ブレ ネー ブラウン。 立て直す力 感情を自覚し、整理し、人生を変える3ステップの通販/ブレネー・ブラウン/小川敏子

立て直す力 / ブラウン,ブレネー【著】〈Brown,Bren´e〉/小川 敏子【訳】

ブレ ネー ブラウン

エゴとの戦い このスピーチでは、人との関係性において自己肯定感を得られない原因に「恥」と「心のもろさ」を指摘していますが、聞きながら考えていたのは、自分の中にある「エゴ」についてです。 観念的ですが、僕らが克服しなければいけないのは、この部分だと思います。 本当に「ない」のだろうか?そう問いなおすことの必要性。 足るを知る 京セラの稲盛さんの言葉で「足るを知る」ことの大切さに触れた一節があります。 「これだけでも十分ではないか」という、 「足るを知る心」によって初めて、 人間は幸せを感ずることができる。 そうすれば、今自分が生きていること、 そのことに対しても心から感謝をすることができる。 via: 「足るを知る」はエゴを克服する呪文であり、過去や未来といった「今」ここに「ない」ものに対して、必要以上に求めてしまう苦しみから解放してくれる言霊だと思います。 彼女のスピーチの結びにもありますが、 もっとも重要だと考えるのは、自分はよくやってると信じることです。 自分はよくやっていると言える立場を信じて 主張するのではなく周りに耳を傾け、 もっと優しく穏やかに接すれば、 自分自身にも優しく穏やかになれるはずです。 (ブレネーブラウン) 自分を肯定するのは、簡単なことではないと思います。 また「恥」の文化でもある私たち日本人にとって、告解(神に懺悔)すると気が楽になるような宗教的な習慣や術がなく、常に八百万の神に観られている私たちは、強く心に誓っても自分の納得よりも周りの評価を常に気にしてしまうもろさを持っています。 いまあるものだけにフォーカスする 人との関係性は目に見えないからこそ、苦しみますが、必要以上に承認されたいと願う自分の「エゴ」を発見するだけで、大きく前進する気がします。 関係性に苦しむ際にそうした感情を回避するために、人は感情を麻痺させてしまうが、 その行為は、苦しみだけでなく喜びなど他の感情までも麻痺させてしまう。 関係性の苦しみはきっと「今」ではなく「過去」の体験から来ます。 でも、「今」目の前には存在し「ない」ものに苦しむのはやめて、目の前に「ある」ものを楽しむ力が身に付けることも大切。 認められよう、承認されよう。 必要とされようと強く思わなくても、過去はどうであれ、「すでに健康に今ここに生かされているだけで充分じゃないか」と開き直って思えればそれでいいのだと思います。 専門家ではありますが、米国人の彼女に比べれば、日本人の僕らの方が、人の顔色をうかがい関係性に苦しんでいている民族的、文化的キャリアは当然高いはず(笑) だからこそ、彼女のスピーチに物足りなさも感じますが、一番深く理解できるのかもしれませんね。

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本当の勇気は「弱さ」を認めること

ブレ ネー ブラウン

概要 著者のブレネー・ブラウンはソーシャルワークについての研究者だ。 以下の動画でご存じの方も多いかもしれない。 その著者が、「倒れた自分を起き上がらせる」のプロセスを開示したのが本書である。 目次は以下の通り。 嫌悪される勇気を持てば、世界はあっという間に塗り変わる、なんてことはない。 それには時間もかかるし、痛みも伴う。 「楽しく」生きていくためには、無用のものだろう。 なにせ、倒れた自分を自覚さえしなければ、倒れたことにはならないのだから。 人間はそういうことをよく行う。 明らかに倒れているにも関わらず、それを無視するのだ。 「ちくしょう。 地球の方が俺にぶつかって来やがった」そう言っておけば、自分が倒れた事実はどこにも存在しない。 そして他者に憤怒と憎悪をまき散らすことになる。 自分が倒れたことを認めるには本当に勇気がいる。 自分の心が恥辱に染まっていると自覚することにすら恥の感覚が伴うのだ。 よく言われる「弱い心」__本当は非常に強力なのだが__に自分がまみれてしまっていることを自覚しなければならない。 それは辛いものだ。 しかも、である。 自覚したからと言って即座にそれを克服できるわけではない。 ある種の刺激に対して起こる自分の反応は、かなり強固なもので、変更を加えるにはタフな努力が必要となる。 怒りでカンカンになっている人に、「あの人も別に悪気があってやったわけじゃ……」とアドバイスしたことがある人ならば、容易に理解されるだろう。 「そんなわけあるか」で一蹴である。 それと同じ心のメカニズムが自分に対しても起こる。 考え方を変える、それも自覚的に考え方を変えるのは至難の業なのだ。 そんなことをするくらいなら、自分が倒れたことを無視すればいい。 何もかもが他者のせいにして、自分はひたすらに被害者ぶっていればいい。 少なくとも、それで自分が持つ心の弱さについては自覚しなくて済む。 むろん、それで状況が改善することはまずない。 自覚のないところに、改善などありえない。 本書は、著者自らの体験を交えて、人がどのように倒れ、そこにどんな感情と痛みがつきまとい、そこからどのように立ち上がるのかが克明に明かされている。 とは言え、本書のアプローチがどこまで有効なのかは私には判断がつかない。 なにせ私は専門家でもないし、実証実験で確かめられるものでもないからだ。 それでも、自分が頭の中でこしらえた「ストーリー」を記述してみる方法は、実体験から言っても有用だと感じる。 心の中にあることを書き出すのは、それを整理するために必要なプロセスである。 その場所は、パブリックに共有される場所であってはいけない。 本当に信頼できる人、そうでなければずっと口をつぐんで寄り添ってくれるノートが必要だ。 その意味でも、ノートはあなたのパートナーとなりえるし、あなたそのものを吐露する場所だと言える。 そこに自分が感じている、怒り、悲しみ、恥ずかしさ、混乱といったものを書きだし、それが何に由来するものなのかを検討してみる。 最初は、すべて他者のせいだという自分の声が聞こえるだろう。 それこそがでっち上げた「ストーリー」であり、あなたの心を束縛しているものでもある。 本書で紹介されている面白い「実験」がある。 これは私の体験からも頷ける実験だ。 「人は皆、最善を尽くしているか?」 この問いにノーと答える人は、他者を攻撃しがちであり、悪しき完璧主義に陥っている。 そして「〜〜すべき」という言葉をよく使う。 自分が最初に思いついたストーリーに固執し、他の可能性について考えることができず、攻撃的に振る舞う。 もちろん、その人もまた、最善を尽くしているのだ。 この話の難しいところはここにある。 だから、変えるのが難しいのだ。 一つ言えることは、人の強さとは、怒り、悲しみ、恥ずかしさ、混乱を持たないことではない。 それは単なるロボットであり、言ってみれば強力な自己催眠を施しているだけである。 人間的でなくなれば、人間的な弱さからは開放される。 それと同時に人間的な強みも失う。 目指したい場所はそこだろうか。 むしろそのような感情が自分にも生じることを認め、それを受け入れた上で、克服することが強さであろう。 そして、その強さは他者に向ける眼差しにも反映される。 自分にだって限界があり弱さがある。 だったら、他者もそうだろう。 人はそれぞれに最善を尽くして生きている。 どう考えてもそうはみえないときもあるだろう。 が、そんなときにそう思い直すことが、一つのゆるしである。 それは人の、いや人間の気高き力なのだ。

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ブレネー・ブラウン:傷つく心の力

ブレ ネー ブラウン

Steve Alley m. 勇気・心の弱さ・恥・共感などについて研究を行っている。 執筆した書籍はに幾度も登場している。 世界的な講演大会にも幾度も講演し、2010年の「傷つく心の力(The Power of Vulnerability)」では再生数がトップファイブに入っている [ ]。 書籍 [ ]• Dare to Lead: Brave Work. Tough Conversations. Whole Hearts.. Random House. Braving the Wilderness: The Quest for True Belonging and the Courage to Stand Alone. Random House UK. Brown, B. 2015 : Rising Strong: The Reckoning, The Rumble, The Revolution. Brown, B. 2012 : Daring Greatly: How the Courage to Be Vulnerable Transforms the Way We Live, Love, Parent, and Lead. New York City, NY: Gotham• Brown, B. 2010 : The Gifts of Imperfection: Let Go of Who You Think You're Supposed to Be and Embrace Who You Are. Center City, MN: Hazelden. Brown, B. 2009 : Connections: A 12-Session Psychoeducational Shame-Resilience Curriculum. Center City, MN: Hazelden. Brown, B. 2007 : I Thought It Was Just Me but it isn't : Telling the Truth About Perfectionism, Inadequacy, and Power. Brown, B. 2007 : Feminist Standpoint Theory. In S. Robbins, P. Canda Eds. , Contemporary human behavior theory: A critical perspective for social work Rev. Boston: Allyn and Bacon. Brown, B. 2007 : Shame Resilience Theory. In S. Robbins, P. Canda Eds. , Contemporary human behavior theory: A critical perspective for social work Rev. Boston: Allyn and Bacon. 出典 [ ]• TED. com. 2015年12月12日閲覧。 外部リンク [ ] ウィキクォートに に関する引用句集があります。 on her official website• 2019年3月26日閲覧。 , University of Houston• - 録音された講演• TEDxHouston 2010: "", June 2010• TEDxKC 2010: "", August 2010• TED2012: "", March 2012• , The UP Experience, Unique Perspectives from Unique People 2009• — Brown's talk at the 2013• - June 2018.

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