アーサー ボイル。 【炎炎ノ消防隊】強さランキング!最強第三世代能力者はだれだ!

炎炎ノ消防隊 アーサー・ボイルのキャラ設定、強さ、声優まとめ

アーサー ボイル

テレビアニメ 『炎炎ノ消防隊』より、第8特殊消防隊所属の男性消防官、 アーサー・ボイルをピックアップ! 自らを「騎士王」と呼び、奇行やおかしな言動が目立つ一方で、女性にはモテるという彼のイケメンぶりについてまとめました! アーサー・ボイル キャラクター概要 出典 : Amazon. jp 『炎炎ノ消防隊』に登場する男性キャラクター。 第8特殊消防隊に配属された二等消防官で、発火を自在にこなせる 第三世代能力者です。 年齢は17歳。 中肉中背で、金髪碧眼。 普段は前髪を垂らしていますが、訓練や出動の際にはアップにして頭頂部付近でまとめています。 主人公の森羅日下部(シンラ・クサカベ)に続いて第8に配属された隊員で、以降は第8の一員として共に戦います。 騎士に憧れ、自らを 「騎士王」と名乗っており、上司に対しても尊大な態度や言動が目立つなど、中二病的なところがあります。 シンラとは訓練校からの知り合いで、ヒーローに憧れるシンラとは全く反りが合わず、事ある毎に張り合ったりケンカしたりしているようです。 騎士道精神に則った紳士的な性格……とは程遠く、基本おバカで頭脳労働は干からびるほど苦手。 騎士のイメージを重視しているため、消防官でありながら現場でもヘルメットを被りません。 一方で、騎士らしくあるべきという意識が良い方にも作用しており、弱者や市民を守ることを強く望んでいます。 戦闘においても騎士になりきって戦い、格上が相手でも怯まず、随所で精神力(思い込み)の強さを見せており、多くの戦果をあげています。 担当声優は 小林裕介(こばやし ゆうすけ)。 中二病でもモテモテ アニメには数多くの イケメンキャラが登場しますが、そのタイプは様々。 作中や公式にて容姿が優れていると示唆される公式美形キャラもいれば、その言動や態度から視聴者にイケメン認定される非公式美形キャラもいます。 前者は『名探偵コナン』の安室透 、後者は『進撃の巨人』のリヴァイなどがそうですね。 アーサーは前者のタイプで、 作中でモテているという設定のイケメンキャラです。 その主な理由は顔……かというと、確かに美形設定ではありますが、どうもそれだけではない模様。 アーサーは女子ウケが良さそうな 中身も持っています。 アーサーの性格は、主に 「騎士としての自分」に特化しています。 つまり、志がそのまま性格として根付いているタイプですね。 元々の性格がどうというより、 「自分はこうでなければならない」という強い戒めを自分に課していて、それがそのまま性格として周知されているのです。 アーサーの騎士に対する憧憬と執着は、シンラのヒーローに対するそれに匹敵します。 そして彼自身、 「騎士はカッコいいもの」と強く認識しているため、 常にカッコよくなくてはならないという意識で日々を生きているようです。 その分、自分が高貴な身分であるかのような振る舞いも多く見られ、配属された第8特殊消防隊に合流した初日に、上司で遥か年上の武久火縄(タケヒサ・ヒナワ)中隊長に対しタメ口どころか上から目線で話すなど、一般常識とはかけ離れた口の利き方をすることもあります。 要は 変人なのです。 「騎士王」と名乗り、炎で作り出したプラズマで剣を模した武器を 「エクスカリバー」と命名し、より騎士っぽい装備品であればあるほど能力が発揮できるという彼の言動や性質は 中二病そのもの。 中二病が女性ウケがいいとは思えませんが……アーサーの場合はそこに ブレない信念があり、騎士である事を自分に課しているため、 いかなる時も弱い者の味方であり、正義の味方。 そんな彼の 一本気が、女性を惹き付けているのだと思われます。 また、 単純に強いところも男としての魅力です。 アーサーは消防官としては経験が浅いものの、実戦になると力を発揮します。 「自分は騎士である」という強い思い込み(周囲からは騎士ごっこと呼ばれている)が戦闘にまで影響を及ぼし、妄想が捗るシチュエーションであればあるほど強くなるのです。 反面、利き腕じゃない方を無意識に使用して苦戦するなど、抜けたところも多々あります。 また、戦闘中に思い込みの力が弱まり、騎士としての自分が信じられなくなった際には急激に能力が低下するという弱点も持っています。

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炎炎ノ消防隊 アーサー・ボイルのキャラ設定、強さ、声優まとめ

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[chapter:目次] TwitterにUPしたショートショートです。 全部アサ森。 [newpage] [chapter:「きしみ」後日談] 「最近、最中に泣かなくなったな」 泣いても無駄なのが分かったからだ。 「泣かれるのは正直キツかったから嬉しい」 そう言って抱きしめられた。 だったら泣かすようなことをするな。 心の中で毒づいて、顔をしかめる。 まぁ、手荒かったのは最初の方だけで、最近のこいつは優しい。 抱く時も俺を気遣っているのが分かる。 誰もいないところで甘えてくるようにもなった。 俺が逃げないと分かったから、安心しているんだろう。 腕を奴の背中に回し、足を絡めて、体をぴったりとくっつけた。 俺の耳を通じて奴の心音が聞こえる。 心音に耳を傾けていると、より強く抱きしめられた。 温かい腕の中でどうやったらこいつを懲らしめることができるのか、ずっと考えている。 俺が突然いなくなったら、こいつは狼狽えるだろうか。 自分がやったことを後悔しながら、俺を探し回るだろうか。 探しもせずにあっさり諦めて別の奴を番に迎えたら、こっちが辛いか。 そこまで考えて目を閉じた。 今はこの温かい腕の中で眠りたい。 それからのことは起きてから考えよう。 [newpage] [chapter:「居場所」] 「どこにも行くな」 そう言って後ろから抱きすくめられた。 背中から伝わる温かい体温と共に、アーサーの想いを強く感じて、涙が溢れそうになる。 涙をグッと堪える。 「どこにも行かねーよ」 わざと乱暴に答えた。 俺がいてもいい場所がここにある。 手放すわけがない。 「ずっと一緒だ」 後ろを振り向くとアーサーの青い瞳と視線が合わさり、どちらからともなく口づけた。 お互い傷だらけのボロボロで。 舌で感じた血の味だけが妙にリアルでおかしかった。 [newpage] [chapter:「誓い」] 任務の後、訪れたのは廃墟になった教会の跡地。 屋根も全部抜け落ちて、壁の一部しか残っていない。 「うちの教会よりボロいな」 「そりゃそうだろ」 「ここが祭壇か」 かろうじて残った壁の十字架を見上げていると、アーサーが寄ってきた。 これはキスされるなと思うと、スッと顔が近づいてきて、唇同士が軽く触れ合う。 この間から二人きりになった時に、こうやってキスされることが多くなった。 初めてされた時にビックリし過ぎて、拒否し損ねた。 それをどう解釈したのか、止める気配がないままキスが繰り返されている。 アーサーが俺に対して何を思っているのか、よく分からない。 最近、ますます分からなくなった。 目の前のアーサーを見つめる。 「なんで俺にキスするんだ」 初めてキスされた時からずっと溜め込んでいた疑問を問う。 「キスしたいから」 あっさりと返ってきた答えには納得できなかった。 「それじゃあ理由にならねーよ。 なんで俺なのか聞きたい。 お前なら相手に困らないだろうが」 「そんなに嫌か?」 「本気にして、俺がお前を好きになったらどうするんだ」 「……」 「お前にはただの戯れなのかもしれないけど、俺は純情なんだ。 人から好かれた経験もない奴を弄ぶなよ」 「弄んだつもりはない。 言葉が足りなかったことは謝る。 お前が好きだ」 アーサーの口から出た言葉は想定内だ。 でも、ここまでストレートに言ってくるとは思わなかったので、思考が停止して動けない。 顔が赤くなるのが自分でも分かる。 「好きだからキスを繰り返した。 シンラとキスをすると、いつも胸のあたりがギューッてなる。 こんな風に俺がお前を好きなように、お前が俺のことを好きになってくれたら嬉しい」 空からの光が差し込んで、壁に残った窓ガラスを通して光の筋が見える。 アーサーの金髪がキラキラと光を放つ。 何か言わなければ。 そう思うのに言葉が出てこない。 「なぁ、シンラ。 もう一度キスしてもいいか」 そう言って、一歩距離を詰めてきた。 「黙られると分からない。 否定もしないということは肯定と受け取るぞ」 「いや、ちょっと待ってくれ。 ーーお前、本気で俺が好きなのか?」 「本気だ。 まだ信用できないか?それなら、これはどうだ?」 そう言って俺の手を取り、片膝をついて傅く。 「シンラに永遠の愛を誓う」 手の甲に口付けた。 された事の重さにわなないて、真っ赤になるのを止められなかった。 逃げ出したいのに、右手を強く掴まれて、身動きできない。 「そ、それはプロポーズだろ!今使うのは違うだろ!」 「違わない。 それくらいシンラのことが好きだと表しただけだ」 「……」 「俺はシンラが好きだ。 ずっとお前と一緒にいたい。 なぁ、シンラ、返事をくれないか」 騎士をよく知らない俺でも分かる。 これはただの告白じゃない。 正真正銘のプロポーズだ。 逃れられない。 観念するしかなかった。 [newpage] [chapter:「甘い夜」] 俺のことが好きな奴はすぐに分かる。 目を見たら一発で分かる。 男も女も大人も子供も。 俺の見た目に騙されて、好きだ好きだと一方的に言ってくるのが昔からウザくてしょうがなかった。 シンラが俺のことを好きなのはすぐに気づいた。 必死に隠そうとしていても、分かるものは分かる。 俺のことが好きでしょうがないくせに、それを悪いことみたいに思っている節に腹が立った。 最初から諦めていて、それでも諦めきれなくて、仲間面して傍にいる。 バレンタイン当日。 うちの第八に女の子が訪れた。 先月の出動の時にシンラが助けた娘だった。 お礼をしたいと言う。 皆さんで食べてくださいと、かわいらしくラッピングされた手作りのチョコレートを持ってきていた。 ヒューヒューとはやし立てられて、照れながらチョコレートを受け取るシンラを冷めた目で見つめる。 「結構可愛い子だったじゃないか。 付き合うのか?」 部屋に戻り、照れを引きずって、まだ顔の赤いシンラに問うた。 「そんなんじゃないよ」 「わざわざバレンタインの日を選んで持ってきているんだ。 向こうはその気満々だろ。 良かったじゃないか、念願の彼女ができるぞ」 「本当にそんなんじゃないし。 それに、彼女を作る気は今のところない」 「ふーん。 好きな奴でもいるのか?」 そう問いかけると、途端に固まった。 素直過ぎる反応。 これだけで、いると認めたようなものだ。 「俺の知っている奴か?」 畳みかけるように問うと、暗い顔をして黙り込んだ。 握りしめた拳を見つめる。 ここで俺のことが好きだと告白すれば見物だが、それができるような人間じゃないのは分かっている。 「ま、言いたくなかったら、それでもいいけどな。 悪魔のお前が誰を好きになろうと俺には関係ないし」 そう言い捨ててシンラに背を向けて、ドアへと進む。 「ーーお前には好きな奴はいないのか?」 ドアノブを握ったまま振り返ると奴と目が合った。 「自分は答えないくせに、こっちには質問するのかよ?」 「別にいいだろ、それくらい。 お前こそ俺なんかよりずっとモテるくせに、彼女作らないよな。 どうしてなんだ」 「好きな奴がいるからだよ」 あっさり答えた途端、目を見開いて青ざめる。 俺の言葉でショックを受ける、狙った通りのその反応にゾクゾクした。 「最初はなんとも思っていなかったんだけれど、気が付いたら好きになっていた。 すごくすごく可愛い」 「そうか……、上手くいくといいな」 ぎこちない笑顔で応援してくれた。 必死で作ったその笑顔がいじらしいと思う。 目がそれでも好きだと訴えている。 これは後で泣くかな。 泣けばいい。 女から貰ったチョコレートでにやける姿を見せられるより、俺が好きだと泣いた方がずっといい。 その方が俺には甘く感じる。 ここで俺を好きだと告白してきたら受けてやるのに。 そう思っていることは、こいつには内緒だ。

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#炎々ノ消防隊 #アーサー・ボイル どっちの「好き」か知りたくて

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週の初めの気怠い朝だった。 当番に割り当たっていた中庭掃除をようやく終え、俺が機関室の前を通り過ぎようとしたときだった。 「…だけどお前、何だかんだ言いつつも結局あれだろ? アーサーのこと嫌いじゃねえんだろ?」 「あ? まあ~……いや、あいつのことは好きだよ。 だけどもうなんか、条件反射っつーか、あいつの顔見ると悪態ついちまうっつーか」 ヴァルカンと森羅の声だった。 自分の名前が聞こえてきたので思わず足を止めたのだが、後に続いた森羅の返事を聞いて俺は硬直してしまった。 「お前アーサーにだけやけにつらく当たってるもんなあ、可哀想だからほどほどにしてやれよ」 「可哀想? いいって、あいつバカだから何も思ってないっての」 「いや、わかんねーだろ、案外……あ、アーサー」 「えっ?」 特に隠れようとするでもなく棒立ちになってしまっていたので、何気なく扉の方に顔を向けたヴァルカンに見つかってしまった。 ヴァルカンの声に反応して同じようにこちらを向いた森羅とまともに目が合い、森羅は「しまった」というような顔をした。 「おうっ、…アーサー、掃除終わったのか?」 俺に向かって不自然に快活な声を掛け、森羅は無理に笑顔を作って見せているが、あいにく引き攣っているのがバレバレだ。 「ああ…さっき終わって、今戻ったところだ。 …何してるんだ?」 「森羅にちょっと手伝ってもらってたんだよ。 新しいメカの仕上げに、男手が欲しくてさ。 アーサーも見ていかないか?」 「…あ、俺は……」 いつもなら、迷いなく頷いて二人に合流するところだが、今回ばかりはいつも通りにとはいかなかった。 俺はこのまま何食わぬ顔をして、さっきの二人のやり取りを聞かなかったフリを貫こうかと迷ったが、そんな演技を上手くやり抜ける自信がまるで無かったのでやめにした。 「…ちょっと大隊長に用事があるんだ。 じゃあな」 「そっか、また後でなー」 歩き去る俺に向かって返ってきたのは、ヴァルカンの呑気な声だけだった。 …とりあえず、今は一人になりたい。 そう思い、俺は大隊長室へも事務所へも行かず、自分たちの寝室に足を向けた。 俺は自分のベッドに横たわり、天井を見つめながらじっと考え込んだ。 こんな風にしてサボっていることが知れたら、中隊長にこっぴどくしごかれることは分かっていたが、今はそんなことを心配している場合ではなかった。 頭の中にはさっき確かにこの耳で聞いた森羅のセリフがぐるぐると渦巻いている。 「あいつのことは好きだよ」。 森羅は確かにそう言っていた。 「好き」という言葉には二つの意味があることを、俺は身を以て知っている。 一つ目は単純な好意の「好き」。 友人や家族、仲間に抱く類の、相手を好もしいと思う気持ちのことだ。 そしてもう一つは、恋愛感情の「好き」。 ある特定の人物に誰よりも強い思いを抱き、触れたい、傍にいたい、自分のものにしたいと恋い焦がれる気持ちのこと。 …つまり、俺が森羅に対して抱いている感情のことだ。 あのとき聞こえてきた森羅の「好き」は、ヴァルカンと軽い調子で交わしていた言葉であることを考えれば、答えはまあ、前者の方だろう。 あいつの性格からして、そんなに簡単に自分の中の強い感情を、恥ずかしげもなく他人に表現できるはずがないからだ。 ましてやその対象が俺なら尚更。 でも、同時に、そうやって取り繕う森羅の性格を知っているからこそ、もしあれが、取り繕った上での「好き」だったとしたら…と、期待してしまう自分がいる。 森羅のことだから、あのセリフ自体に嘘は無いだろう。 あいつが「俺のことが好き」だなんて嘘をわざわざつくわけがないからだ。 森羅に嫌われているという可能性がゼロだと判明しただけで、実際けっこう喜ばしいことではあるのだが、どうやら俺は思っていた以上に貪欲な人間らしい。 もし、実は森羅の方も…… そこまで考えたところで、部屋の扉が勢いよく開け放たれ、俺の思考は中断させられた。 驚いて身を起こし、もしや中隊長に見つかったのかとビクビクしながら振り返って扉の方を見ると、そこに立っていたのは中隊長ではなかった。 「……森羅」 「……やっぱここにいたか。 …良かったな。 直行してきたから誰にもサボりはちくってないぞ」 「……」 俺が返事に窮していると、森羅は黙って後ろ手で扉を閉め、ベッドに座っている俺の前に立った。 「……えーーーっと…さっき……ヴァルカンと話してたこと、だけど。 ……どこから聞いてた?」 「……ヴァルカンが『何だかんだ言ってもアーサーのこと嫌いじゃねえんだろ』、とか何とか言ったところから」 「……は~……だよなあ……やっぱ聞いてたよな……」 そこで森羅は横を向き、頭を掻く仕草をした。 どうにも気まずいようだ。 それはそうだろう。 「大嫌い」と言い続けてきた相手が「好き」と認めたところを聞かれたのだから当然だ。 俺は下手に言葉を発さず、黙って森羅の出方を窺うことにした。 「……気分悪くなったか?」 「……え」 思った以上に気弱な言葉を投げかけられ、俺は少し面食らった。 「別に……、そもそも俺は、お前のこと嫌いなんて思ったことないし、言ったこともないからな。 嫌ってない奴に『好き』って言われて気分が悪くなる理由はない」 「…は…おま……え? そ……えぇ~~?」 今度は森羅が驚いたようだった。 驚き、何故かすごく反応に困っているらしい。 俺の方はそんな森羅の反応こそが不可解だった。 「何だ。 どうした?」 「……お前、今の……ほんとに?」 「え……お前、俺がお前のこと嫌いだと思ってたのか?」 「…や、嫌いとは、…え、でも、だって訓練校のときは……」 「訓練校のときも今も同じだ。 嫌いな奴にわざわざ関わるわけないだろ」 「………………マジで?」 森羅は動きを止めていた。 今聞かされた話がとても信じられないという顔をしている。 やれやれ、なんでこんなことを今さら改まって教えてやらなきゃならないんだ。 俺はため息をついた。 「お前は色んな奴のことを嫌ってるみたいだったからな。 俺だけじゃなく」 「え……ってことはお前……え、待て待て、え? ちょっと待ってくれ」 「落ち着けよ」 「えっ……じゃあお前は、俺に嫌われてんの分かってて、なのに俺に構ってきてたってこと? え……なんで?」 「はあ……? なんでって……」 俺は呆れてしまった。 こんなに森羅をバカだと思ったのは初めてかもしれない。 全く、人のことを散々バカ呼ばわりしておきながらこれだからな。 やっぱり「バカ」と言う奴の方がバカなのだ。 「お前が好きだからに決まってるだろ」 「…………それ、って……どっ……、……いや、何でもねえ……」 「……」 森羅は明らかに何か言いかけてやめた。 それくらいは俺にだって分かる。 下手な誤魔化し、そんなものでかわせるほど俺のことをバカだと思っているらしい森羅が急に腹立たしく思え、俺はしかめ面を浮かべた。 「おい。 今何か言いかけただろ」 「え…気のせいだろ」 「気のせいなものか。 ちゃんと最後まで言ってみろ」 いつものおふざけではなく、俺が本気で怒っているのに気がついて、森羅は目を見開いた。 「っ…アーサー、」 「俺はバカだから誤魔化せると思ったか? 残念だが俺は長いことお前のこと知ってるんだ、お前に関しちゃバカじゃない。 それくらい判断付けろ」 「……」 森羅は俺から目が逸らせないようだった。 今の森羅の顔に浮かんでいる表情は、察するに多分、驚きと少しの怯えだ。 それに気がつき、俺は森羅から目を逸らして息をついた。 「……悪い」 「……や……俺も、悪かった」 こんな風に森羅と互いに謝罪し合ったことなんて初めてだ。 再び森羅に目を戻すと、森羅はまだ俺の目を見つめたままだった。 強い意思を湛える瞳。 一心に俺を見つめ、俺の言葉を受け止めようとしてくれている表情だ。 そんな森羅を見ていると、想いが溢れて止まらなくなった。 「……どっちの意味か知りたかった」 「……え…」 「さっきお前が言ってた『好き』が、どっちの意味なのか知りたかったんだ。 ……俺はお前のことが恋愛感情の意味で好きだ。 大好きなんだ森羅。 」 「……あ……アーサー、俺も……」 森羅の表情が変わった。 今までに見たことのない表情だ。 でも多分、今の俺も同じような表情になっているはずだ。 …もしそうなら意味は分かる。 「俺も、さっき同じことを聞こうとしたんだ。 ……俺と同じ気持ちなのかどうか。 お、俺も、お前が好き、だから。 その……お前と同じ意味で」.

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