ワーキング メモリー 鍛え 方。 ワーキングメモリーだけ低い子供に鍛える習い事はピアノとそろばん!

ワーキングメモリとは?科学的に鍛える10の方法から悪影響の総まとめ

ワーキング メモリー 鍛え 方

人が読み上げる電話番号を 聞きながら携帯電話のボタンを押す、 待ち合わせ場所と時刻を 頭に入れながらデート場所に向かう、 財布の中のお金の額を頭に入れ ながら、スーパーで買い物をする …こうした経験は 誰しもが持っているでしょう。 こうした時に私たちが、 使っている記憶の種類を ワーキングメモリー(作業記憶) と呼びます。 これは短期記憶の一種なのですが、 目的は覚える事ではなく、 自分がこれから対処すべき 問題を解決する為に用いられる 記憶の種類、 それがワーキングメモリーです。 前回は短期記憶の仕組みや メカニズムの話を紹介しました。 それでは、 何か計算をしたり、何かを読んだり というワーキングメモリーとして働く 短期記憶の時間的長さは どれくらいなのでしょうか?… そして短期記憶やワーキングメモリーを 鍛えるにはどういった方法があり メリットがあるのでしょうか? このトピックに関しては議論がある所であり、 興味深い実験が様々なされているので 実験例を踏まえいくつか紹介していきます。 日常生活でもっとも使う短期記憶 さてワーキングメモリーというのは、 日々の生活の中で、 最も頻繁に使っている 記憶ではないでしょうか。 朝、電車の時間を念頭に 起きなら朝食を食べるとき、 ウェイターがお客さんの注文を 厨房に伝える時も、 学校で先生の話を聞きながら ノートを取る時も、 私たちは短期記憶の中の ワーキングメモリーを駆使して いるのです。 また、囲碁や将棋、暗算や 神経衰弱などのゲームでも このワーキングメモリーを使っています。 ワーキングメモリは、 いわば机の端に貼っておく 忘備録用の付箋のようなもの、 付箋にメモした事を 実行してしまったら、 付箋はもう用済みです。 だから短期記憶のまま捨ててしまいます。 一方で長期記憶というのは 引き出しにしまってあるノート のようなもので、 そこに書き込んだ内容は その後も長く保管されるのです。 このどちらの記憶も鍛えるほど 人生に応用できメリットが広がります。 あなたのワーキングメモリはどれくらい? ここであなたの ワーキングメモリーの強さを 実験する簡単なテストがあります。 では今から、 「ワーキングメモリ」 という言葉を目を閉じて 逆から読んでみてください。 目を開けて逆から読むのでなく、 頭に文字列を思い浮かべて 逆向きに暗唱してみてください。 … いかがでしょう? やってみると案外 難しい事が分かるはずです。 正確に「リモメグンキーワ」 と言えたでしょうか。 中には長い文章でもスラスラと 逆からでも暗唱できるという 特技の持ち主もいるでしょう。 そう言う人はワーキングメモリー が大容量に鍛えられた人と言えるでしょう。 ワーキングメモリーを鍛えるメリット 逆に、この種の短期記憶が 無かったとしたらどうなるでしょう。 或はその働きが弱い場合、 どんなデメリットがあるのでしょう。 例えば、 人の話を聞いても理解が 追いつかなくなります。 約束が間に合うように 家を出られなくなります。 会議などで自分の話ばかりして 周りの意見を聞かなくなります。 相手の気持ちを察して 対応できなくなります。 難しい内容の本が頭に入らなくなります。 … 思い当たる節がある部分が ある人も多いでしょう。 記憶というとどうしても 長期記憶のようにしっかりと定着した 記憶が大事だと考える人もいますが、 実際には忘れる短期記憶、 ワーキングメモリーの活用が、 日常では大切になるのです。 ですから短期記憶、ワーキング メモリーを適切に鍛える事には 大きなメリットがあるのです。 長い単語より短い単語の方が覚えられる ではどうすればワーキングメモリー を鍛える事ができるのでしょう。 その前に短期記憶に関して バドレーと言う科学者が 言葉が記憶される方法についての 短期記憶に関する実験を見てみましょう。 その実験によって彼が発見したのは、 「短い単語群よりも長い 単語群の方が想起されにくい」 と言う事です。 つまり例えば、 「dog(犬)」よりも 「extravagant(浪費する)」 という英単語の方が覚えにくいという事。 まあ、こう聞くとなんだか、 当たり前のようにも感じるのですが、 研究者というのは、こういった 当たり前のことも真剣に研究します。 そしてこの実験により分かるのが、 なぜ、短い単語の方が覚えれるかというと、 単語のリストを覚えるために 被験者が心の中で単語を声に出すため、 つまり、 心の耳で単語を聞いていたため だろうと推測しました。 確かに、単語が長ければ長いほど、 それを心の中で言うには時間がかかりますね。 心の中の会話の時間=短期記憶の時間 さらに別の実験で、 ウォーフとノーマンという二人の研究者が、 1965年に「ザ・サイコロジカル・レヴュー」誌に ある理論を寄稿したのですが、 その理論とは、 一人の人間が一度見聞きしただけで想起できる 数字の数は10を超える事は稀であり、 その数は、15秒の間に心の中で言い、 聞くことができる数とほぼ同じである と言うものです。 そして彼らはまた、 聴覚的、視覚的短期記憶を確認し、 声に出して読んだことは、読んだものを 短期的な視覚的記憶と同様に、 短期的な聴覚的記憶にも登録する (記号化して入力する)為に有益である。 と主張しました。 私たちは物事を心の中で言ったり聞いたりする、 その15秒だけが短期記憶として 記憶を保持できるのかもしれません。 こうした実験で分かったことは、 被験者は15秒で言える分しか 単語を覚えることはできなかったという事。 さらに興味深いのが、 早口の人の方がよく記憶できる と言う事も明らかになったのです。 この15秒という数字は短期記憶にとって 重要な数字の可能性があります。 記憶喪失は短期記憶に影響がない… また短期記憶の実験に関して 以下のような報告もあります。 頭を打ったり、事故を起こした後など その前後の出来事の記憶が消えている …という現象はよく見受けられます。 こう言った記憶喪失の内、 外傷直前の体験の記憶が 失われるものを「逆向性健忘」 外傷後2,3時間の出来事の 記憶を失うものを「前向性健忘」 と言います。 もちろん遥か昔から、 事故や攻撃によって頭部に 外傷を受けた後に、 記憶喪失が起こる事は 知られていたでしょうが、 系統だって科学的に 記憶喪失が研究されるようになったのは 20世紀に入ってからです。 そして200人の頭部外傷患者を 調べた研究によると、 多くの患者が、 「逆向性健忘」「前向性健忘」を 併せ持っていたそうです。 そして長期記憶は 学習された直後は大変壊れやすいことが 医療の現場ではよく知られています。 それに対して短期記憶は 記憶喪失を引き起こす原因となる 頭部外傷などの影響をほとんど受けません。 頭部に衝撃を受けた後、 記憶はなくなっているものに 普通にふるまっていることからも この事は分かります。 つまり、 こうした記憶喪失の実験からも 短期記憶と長期記憶とが 異なった別々の脳の働きに 基づいていることが分かるのです。 ワーキングメモリーを鍛える方法 そして情報量の多い現代社会、 より大きなワーキングメモリが 必要とされる機会が多いのです。 しかし現実的に、 学生など若い人たちの ワーキングメモリの容量は 減っているという指摘もあります。 緊張感が少なく、 歯ごたえの無い分かりやすいもの ばかりにふれていると、 ワーキングメモリは鍛えられないのです。 例えば気の会う優しい友人との 待ち合わせ時間をしっかり 覚えてなくても、 遅刻してしまっても対して 怒られる事は無いでしょうが、 それが仕事の上司や取引先なら違います。 同じゲームでも、 配役や相手の牌を読む 麻雀などのようなゲームと、 ただ機械的に敵を討つような テレビゲームでは、 鍛えられる記憶力は変わるのです。 そしてワーキングメモリの働きに 深く関わっているのは、 前頭葉の前頭連合野です。 この前頭連合野は、 判断力、理性、感情のコンロトール 意志の力といった、 いわゆる人間らしさを司る部位です。 つまり、ワーキングメモリも 突き詰めればその人間らしさを 直接関わる能力なのです。 最近ではワーキングメモリを 鍛える為の教材なども開発されていますが、 そう言った方法に頼らず日常生活でも、 暗算をしながら買い物をしたり、 家にある食材を思い浮かべながら 夕食の献立を考えたり、 色々な人たちと会話をして そのキーワードを覚えて行く、 こうした方法の積み重ねで ワーキングメモリは鍛える事ができるのです。

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ワーキングメモリ改善!「鍛錬よりも解放」で能率向上する7つの知識

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「うちの子忘れ物が多くて…」「さっきお願いしたことをすぐに忘れちゃうのよね」 もしかすると、お子さんはワーキングメモリが低いのかもしれません。 最近は発達障害について広く知られるようになり、ワーキングメモリという言葉を聞くことも多くなってきました。 ワーキングメモリが低いからと言って必ずしも発達障害というわけではありませんが、密接に関連している部分もあります。 今回はワーキングメモリについての解説と、ワーキングメモリが低いと思われるお子さんの生活における工夫についてお話します。 ワーキングメモリとは? ワーキングメモリは一言でいうと、情報を一時的に記憶している領域で、机の様な作業するスペースを思い浮かべるとイメージしやすいかもしれません。 ワーキングメモリは日常生活の様々な場面で絶えず使われていて、例えば授業中や、誰かとおしゃべりしているときにも使われています。 そう言われても、なかなかイメージしづらいかもしれませんね。 まずは、家庭でよくある親子の会話を例にして、ワーキングメモリについて解説します。 例えば帰宅した子供に 「宿題は終わったの?明日の時間割の用意は?連絡帳はどこにあるの?」といった質問をします。 このときワーキングメモリは、「相手の話した言葉をこの作業台に置いて」、「同時に自分でも考え」、「相手の情報とすり合わせながら」「質問に答える」ことに使われます。 頭の中でママに言われた「宿題」、「明日の時間割」、「連絡帳」、「あ!ついでに友達と遊ぶ約束したなー」なんてことをパズルのように組み立てて、何気ない会話でもワーキングメモリを使って無意識に回答しているのです。 ワーキングメモリが低い場合に起こること 身長や髪の色、運動能力が人によってさまざまであるように、ワーキングメモリも、人によって大きさが異なります。 例えばワーキングメモリが小さい場合、最初の「宿題」というところで作業場所がいっぱいになってしまうこともありますし、全部のキーワードが入っても、パズルみたいに入れ替えする広さが残っていないこともあります。 また、質問の後にTVなどの雑音が入ってきたりすると、作業場所からママの言葉が出ていってしまうことがあります。 ADHDのお子さんはワーキングメモリが低い傾向がありますが、ワーキングメモリ低いからといって、必ずしもADHDとは限りません。 発達障害ではなくとも「ちょっとうちの子ってワーキングメモリが低めなのかしら?」と思い当たったら、以下のような工夫をしてあげることで生活の質が向上していきます。 ワーキングメモリが低いお子さんのサポートの方法 サポートの具体例についてお話していきます。 「ワーキングメモリが低い=一時的な記憶が苦手」 な状態なので、この一時的な記憶の部分だけ別の形に切り出してあげます。 取り組みのイメージとしては、「ワーキングメモリに入るはずの情報を、モノに置き換える」と考えてください。 例えば先ほどのママの質問なら、• 宿題をやる• 連絡帳をだす• お友達と遊ぶ• 明日の時間割の用意をする と、質問の内容を小分けにして何度も確認できるように、紙やふせん、ホワイトボードに書きます。 そして、並べ替えたりしながら、どの順番でやればよいのかを整理します。 お子さんが苦手なのは情報を整理するときに使う一時的な記憶領域です。 何度も繰り返すことで、帰宅してからやることを長期記憶の方で定着させてしまえれば、こなすことができるようになっていくでしょう。 ただワーキングメモリの低さゆえに、途中で他の刺激を受けるとやること自体を忘れてしまうことがあります。 また、ツールをきれいに作ったからと言って、それがお子さんにとって使いやすいかどうかはまた別の話です。 お子さんの興味関心や発達の状態を観察しながら、お子さんにとって使いやすくなるように改良を重ねていくことが大切です。 これらルーチンワークをツールに頼りながらも毎日こなすことで、やがて作業が長期記憶に置き換えられて習慣化し、日常生活を少しずつスムーズにこなすことができるようになります。 さらにお子さんは自分が苦手な部分を自覚することで、自分の状況に応じた他のツールで補う方法を見つけられたりします。 今、学校生活や勉強、習い事を順調に進めることも大事ですが、お子さんはいずれ育って自立していきます。 成人して社会に出る前に、自分の弱点をフォローできるやり方を身に着けられると安心ですね。 まとめ ワーキングメモリが低いと、落ち着きがない、気が散りやすく忘れっぽく見えるなど、日々のルーチンワークをうまくこなせないがゆえに、周囲の大人が叱ってしまいがちです。 そのために自己評価が下がり、自信ややる気を失ってしまっているお子さんが多いのも事実です。 ご家庭でのフォローの仕方に困っている保護者さまは、今回紹介した方法を試してみてほしいと思います。 発達障害を抱えている・いないに関わらず、お子さんにはぞれぞれ得意不得意があります。 お子さんひとりひとりに合わせた工夫ができるのが家庭の強みなので、今回紹介した方法をベースに、お子さんの年齢や性格、発達段階に合わせて、やり方を工夫してみてください。 家庭教師のあすなろには、発達障害に関する資格を持ったスタッフが在籍しています。

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思考力や記憶力、感情コントロール向上!ワーキングメモリを鍛える方法

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近頃、仕事の処理能力が低下している。 うっかりミスや度忘れがなくならない。 若いころに比べて記憶力が落ちた。 集中力が続かず、仕事や勉強の効率が上がらない……。 上記のような認知能力に関するお悩みは、脳の「ワーキングメモリ」を鍛えることによって解消することができますよ。 仕事・勉強の効率を上げるための、ワーキングメモリの鍛え方をご紹介します。 ワーキングメモリとは ワーキングメモリ (working memory)とは、一時的に情報を脳に保持し、処理する能力です。 短期記憶・長期記憶という言葉をご存じの方は多いでしょう。 ワーキングメモリは、短期記憶よりもさらに短いあいだに情報を記憶する能力を指し、ワーキングメモリは脳の 前頭前野が担っています。 ワーキングメモリは、作業記憶・作動記憶とも呼ばれ、以下の3つで構成されていると考えられています。 言語的短期記憶:数、単語、文章など• 視空間的短期記憶:イメージ、絵、位置情報など• 中央実行系:注意の制御や、処理資源の配分といった高次の認知活動 そして中央実行系が、ほかの2つの短期記憶にそれぞれ組み合わされると、• 言語的短期記憶+中央実行系=「言語性ワーキングメモリ」• 視空間的短期記憶+中央実行系=「視空間性ワーキングメモリ」 となります。 ワーキングメモリは、会話や読み書き、計算の基礎といった、日常生活や仕事・学習を支える重要な能力なのです。 ワーキングメモリは容量が少ない ワーキングメモリとは具体的にどのようなものを指すのか、例で説明しましょう。 電話をかけるために電話番号を記憶する場面を想像してください。 電話番号を見て電話番号をサッと覚え、電話を手に取りプッシュするまでの数秒間は電話番号を記憶することができますよね。 ですが、電話を終えた途端に(あるいは電話番号をプッシュし終えた途端に)、かけたばかりの電話番号をすっかり忘れてしまう、というのはよくあることではないでしょうか。 電話番号の例から分かるように、ワーキングメモリは、 ごく短い間だけ情報を記憶する能力です。 ワーキングメモリでは、新たな情報が入ってくると 古い情報はどんどん消されていきます。 情報量がワーキングメモリの容量を超えると、ワーキングメモリに蓄えられた情報は次から次へと押し出されてしまいます。 ワーキングメモリの働きの低下によって起きること もともとの容量がとても少ないワーキングメモリ。 もしワーキングメモリの働きが低下すると、何が起きてしまうのでしょうか。 似たようなことは仕事中にも起こりえます。 たとえば、資料を作成しているとき。 参考資料Aを見て、気になったことを参考資料Bで調べているうち、そもそも参考資料Aの何を気にしていたの忘れてしまい、参考資料Aを最初から読み直しているような状態。 あるいは、長い英文を読んでいるとき。 分からない英単語を調べているうち、調べていた単語が文中のどこにあったのか忘れてしまい、英文を最初から読み直しているような状態です。 つまり、ワーキングメモリの働きが低下すると、目的を達成するため保持していた複数の情報のうち、最初に保持していた情報から失われやすくなるわけです。 先に紹介した「電話番号を忘れる」程度なら問題ないかもしれません。 ですが、仕事の処理速度が落ちたり、ケアレスミスが頻発したり、何度も同じ作業を繰り返してしまったり、覚えておきたかったことをすぐに忘れてしまったりしたらどうでしょう? 仕事や勉強の効率に悪影響が出るのは必至です。 仕事や勉強に励むビジネスパーソン・学生なら、ワーキングメモリをできるだけうまく働かせたいですね。 ワーキングメモリの働きが向上すれば、仕事や勉強の効率が向上するはずです。 ワーキングメモリの働きをよくするアプローチとして挙げられるのは次の2つ。 「ワーキングメモリを鍛えること」そして 「ワーキングメモリを解放すること」です。 ワーキングメモリを鍛える方法・解放する方法を解説します。 ワーキングメモリを鍛える方法 ワーキングメモリの容量は少なく限界がありますが、ワーキングメモリを鍛えて容量を増やせることが分かっています。 ワーキングメモリを鍛える方法をいくつかご紹介します。 楽しいことを考える ワーキングメモリを鍛えるために、できるだけ楽しいことを考えながら日々を過ごしてみましょう。 脳機能に関する学術雑誌『NeuroImage』オンライン版に掲載された、定藤規弘教授(自然科学研究機構・生理学研究所)らの研究によれば、幸福度が高い人ほど「吻側前部帯状回(ふんそくぜんぶたいじょうかい)」という脳領域の体積が大きかったそう。 吻側前部帯状回の大きさは、ポジティブな出来事に接したときの活性化度合と関連していたそうです。 吻側前部帯状回とは、「ACC」(脳の前部帯状回/前帯状皮質)と呼ばれる領域の中で最も前方の部分。 ACCとは、大阪大学名誉教授の苧阪満里子氏による別の研究において、ワーキングメモリの働きが優れた脳で顕著に活動していたと報告された領域。 つまり、 ポジティブな出来事で活性化する領域=優れたワーキングメモリを有する脳で顕著に活動する領域の一部ということです。 定藤教授は、「脳は鍛えれば(特定の脳領域の体積が)大きくなるので、楽しい記憶の想起や、明るい未来を想像するといったトレーニングにより、持続的な幸福が増強する可能性が示された」といいます。 すなわち、 楽しいことを思い出したり想像したりすることで、脳の特定の領域が大きくなり、活性化する可能性があるということ。 ワーキングメモリの増強にもつながりそうです。 イメージングをする 日常的にワーキングメモリを鍛えるため、生活に「イメージング」を取り入れるのも効果的です。 イメージングとは、 「頭の中にイメージを思い浮かべる訓練」。 苧阪教授によれば、覚えるべき単語をイメージして絵にすると、脳内でACCが活動するそう。 ACCを活動させれば、ワーキングメモリを鍛えられる可能性があります。 本を読んだり、ラジオドラマや落語のCDを聴いたりして、情景をイメージするのもよいかもしれません。 複数の食材から作る料理をイメージするのも有効です。 デュアルタスクを行なう ワーキングメモリを鍛えるには、「デュアルタスク」を実践するのもおすすめです。 デュアルタスクとは、 運動と知的作業の2つを同時に行なうこと。 2つの作業を同時に行ない脳を混乱させると、脳は混乱を整理しようと働きます。 混乱を整理しようという働きが脳の活性化につながり、ワーキングメモリを強化することにもなるのです。 篠原菊紀教授(諏訪東京理科大学)をはじめとする専門家らは、デュアルタスクによって脳を鍛えることをすすめています。 デュアルタスクの例は次のとおり。 いわゆる「脳トレ」のように、遊び感覚で、ワーキングメモリを鍛えてみてはいかがでしょう。 「ウォーキング」&「計算」:「100-8=92」「92-8=84」「84-8=76」……と同じ数を引き続ける単純な計算を、歩きながら行う。 「シャンプー」&「昨日の食事を思い出す」:手を動かしてシャンプーしながら、昨日の3食の食事内容を思い出す。 普通の生活を健全に送る ワーキングメモリは、日常生活を送るだけでも鍛錬することができます。 苧阪教授によると、 ワーキングメモリは会話や料理、買い物などで使われているので、健全に日常生活を送っていれば十分に鍛えられるとのこと。 適度に体を動かしなつつ、料理をしたり、掃除をしたり、人と楽しく話したりしてください。 食事の際にかむ回数を多めにするのも効果的だといわれています。 「日常生活を健全に送る」くらい、ごく当たり前にできていると思うかもしれません。 ですが、仕事が忙しいあまりに日々の生活がおろそかになっていませんか? 仕事に打ち込んでばかりではワーキングメモリは育たないようです。 仕事力アップのために、日常生活を大事にするという視点も持ってみてくださいね。 前頭前野を活性化させる ワーキングメモリを鍛えるために、前頭前野の活性化という方法を取ってみてはいかがでしょう。 ワーキングメモリを担っている前頭前野は、論理的・合理的に考えたり、記憶したり、感情をコントロールしたり、判断したりする働きをします。 前頭前野がしっかり働くことは、ビジネスパーソンにとって非常に重要なことですよね。 以下の方法で 前頭前野を刺激・活性化させ、ワーキングメモリの向上を図りましょう。 神経内科医の米山公啓氏が提唱する、ワーキングメモリを鍛えるための7つの方法です。 1.新聞を読解し、印象に残った単語を4つあげる。 2.電車の吊り広告を見て覚え、単語を思い出す。 3.会話中の内容を記憶するように聞く。 4.新曲を覚えカラオケで歌詞を見ずに歌う。 5.読書や音楽鑑賞の際に、頭のなかでイメージをつくり出す。 6.いずれも出来事すべてではなく、3つだけを記憶する。 7.いずれも記憶する際、楽しく記憶しドーパミンを出して脳を元気にする。 (引用元:StudyHacker|) ワーキングメモリを解放する方法 ワーキングメモリを向上させるためのアプローチは、ワーキングメモリそのものを鍛えることだけではありません。 ワーキングメモリを解放してあげることも有効です。 もともと容量が少ないワーキングメモリに、次から次へと情報が送り込まれると、先に入った情報からどんどん出ていってしまうのでしたね。 ワーキングメモリが圧迫されると、大事な情報を思い出せなくなったりミスを犯してしまったりします。 言い換えれば、不要な情報を外へ出すことでワーキングメモリに空きを作れる ということ。 ワーキングメモリをうまく解放すれば、記憶力や仕事の処理能力をアップさせられるのです。 ワーキングメモリを解放する方法を2つ紹介しましょう。 メモを取る ワーキングメモリを解放するには、メモを取ることが有効です。 カナダのマウント・セントヴィンセント大学が行なった研究によると、人はメモを取った情報を忘れてしまうのだそう。 情報を得たとき、「気になるな、あとで調べてみよう」とか「役に立ちそうだからしっかり覚えておこう」などと考えることがありますよね。 気になったことをメモせず頭に残しておこうとすると、ワーキングメモリが圧迫されてしまいます。 必要な情報は、できるだけこまめにメモするように心がけましょう。 情報を脳内からメモ帳に移せば、 情報をワーキングメモリから追い出せ、空きを作ることができます。 メモさえ取っておけば、忘れた情報は後で思い出すことが可能です。 どんどんメモを取り、どんどん忘れてしまいましょう! また、仕事がうまくいくか不安だ、人間関係で心配事がある、といったように悩みや不安を抱えている場合、ワーキングメモリは不安で満たされた状態です。 ワーキングメモリの容量が不安でいっぱいだと、目の前の仕事や勉強に集中することができませんね。 不安は紙に書き出し、ワーキングメモリから追い出してしまいましょう。 ある実験では、心配事や感情的になった出来事について、被験者に数カ月間毎日書き出させた結果、不安が有意に減少したそうです。 不安を紙に書き出してワーキングメモリから不安を取り除き、ワーキングメモリを解放してあげましょう。 脳を休ませる ワーキングメモリを解放するには、脳を休息させることも大事です。 ワーキングメモリ内の情報が過多となり圧迫された脳は、極めて疲れている状態。 脳の処理能力を超えるほどの情報が入っていては、脳の機能が低下し、集中力や仕事のスピードが低下したり、ミスをしやすくなったりしてしまいます。 頭の中は大事な情報でいっぱいで、次から次に仕事をこなさなければならないのに、どうにも効率が上がらないということはありませんか? 脳疲労を起こしているのかもしれませんよ。 脳を休ませるには、 仕事を早めに切り上げじゅうぶんな睡眠をとることを優先してください。 ほかに有効な方法として、脳科学者の杉浦理砂氏がディレクターを務める脳トレーニングジム「ブレインフィットネス」が勧めるのが、 マインドフルネスです。 脳に疲労がたまってストレスが発散できないとき、休んでいるつもりなのに過去の失敗や余計な不安などが頭をよぎりませんか? 休憩中に嫌なことを考えてしまうときは、脳のデフォルト・モード・ネットワーク(DMN)という領域が過剰に活動しているのだそう。 DMNは脳が使うエネルギーのうち60~80%も消費してしまうため、脳を休ませるにはDMNの活動を抑えることが不可欠。 DMNを抑制するのに役立つのがマインドフルネスなのです。 マインドフルネスは、このDMNの過剰な活動を抑え、脳を休めるのに有効であるといわれています。 頭に浮かんでくる雑念を取り払い、「今ここに」集中することで、無駄なエネルギーの消耗を抑え、ストレスを緩和することができます。 (引用元:ブレインフィットネス|) *** ワーキングメモリを鍛えたり、ワーキングメモリを解放したりすることによってワーキングメモリの働きを改善すると、仕事や勉強のパフォーマンスが向上します。 ワーキングメモリを鍛えるスキルは、ビジネスパーソンにとって必須だといえるでしょう。 能力・効率アップをめざすなら、ワーキングメモリを鍛えるスキルを身につけてみてはいかがでしょうか。 (参考) 生理学研究所| マイナビニュース| 児童・生徒のワーキングメモリと学習支援(広島大学大学院 教育学研究科)| NIKKEI STYLE|WOMAN SMART| Wikipedia| Wikipedia| StudyHacker| StudyHacker| StudyHacker| StudyHacker| StudyHacker| ブレインフィットネス| StudyHacker| studyhacker.

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