのよね。 大野の成り切りぶりは悪くないんだけど、性格を原作に合わせてしまうと、身勝手ぶりの不快指数が上がってしまうのだ。 もう少し性格を良くする修正は施した方が良かったんじゃないか。 あと、中村監督って、どうやら喜劇のセンスは無いみたいね。 ギャグはベタなモノばかりで、例えば「怪物くんがカレーに喜んでいるのを見て呆れたドラキュラが反対側を向くと、オオカミ男が美 味しそうに肉を食べている」とか、「オオカミ男を注意したドラキュラが女から踊りにさそわれたらノリノリになる」とか、「姫の救出を 嫌がっていた怪物くんが、カレーのことを聞いて途端にやる気になる」とか、そういうモノだけど、ベタベタだからダメっていうより、 テンポや間の取り方、緩急の付け方、カットの割り方などがイマイチなんだと思うなあ。 「ドラキュラがノリノリになる」というシーンなんて、八嶋智人の芝居だけで持って行ってる感じだし。 ヴィシャールが喋っているのに、怪物くんたちが話を聞かず揉めているので「うるさい」と腹を立てるシーンも、見せ方がイマイチだ。 ヴィシャールが話していると「やっぱり坊っちゃんが悪いでガンス」というオオカミ男の声が聞こえたので「んっ?」と変な顔になり、 カットが切り替わって怪物くんたちが写り、彼らが話しているところへヴィシャールが「うるさい」と入って来るんだけど、そこは 「ヴィシャールが喋り続けているのに、それを聞かずに怪物くんたちが揉めるので顔が険しくなり、ついに我慢できずに怒鳴り散らす」と いう形のほうが、いいと思うのよね。 ヴィシャールが先に言葉を止めて、それからカットを切り替えて、ということをやると、テンポが悪くなってしまう。 アジトにいるピラリとカーが登場した時点で、ターバンで顔を隠していても、目の辺りや声だけで、それが川島海荷と濱田龍臣ってのは 分かってしまう。 でも、先に観客がそれを知ってしまうと、「怪物くんが会ったらウタコやヒロシに瓜二つなのでビックリ」というところの面白味が ものすごく弱くなってしまう。 先に登場させるのは上手くない。 怪物くんたちが助けに行ったところで、観客も同じタイミングで初対面 する形にした方がいい。 しかも、助ける前から、姫様が拉致されたのではなく反乱軍と行動を共にしていることまでバラしちゃってるんだよなあ。 それも上手く ないなあ。 あと、ピラリがウタコと瓜二つだと怪物くんが知った時点で、カーの姿も目撃する形にしておこうよ。 そこを分割している意味が全く 無い。 後から怪物くんがカーを見て驚いても、こっちとしては「いや、とっくに知ってるよ」ということになっちゃうし。 ヴィシャールが自分からベラベラと全て明かしてくれるまで、怪物くんたちがピラリ救出ミッションに対して何の疑問も抱かないのは、 どうなのよ。 ピラリが彼らの前で「貴方たち、ヴィシャールの手先ね」とか言って、「おやっ、ちょっと変かも」と感じて、ヴィシャールに質問しよう としたら地下牢に落とされて、とか、そういう流れの方がいいんじゃないの。 地下牢に落とされても、まだ自分たちが悪党の片棒を担いだことに全く気付いていないってのは、マヌケというより、少し不快感さえ 抱いてしまう。 あと、怪物くんは騙されたとは言え、悪党の片棒を担いでピラリを危機に陥らせたのに、それについて全く反省しておらず、謝罪の態度も 無いんだよな。 ピラリは怪物くんに、「貴方はワガママの意味をはき違えてる。 ワガママというのは、我のままに生きること、自分の信念を貫くことなの。 ワガママをするには、それを貫く強さと責任を持たないといけないの」と語る。 だけど、はき違えているのはアンタの方だと思うよ。 信念を貫くことは「ワガママをする」と表現せず、そのまんま「信念を貫く」と表現するのだよ、ピラリ姫。 それを貫く強さと責任を持たないのが「ワガママ」なのだよ。 怪物くんたちがピラリの芝居に全く気付かず腹を立てるのはともかくとして、ずっと一緒にいたサニルが全く気付かず、姫を擁護すること もしないってのは、すげえ違和感があるぞ。 だったら、怪我のせいで意識を失っていたとか、そういうことにでもすればいいでしょ。 で、意識を取り戻してピラリが王宮へ戻った経緯を聞かされ、「それは姫が芝居をしたのだ」と指摘して、怪物君たちが気付くという展開 にすればいいでしょ。 怪物君が正義感に目覚めるタイミングが、あまりにも遅すぎる。 そのチャンスは何度もあったのに、ことごとくワガママぶりを発揮して、「やんねえ」「嫌だ」と悪に立ち向かうための行動を拒絶する。 それがカーみたいに「臆病だから、なかなか勇気が出ない」という感じなら、まだ不快感も少なかったと思うんだよね。 でも怪物君の場合 、拗ねた態度で、生意気な態度で、拒絶するのよ。 それが、すげえ嫌な感じに見えちゃう。 繰り返しになるけど、「子供が拗ねている」ということじゃなくて、「大人がワガママを言っている」としか見えないことが、かなり マイナスに作用しているしね。 カレーの王国の民は、ヴィシャールの卑劣な手段で洗脳されているわけではなく、ダイヤを与えられて欲にまみれて崇めているという設定 にしてあるけど、そんなのでいいのかよ。 ってことは、ピラリとカーを崇めていた頃から、そいつらは簡単に欲にまみれて寝返っちゃうような奴らだったってことだろ。 ピラリが権力を取り戻しても、そんな連中ばかりが国民だと思うと、どうもスッキリしないぞ。 どうせ、また何かあったら、簡単に欲にまみれて裏切るんだろうと思ってしまう。 ヴィシャールは怪物ランドの身分制度に我慢できずに飛び出したという設定で、回想シーンでは怪物くんのワガママな態度に岩石男が 触れるシーンがあるけど、終盤になっても、怪物くんが怪物ランドの身分制度を改めようとするとか、自分の身分に甘えていたことを反省 するとか、そういう展開は全く無いんだよね。 そこを全く片付けようとしないのなら、最初から問題提起しなけりゃいいのに。 終盤、怪物ランドに戻った怪物くんが「俺のワガママは変わらないぞ。 ニガニガ草は絶対に食べない。 パパの似顔絵に鼻毛も描く。 だけど 、お前らを最後まで守り抜くっていうワガママも最後まで貫き通すからな」と宣言すると国民が盛り上がるけど、すげえ無理があるなあ。 この映画、とにかく「ワガママ」の解釈に無理があり過ぎる。 「お前らを最後まで守り抜く」ってのは、ワガママとは言わないっての。 (観賞日:2012年6月8日).

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怪物くん

怪物 くん ドラキュラ

人間の役に立っても、ちっとも怪物ランドに帰ることができないと、 審判の間で 爺や(半海一晃)にブーブー文句を言う 怪物くん(大野智)。 怪物くんが大人になれればいいのでは?と、またしてもアイマイな事を言う爺や。 「ところで・・・さきほどからドラキュラの姿が見えませんが?」 「あれ??」あたりを見回す怪物くん達。 その頃、 ドラキュラ(八嶋智人)は、工事現場でアルバイトをしていた。 「よく働くなぁ新人」 「大切な人のためザマスから!」 ドラキュラは、目の病気で視力を失っている女性・ 茜(入山法子)を好きになり、 彼女の目の手術代のためにアルバイトをしているのだった。 ヒロシ(濱田龍臣)の家で、 ウタコ(川島海荷)やお供達が恋愛ドラマに夢中になっている。 「恋って何だ?」 恋の意味を知らない怪物くんにウタコが聞く。 「今まで誰かを好きになった事ないの?」 「ない!」 「ええー!!」王子の答えに驚く一同。 ウタコとお供3人に説明され、恋は素晴しいもので、恋を知ると大人になれるらしい事を知った怪物くんは、 大人になれば怪物ランドに帰れるかも?という爺やの言葉を思い出す。 「おいウタコ!教えてくれ!俺に恋を!」 悪魔界では デモリーナ(稲森いずみ)に部下の Dr.マリス(飯田基祐)が、 人間から吸い上げる次なる欲望を説明する。 「相手を独占したいという、醜い、人間なら誰もが持っている欲望・・・それは恋!」 果たして、人間の女性に恋をしてしまったドラキュラの運命は!? そして、ついに明らかになるデモリーナの驚くべき過去! 怪物くんが恋のレッスン!怪物くんが初めて経験する恋とは!?.

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