艦隊 これ く しょ ん ss。 【艦これ】瑞鳳「卵焼きに飽きた」 : 艦隊これくしょん SS

【艦隊これくしょんSS】提督「ああ?やっぱり嫌だった?」

艦隊 これ く しょ ん ss

みんなのお昼の続き、作っちゃいましょうか!(現実逃避」 鳳翔「そ、そうですね。 あちらはもう、卵焼きの世界に入られているようですし……」 瑞鳳「クリスマスっぽい玉子焼きがまた食べたいってダメだよてーとくぅ、もうちょっと我慢してくれないと……えっ、じゃあ代わりに瑞鳳を食べちゃう?! 神聖な執務室でそんなの、あぁ~^(キラキラ」 祥鳳「って散々、甲斐甲斐しく毎日幸せそうにやってたってM宮さんとH翔さんからよく聞かされてたけれど」 瑞鳳「だから飽きたの! 飽きちゃったの! 卵焼きにも、てーとくにもッ!」 祥鳳「ファッ?! 卵焼きだけじゃなくて提督にまで飽きただなんて、何かケンカでもしちゃったの?」 瑞鳳「……ッ! べ、別にしてないよッ!? ただ飽きちゃったの、ただ毎日を繰り返すだけの日々に……あはは(ハイライトオフ」 祥鳳「(これは重症と言うか絶対に提督と何かあったわね。 提督との原因を探るのは後にして、姉としてとりあえず瑞鳳に元気だけでも出させてあげないと)」 瑞鳳「ブツブツ……ブツブツ……」 祥鳳「あ、あー何だかお姉ちゃん、久しぶりに瑞鳳の卵焼きが食べたいなぁ~、作ってほしいなぁ~(チラッ」 瑞鳳「アッハイ、どーぞ(無言で材料と調理器具だけ渡すの図」 祥鳳「もうー、私は瑞鳳が作ってくれたのが食べたいのよぉ、お姉ちゃんのお願い聞いてくれないの?」 瑞鳳「これで勘弁してください(ボーキ10万」 祥鳳「え、えぇッ?!」 瑞鳳「じゃあ私、そろそろ先に寝るね、お休みなさい」 祥鳳「お、お休みなさい……(このボーキサイトの山、どうしよう」 川内「ふーん、そんな事があったんだ。 で、何で私のところなんかにわざわざ来てくれたの? 悪いけど私は夜戦で忙しいし、相談ならもっと適任者がいr」 祥鳳「うっ、うぅ……(ポロポロ」 川内「ちょ、泣かないでよ! まるで私が泣かしたみたいって言うか……あーもう、ごめん。 手伝うよ、瑞鳳の事。 話しも相談も聞くし、ね? だからほら泣かな」 神通「……姉さん、一体、祥鳳さんにどんな粗相をされたのですか?(ニッコリ」 川内「ひッ、神通?! ち、違うんだってば、これは誤解。 そう誤解なの、だからとりあえずその木刀はしまおうよ、ねッ?!」 神通「そうですか……祥鳳さん、本当に姉さんに何もされてませんか?」 祥鳳「ぐすっ、ぐすっ(コクリ」 神通「夜戦に付き合わないとエロ同人みたいに乱暴するぞ、みたいな脅しもされていませんか?」 川内「私、そんなキャラじゃなーーーいッ!」 神通「粗茶ですが温かい内にどうぞ、身体が温まって気分も落ち着きますよ?」 祥鳳「……ありがとうございます、いきなり押し掛けた私のせいでご迷惑までお掛けしたのにこんな」 川内「全くだよー、おかげで神通に大破される寸前だっ」 神通「ヤ・セ・ン(ユラリ」 川内「やっぱ姉妹同士は仲良くが一番だよね! ささっ祥鳳さん、事情をもうちょっと詳しく聞かせてみてよ」 那珂「たっだいまー! 那珂ちゃん四水戦sライブの練習から帰投しましたー……って、あれお客さん?」 神通「お帰りなさい那珂ちゃん、でもドアのノックは礼儀ですよ?」 那珂「えへへ、ごめんね神通ちゃん。 そこで中破してる不肖な姉も何かの役には立ちますし、ね?」 川内「はひっ、粉骨砕身がんばりまひゅ……(中破」 祥鳳「神通さん……」 那珂「そうだよー、だって私たちは『仲間』だもん! むしろ放っとけないよー」 祥鳳「那珂ちゃんもありがとう、でもこれは私の気持ちですから受け取って頂かないと」 神通「ならこうしましょう、瑞鳳さんが元気になって提督とまた仲良く戻れたら、その時はお手伝いしてくれた駆逐艦の子たちも含めてパーティーをしましょう、もちろんあなたも一緒にね」 那珂「那珂ちゃんも大賛成! きっと駆逐艦の子たちも喜んで協力してくれるよー、ご褒美付きなら存分にね!」 神通「もう那珂ちゃんったら……では各自、提督と瑞鳳さんに違和感なく接触し情報を得ていきましょうか。 ほら、姉さんもいつまでも寝てないで行動に移りますよ?」 川内「あーもう、分かったよ。 じゃあ朝は那珂、神通は昼で、私は夜ってな具合でどうよ? それで何か進展あったら祥鳳さんに報告って感じで」 祥鳳「あ、あの! 私にも何かさせて下さいッ! みなさんに迷惑をかけるばかりで私だけ何もしないないんて出来な」 川内「はい、ストーップ! 祥鳳さんは同部屋の瑞鳳ちゃんの側に居てあげなよ、心配でしょ?」 祥鳳「それはそうですが……でもッ!」 川内「さっき那珂が言ってたでしょ、仲間だって。 神通だって喜んで協力するって、それに仲間を助けるのを『迷惑』だなんて寂しいこと言わないでよ(ニコッ」 祥鳳「うぅ、川内さぁ~ん!(ダキッ」 那珂「川内ちゃんも真面目にしてたらこうやって素敵なお姉ちゃんなのにねー」 神通「えぇ、そうですね……とっても素敵な、私たち自慢の姉ですね那珂ちゃん」 川内「あーほらほら、神通と那珂はさっさと駆逐艦の子らに召集かけて情報散策を開始ッ! ほら、行った行った!」 那珂「はーい、第四水雷戦隊旗艦那珂、照れて耳とほっぺが真っ赤になってる川内ちゃんの指示通りお仕事行ってきまーっす!」 神通「同じく第二水雷戦隊旗艦神通、介抱してる祥鳳さんを優しく抱き締め頭をなでているのを確認、出撃しますね(ドアバタン」 川内「あんのバカ妹二人とも~、姉を散々からかって……もう、今度の演習で夜戦フルボッコ確定ッ!」 祥鳳「ふふっ、仲がよろしいんですね川内さんたちは」 川内「お、少しは落ち着いた?」 祥鳳「おかげ様で……あ、川内さんのマフラー。 汚してしまって申し訳ありません、今すぐにお洗濯に」 川内「気にしなくていいってば、きっと祥鳳さんと瑞鳳ちゃん、あと提督と瑞鳳ちゃんの仲もきっとすぐ仲直りできるからさ、がんばろ?」 祥鳳「はい、感謝致します!」 神通「さて、夜は姉さんに任せるとして初日ですし、動ける内に今日は夕時まで出来る範囲で二人で動くとしますか」 那珂「りょーかい! じゃあ早速、駆逐艦の子達を……って、思ったけどあんまり大人数だと逆効果かな?」 神通「そうですね、今回のようなデリケートな任務に向いてそうな子を数人、多くても各水雷戦隊で3人ほどが適任でしょうか」 那珂「川内ちゃんも基本単独行動派だし、きっと誘う駆逐艦の子たちも夜戦好きないつもの少数精鋭組になりそーだしねー」 神通「では一度、私は大淀さんへ会議室の使用許可を頂いてきますのでその間、那珂ちゃんは駆逐艦の子たちを集めておいてもらえますか?」 那珂「はーい! ところで神通ちゃんのところの子は誰を呼べばいいの? 那珂ちゃんはある程度、四水戦で呼ぶ子に目星はつけちゃってるけど」 神通「そうですね、どうしましょうか……」 二~四水戦で出てきて欲しい子を募集します。 各駆逐艦3人まで計9人、直接所属でない場合でも人数が足りない場合は仲良し組も可。 それではこれで会議室の使用の件、確かに承りました(ハンコペター」 神通「ありがとうございます。 急で正式な手順も踏まず、ましてや提督に内緒でなんて……本当に申し訳ありません(アタマサゲー」 大淀「ふふっ、それだけ大事な件なのでしょう? 提督も近頃様子がおかしいですし、もしかしてと思いまして」 神通「大淀さんには全部見抜かれちゃいますね、確かに今回の件は瑞鳳ちゃんと提督に関する事です」 大淀「何か私にも手伝える事があったらおっしゃって下さいね、神通さん」 神通「はい、頼りにさせて頂きます」 大淀「あ、でも……」 神通「?」 大淀「書類偽造の件で既に私も共犯ですから、提督に叱られる時は神通さんも助けて下さいね?(クスッ」 神通「了解しました、その時は仲良く怒られましょうか(敬礼」 那珂「はーい、みんな注目だよー! 緊急な召集で申し訳ないけど、これからとーっても大事な作戦が始まりまーっす!」 舞風「わーなんだろね、不知火ちゃんは何か検討つく?」 不知火「おおよその想像はつきますが、ここは素直に神通教官がお帰りになるのを待ちましょう」 天津風「右に同じく私も同意見ね、この間なんか遠征の報告に某所へ行ったら誰かさんが『卵焼き~』って半ベソかいてたわよ」 春雨「みなさーん、金剛さんに頂いたおいしい紅茶が入りましたよー」 五月雨「じゃあ私は四水戦のみんなの方に配りま」 秋月「……五月雨さん、危ないッ!」 五月雨「あわわ、すみません秋月さん助かりましたぁ」 秋月「おケガがなくて何よりです、この秋月が健在な限り、やらせはしません!」 舞風「秋月ちゃん、すっごーい! 今度一緒にダンスしてみなーい?」 天津風「てか、そもそも五月雨には配膳させたの誰なのかしら……」 不知火「やはりお約束は必要かと、不知火が頼みました」 天津風「」 春雨「みなさん大丈夫ですか? お洋服汚れたり、ケガ等された方はいらっしゃいませんかー?(オロオロ」 那珂「さっすが四水戦の大天使春雨ちゃん、今日もドラム缶が輝いてるよー!」 神通「みなさんお待たせしました。 全員集合しているようですね、感謝します」 不知火「全員、神通教官に敬礼ッ!」 駆逐s「(ビシッ!)」 那珂「あれ、おかしーなー。 那珂ちゃんの時、それなかったよねッ?!」 不知火「……ついでに、那珂さんにも敬礼ッ!」 那珂「不知火ちゃん酷いよー、もうッ!(プンスコ」 神通「不知火さん、あまり那珂ちゃんをいぢめてはいけませんよ(クスッ」 不知火「はッ! 大変失礼を致しました、どの様な罰も受ける所存であります!」 神通「いえ、急造で集められた皆の場を和ませる為のものでしょう。 今回の作戦の細かい発端と概要は、こちらのプリントに目を通すように」 那珂「それじゃあ具体的に、どうしたら提督と瑞鳳ちゃんが元通りになれるかみんなで意見交換しよーねー」 全員「あーでもない、こーでもない、それはちがうんじゃ、だけどそれはー」 春雨「なかなか難しいデリケートな問題だけに、いい案が浮かびませんね」 秋月「いっそのこと一人ひとつずつ、出来る出来ないはひとまず置いて具体案を出し、それぞれの長所を組み合わせる等して新たな案を生み出すと言うのはいかがでしょうか?」 神通「いいですね、せっかくこれだけの人数がいるのですから良くも悪くも意見の数なら出ても良さそうですし……助かります」 那珂「那珂ちゃんはデートプランをお勧めしまーっす、やっぱり男女の問題は当事者同士で解決しないと意味がないと思うんだよねー」 不知火「不知火は明石さんと夕張さんに協力して頂き、提督から実際に何があったのか強制的に身体へ聞いてみてから瑞鳳さんへの対処を施すべきかと」 秋月「あ、秋月は僭越ながら瑞鳳さんとは小沢艦隊の編隊の時にご一緒させて頂いた仲なので、もしかしたら秋月になら事情を話しやすいかもと思い、瑞鳳さんと直接の接触を試みたいですッ!」 舞風「やっぱり二人共、自分の部屋の暗いところに居るから元気が出ないんだぞぉ。 お外でみんな、楽しく踊って元気になってほしーなー」 五月雨「私は一応、提督の初期艦ですし新任の秘書官の方へのアドバイス等、今でも執務室へ出入りする機会が多いのでそれとなく提督に悩み事がないか伺ってみようかと思います!」 天津風「うーん、私は連装砲くんで瑞鳳さんの心のケア優先を提案します。 みんなでよってたかって事情を無理に聞き出すのは正直反対よ、時間が解決する問題もあると思うもの」 春雨「春雨は秋月さんの様に編隊を共にした仲ではありませんが、何度も一緒にお料理を作り合って仲良くさせて頂いてたので春雨のお弁当、瑞鳳さんに食べて頂いて元気になってほしいです」 神通「最後に私ですが、あまり気は進みませんが執務室には有事の為に監視カメラがあります。 事の発端が執務室で起きたのか定かではありませんが、事の重大さも考え大淀さんに開示を依頼してもいいかも知れません」 那珂「えーっと、簡単にまとめると……二人でデート、提督に強制的に聞く、秋月ちゃんが瑞鳳ちゃんと対話、みんなで踊って元気を出す、提督からさり気なく聞き出す、連装砲くんで心のケア、春雨ちゃんのお弁当、監視カメラの確認、これで全部かなー」 神通「こうして端的にまとめると何か良い案が浮かびそうですね、もう少しだけ煮詰めていきましょう」 全員「がやがや、がやがや……」 那珂「では本作戦は以上の通りとしまーす、何か質問がある子はいるかなー?」 不知火「意見具申を失礼しますが、なぜ不知火の案だけ反映されていないのでしょうか?」 那珂「真顔でそれ聞いちゃうからだよッ! 提督に自白剤は、さすがにダメッ!」 神通「ま、まあ明石さんや夕張さんにも多少協力を仰ぐことになりそうですし、不知火さんの意見もしっかり反映されていますよ?」 不知火「は、はいッ! お褒めに預かり恐縮であります!」 舞風「二水戦のみんなにとってのアイドルだもんねぇ、神通さんは。 那珂ちゃんとは真逆の意味で」 那珂「舞風ちゃーん、何か言ったかな?(ピキピキ」 舞風「はーい、普段のアイドルしてる那珂ちゃんも可愛いけど、戦時中の那珂さんは神通さんに負けないぐらいカッコいいなって!」 那珂「もー! 恥ずかしいからやめてってば! 神通ちゃん、那珂ちゃん二水戦と四水戦の合同作戦を川内ちゃんに伝えてくるからー!(ピュー」 天津風「なんだかんだで那珂ちゃんも愛されてるのねぇ、意外だわ」 祥鳳「ねぇ瑞鳳、一緒に食堂へ行きましょう? 何か口にしないと身体に悪いわ」 瑞鳳「……お腹空いてないもん、お姉ちゃん一人で行って来なよ」 祥鳳「(やっぱり川内さんの言った通りになっちゃったわね)」 川内「(多分さぁ、瑞鳳ちゃんは塞ぎ込んで部屋から出たがらないだろうし。 大事なお姉ちゃんを、大切なお姉ちゃんを……あああぁッ?!(トンッ」 川内「っとごめんね、乱暴だけど少し眠っててもらうよー。 特型駆逐かーん、祥鳳さんのケガの様子は?」 吹雪「はい! なんとかぎりぎりセーフです。 ……ってもう、川内さん無茶しすぎですよぉ」 望月「いきなり召集かけられたと思えば対空砲に高射装置、おまけに対空電探を用意しろーだもんなぁ……あー、だりぃ」 文月「祥鳳さぁ~ん、大丈夫ぅ?(フミィ」 川内「直撃弾が0なら爆風で気絶してるだけだと思うけどね、とりあえず祥鳳さんは明石さんの所で看てもらうとして……こっちのじゃじゃ馬ちゃんはどうしたもんかなー(アタマポリポリ」 神通「姉さん! ……ッ! こ、これは一体何があったんですか?! それに瑞鳳ちゃんに、祥鳳さんまでッ!」 川内「だいじょーぶ、とりあえず私はこの暴れ馬を懲罰房に連れてくからさ。 望月、悪いんだけど大急ぎで大淀さんに使用許可と部屋のカギ借りてきてくれる?」 望月「懲罰房ってやりすぎ……でもないか、了解。 じゃあこの通路を右に曲った所の先にある1番近い部屋のを借りてくるから、川内さんはそこで待っててー(ダダッ」 川内「さーてと、それじゃあ文月は提督に。 特型駆逐艦は神通に現状報告を、夜戦の時間になったらまた集合でー(瑞鳳おんぶ」 文月「はぁ~い、ちょーと行ってきま~す!」 神通「ね、姉さん。 ちょっと……」 川内「那珂から作戦の話しは聞いたよー、こんな状況になっちゃてるけど私も賛成。 で、その支援を私たち三水戦もするからさ」 吹雪「神通さん、とりあえずご報告は歩きながらさせて頂きますので祥鳳さんを明石さんの所へ連れて行くお手伝いを願えますでしょうか?」 神通「そ、そうね……わかりましました、姉さん。 祥鳳さんと瑞鳳ちゃんの間で『もしも』を未然に防いで頂いて感謝します」 川内「祥鳳さんにも釘は差しておいたけど根が真面目だし、もしかしたら焦って一人で解決……なーんて気がしてさ。 じゃあ私はそろそろ望月が帰って来るころだと思うから、祥鳳さんをお願いねっと!」 神通「はい、祥鳳さんが落ち着いたら那珂ちゃんや駆逐艦の子たちにも報告をしなければいけませんし」 川内「じゃ、特型駆逐艦。 あとはよろしくねー(フリフリ」 吹雪「了解です! では、神通さんは左側をお願いできますか?」 神通「えぇ、ゆっくり運びましょう。 それで吹雪さん、この部屋で一体何が……」 望月「川内さぁーん、お待たせー(タッタッタ」 川内「グットタイミング! ちょーど私も着いたところだよ、ってまるでデートの約束みたいだね(キシシ」 望月「もぅ~、くだらないボケしてないでめんどくさがりなあたしがこんな急いでがんばったんだから、少しは褒めろし」 川内「ごめんごめん助かったよ。 ありがとね。 じゃドア開けてくれる? 私、このまま背負った瑞鳳ちゃんを中に運ぶからさ」 望月「あいよー。 そう言えば大淀さんからカギを受け取った後、隣の執務室で司令官がなぁ~んか大淀さんと大騒ぎしてたっけなぁ(ヒラケゴマ」 川内「あちゃー、まあ大淀さんの事だから大丈夫だとは思うけど……さすがにここまでの大事件になるなんて正直、思ってなかっただろうしねぇ」 望月「とりあえず瑞鳳さんの艤装と残りの艦載機の弓矢、回収しといた方がいいっすよね」 川内「だね、大和さんや長門さんの砲撃ならともかく艦載機の爆撃で扉が壊れたりはしないだろうけどまた危ない事されても困るし(ベットネカセー」 望月「にしても殺風景っすよねここ、こんなところに居たら罰で隔離とは言え瑞鳳さん余計に塞ぎ込んじゃうんじゃないっすか?」 川内「おー、ナイス意見具申。 でも今は瑞鳳ちゃんも一人になる環境と、心の整理をする時間が必要なんだよ」 望月「鬼気迫る感じでしたもんねぇー、ってか鎮守府内の自室で艤装を無断で展開。 おまけに姉妹艦を艦載機で爆撃とか、ぶっちゃけ上の方に知られたらやばくないっすか?」 川内「そこは何とかするよ、瑞鳳ちゃんも錯乱してた訳だし本意ではないっしょ。 とりあえず、書き置きだけ残して私たちも祥鳳さんの様子見に行く?」 望月「あー、ならあたしはここで見張りしてますよ。 瑞鳳さんの目が覚めたときに誰もいないとアレだし、どっかの重巡パパラッチとか来そうだし」 川内「了解、なら文月にあとで差し入れ持ってこさせるよ。 それと、見張りはローテーション組めるように話しつけとくね」 望月「あざーっす」 川内「おっ、文月じゃん。 提督の様子はどーだった?」 文月「川内さぁ~ん、ちょうどよかったぁ。 今から呼びに行こうとしてたのぉ(オロオロ」 川内「私を? 執務室でなんかあったの……って、もしかして提督と大淀さんが?」 文月「ふぇ、何で知ってるのぉ~? 二人がケンカしちゃっててぇ、でも文月じゃ止められなくてぇ、だから」 川内「それさっき望月からも聞いたところだよ、今からちょっと様子見て来るね。 文月は懲罰房で見張りしてくれてる望月に、なにか差し入れ持ってってあげてくれる?」 文月「はぁ~い、了解しましたぁ(フミィ」 川内「で、それが終わったら明石さんのとこにいる神通に見張りのローテをみんなで組めるように伝えてくれるかな?」 文月「フミィ、出撃ですッ!本領発揮するよ~」 提督「お前には関係ないだろう大淀、越権行為にもほどがあるぞ!」 大淀「何が越権行為ですか! 私にはこの鎮守府と仲間を守る責任と義務があります!」 提督「それを余計なお世話だと言っている!」 大淀「文月ちゃんが報告した件も、それが原因で瑞鳳さんを懲罰房に、そして祥鳳さんは明石のところへ……これだけ揃って、まだお節介と言えますかッ!」 提督「……ッ!」 川内「はーい、ケンカはそこまで。 提督は自分勝手過ぎ、大淀さんは私情を挟みすぎ。 」 大淀「川内さん! でもこれは」 川内「提督もわかってるよね、今がどういう状況下に陥ってるか。 もし『わからない』なんて言ったら、さすがの私も怒るけど?」 提督「……すまん、この状況を作り出したのは自分が原因だ。 みんなに迷惑や心配をかけているのも理解している……大淀にも言葉がすぎたな、すまない(ペコリ」 大淀「い、いえ! こちらこそ感情的になってしまって申し訳ありませんでした(フカブカー」 川内「ねぇ提督、おおよその状況は理解してると思うし今すぐに瑞鳳ちゃんと仲直りしろとまでは言わない。 でも、いつまでも提督まで塞ぎ込んでないでないでちょっとは行動しようよ」 提督「し、しかしだな。 私にもどうしたらいいのかわからず、瑞鳳に直接話しをしようしても無視をされ……」 川内「はぁ~本当にバカ真面目だよね提督ってさー、大淀さん。 このバカにお説教お願い」 大淀「……提督、どうして私たちに相談してくれなかったのですか? 何故ぜんぶを一人のカで解決しようとされるのですか?」 提督「そんなの当たり前だろう! みんなには普段から戦闘はもちろん、遠征や食事。 果ては身の回りの世話まで焼いてくれる子たちまでいる」 大淀「……それが理由ですか?」 提督「そうだ、卓上でただ命令を出して執務処理しか出来ない自分がこれ以上。 まして、私情でみんなに迷惑を掛ける訳には」 パッチーーーン!! 川内「(うわぁ、痛そう~)」 提督「大淀! 何をすr」 大淀「提督は以前、こうおっしゃいました。 『お前たちは機械でも兵器でもロボットでもない、私の大切な仲間で家族だ』と、覚えておいでですか?」 提督「無論だ、その気持ちは今でも変わっていない。 だからこそ私は」 大淀「ならなぜ頼ってくれないんですか! 困った時はお互い様じゃないですかッ!」 川内「(あっ、これ私が祥鳳さんを励ました時と同じ感じ……なんか目の前で聞いてるのって、恥ずかしいかも)」 大淀「もちろん出来る範囲と無理なことはあります、でも! 話しを聞いて協力したり、そうするにはどうしたらいいか一緒に悩む事もできたハズですッ!(ポロポロ」 提督「大淀……すまん、私が間違っていた。 家族に隠しごとなんて、もってのほかだな」 川内「あー、ほら。 とりあえず提督は、大淀さんを抱き締めてあげて」 提督「い、いや! さすがにそれは、私には瑞鳳が」 川内「提督の一番側で毎日一緒に執務して、苦しんでる提督を誰よりも見ながら無理に元気を出して。 それでも相談のひとつもされなかった大淀さんの気持ち、わかる?」 大淀「うぅ……うぅ(ボロボロ」 提督「大淀、すまなかった。 まず君に相談するべきだったにかも知れない、ごめん(ギュッ」 大淀「い、いえ。 私の方こそ勇気を出して提督に何があったのか聞いてれば、こっこんな事には……」 川内「戦争や人生に『もしも』はナシだよ、それにまだ最悪の事態にまでは陥ってないんだから。 反省も大事だけどさ、必要なのはこれからどうするかなんじゃない?」 提督「そうだな、ははっ。 まさか川内に人生を説かれるとは、私もまだまだだな」 川内「あったり前じゃーん、艦娘としての人生は短くても艦としてなら提督の何倍生きてると思ってるの……って提督、一ついいかな?」 提督「むっ、なんだ? まだ何かあったのか??」 川内「そろそろ大淀さんを離してあげないと多分、排熱量でタービンが爆発しちゃうよ?」 大淀「(プシューーー!)」 提督「はッ、大淀。 すまん、大丈夫かッ?!(テヲハナシーノ」 大淀「は、はひ。 大淀、右に傾斜。 注水傾斜復元をぉ~(フラフラ」 川内「だめだこりゃ、私これから明石さんのところへ祥鳳さんの様子見に行く途中だったからついでに担いでくよ」 提督「なら私も祥鳳の見舞いに……」 川内「気持ちだけ伝えておくよ、今はまだこの件に関わり深い子たちと提督が直接顔合わせする時期じゃないと思うんだよねー」 提督「そ、そうか」 川内「祥鳳さんに全機発艦とか、大淀さんみたいにまたビンタを喰らいたくないっしょ?」 提督「……」 川内「心配しなくても既に提督と瑞鳳ちゃんが仲直りできるよう、私たちが動いてるからさ」 提督「最近やけに騒がしいと思ったら川内たちだったのか、すまない」 川内「そこは謝られるよりお礼のが嬉しいかなー、あとお礼は全部がキレイに片付いてからみんなに言ってねー」 提督「わかった、それともし私に出来る事があった言ってくれ。 今度は逃げずにちゃんと向き合って、みんなを頼りにさせてもらうつもりだ」 川内「にひひ、了解! じゃあ私はそろそろ行くね、提督も無理せず……って無理してる人に言っても意味ないかもだけど、元気出しなよー(バタン」 提督「(瑞鳳……ッ)」 提督「私は塩の卵焼きが好きなんだー!」 瑞鳳「じゃあ今まで砂糖の卵焼き無理して食べてたんだー!」 提督「正直無理してたが、もう限界だッ!」 瑞鳳「じゃあ私の事も嫌いなんだー(ウェーン」 提督「そこまで言ってないだろー」 瑞鳳「もう私じゃなくて他の子に塩の卵焼き作ってもらえばいいじゃない!」 提督「ずーいほー、待ってくれー!」 川内「つまり塩派か砂糖派かで揉めて」 神通「口下手な提督が瑞鳳ちゃんを怒らせ」 那珂「お互い意地っ張りでケンカしてたの?」 提督「うむッ!」 祥鳳「提督発見! 攻撃隊、発艦始めてくださいッ!!」 提督「ギャー!(大破」 ……その後、塩の卵焼きを鳳翔さんから習って無事、仲直りしましたとさ。

次の

【艦これ】艦隊これくしょんで百合SSまとめ

艦隊 これ く しょ ん ss

みんなのお昼の続き、作っちゃいましょうか!(現実逃避」 鳳翔「そ、そうですね。 あちらはもう、卵焼きの世界に入られているようですし……」 瑞鳳「クリスマスっぽい玉子焼きがまた食べたいってダメだよてーとくぅ、もうちょっと我慢してくれないと……えっ、じゃあ代わりに瑞鳳を食べちゃう?! 神聖な執務室でそんなの、あぁ~^(キラキラ」 祥鳳「って散々、甲斐甲斐しく毎日幸せそうにやってたってM宮さんとH翔さんからよく聞かされてたけれど」 瑞鳳「だから飽きたの! 飽きちゃったの! 卵焼きにも、てーとくにもッ!」 祥鳳「ファッ?! 卵焼きだけじゃなくて提督にまで飽きただなんて、何かケンカでもしちゃったの?」 瑞鳳「……ッ! べ、別にしてないよッ!? ただ飽きちゃったの、ただ毎日を繰り返すだけの日々に……あはは(ハイライトオフ」 祥鳳「(これは重症と言うか絶対に提督と何かあったわね。 提督との原因を探るのは後にして、姉としてとりあえず瑞鳳に元気だけでも出させてあげないと)」 瑞鳳「ブツブツ……ブツブツ……」 祥鳳「あ、あー何だかお姉ちゃん、久しぶりに瑞鳳の卵焼きが食べたいなぁ~、作ってほしいなぁ~(チラッ」 瑞鳳「アッハイ、どーぞ(無言で材料と調理器具だけ渡すの図」 祥鳳「もうー、私は瑞鳳が作ってくれたのが食べたいのよぉ、お姉ちゃんのお願い聞いてくれないの?」 瑞鳳「これで勘弁してください(ボーキ10万」 祥鳳「え、えぇッ?!」 瑞鳳「じゃあ私、そろそろ先に寝るね、お休みなさい」 祥鳳「お、お休みなさい……(このボーキサイトの山、どうしよう」 川内「ふーん、そんな事があったんだ。 で、何で私のところなんかにわざわざ来てくれたの? 悪いけど私は夜戦で忙しいし、相談ならもっと適任者がいr」 祥鳳「うっ、うぅ……(ポロポロ」 川内「ちょ、泣かないでよ! まるで私が泣かしたみたいって言うか……あーもう、ごめん。 手伝うよ、瑞鳳の事。 話しも相談も聞くし、ね? だからほら泣かな」 神通「……姉さん、一体、祥鳳さんにどんな粗相をされたのですか?(ニッコリ」 川内「ひッ、神通?! ち、違うんだってば、これは誤解。 そう誤解なの、だからとりあえずその木刀はしまおうよ、ねッ?!」 神通「そうですか……祥鳳さん、本当に姉さんに何もされてませんか?」 祥鳳「ぐすっ、ぐすっ(コクリ」 神通「夜戦に付き合わないとエロ同人みたいに乱暴するぞ、みたいな脅しもされていませんか?」 川内「私、そんなキャラじゃなーーーいッ!」 神通「粗茶ですが温かい内にどうぞ、身体が温まって気分も落ち着きますよ?」 祥鳳「……ありがとうございます、いきなり押し掛けた私のせいでご迷惑までお掛けしたのにこんな」 川内「全くだよー、おかげで神通に大破される寸前だっ」 神通「ヤ・セ・ン(ユラリ」 川内「やっぱ姉妹同士は仲良くが一番だよね! ささっ祥鳳さん、事情をもうちょっと詳しく聞かせてみてよ」 那珂「たっだいまー! 那珂ちゃん四水戦sライブの練習から帰投しましたー……って、あれお客さん?」 神通「お帰りなさい那珂ちゃん、でもドアのノックは礼儀ですよ?」 那珂「えへへ、ごめんね神通ちゃん。 そこで中破してる不肖な姉も何かの役には立ちますし、ね?」 川内「はひっ、粉骨砕身がんばりまひゅ……(中破」 祥鳳「神通さん……」 那珂「そうだよー、だって私たちは『仲間』だもん! むしろ放っとけないよー」 祥鳳「那珂ちゃんもありがとう、でもこれは私の気持ちですから受け取って頂かないと」 神通「ならこうしましょう、瑞鳳さんが元気になって提督とまた仲良く戻れたら、その時はお手伝いしてくれた駆逐艦の子たちも含めてパーティーをしましょう、もちろんあなたも一緒にね」 那珂「那珂ちゃんも大賛成! きっと駆逐艦の子たちも喜んで協力してくれるよー、ご褒美付きなら存分にね!」 神通「もう那珂ちゃんったら……では各自、提督と瑞鳳さんに違和感なく接触し情報を得ていきましょうか。 ほら、姉さんもいつまでも寝てないで行動に移りますよ?」 川内「あーもう、分かったよ。 じゃあ朝は那珂、神通は昼で、私は夜ってな具合でどうよ? それで何か進展あったら祥鳳さんに報告って感じで」 祥鳳「あ、あの! 私にも何かさせて下さいッ! みなさんに迷惑をかけるばかりで私だけ何もしないないんて出来な」 川内「はい、ストーップ! 祥鳳さんは同部屋の瑞鳳ちゃんの側に居てあげなよ、心配でしょ?」 祥鳳「それはそうですが……でもッ!」 川内「さっき那珂が言ってたでしょ、仲間だって。 神通だって喜んで協力するって、それに仲間を助けるのを『迷惑』だなんて寂しいこと言わないでよ(ニコッ」 祥鳳「うぅ、川内さぁ~ん!(ダキッ」 那珂「川内ちゃんも真面目にしてたらこうやって素敵なお姉ちゃんなのにねー」 神通「えぇ、そうですね……とっても素敵な、私たち自慢の姉ですね那珂ちゃん」 川内「あーほらほら、神通と那珂はさっさと駆逐艦の子らに召集かけて情報散策を開始ッ! ほら、行った行った!」 那珂「はーい、第四水雷戦隊旗艦那珂、照れて耳とほっぺが真っ赤になってる川内ちゃんの指示通りお仕事行ってきまーっす!」 神通「同じく第二水雷戦隊旗艦神通、介抱してる祥鳳さんを優しく抱き締め頭をなでているのを確認、出撃しますね(ドアバタン」 川内「あんのバカ妹二人とも~、姉を散々からかって……もう、今度の演習で夜戦フルボッコ確定ッ!」 祥鳳「ふふっ、仲がよろしいんですね川内さんたちは」 川内「お、少しは落ち着いた?」 祥鳳「おかげ様で……あ、川内さんのマフラー。 汚してしまって申し訳ありません、今すぐにお洗濯に」 川内「気にしなくていいってば、きっと祥鳳さんと瑞鳳ちゃん、あと提督と瑞鳳ちゃんの仲もきっとすぐ仲直りできるからさ、がんばろ?」 祥鳳「はい、感謝致します!」 神通「さて、夜は姉さんに任せるとして初日ですし、動ける内に今日は夕時まで出来る範囲で二人で動くとしますか」 那珂「りょーかい! じゃあ早速、駆逐艦の子達を……って、思ったけどあんまり大人数だと逆効果かな?」 神通「そうですね、今回のようなデリケートな任務に向いてそうな子を数人、多くても各水雷戦隊で3人ほどが適任でしょうか」 那珂「川内ちゃんも基本単独行動派だし、きっと誘う駆逐艦の子たちも夜戦好きないつもの少数精鋭組になりそーだしねー」 神通「では一度、私は大淀さんへ会議室の使用許可を頂いてきますのでその間、那珂ちゃんは駆逐艦の子たちを集めておいてもらえますか?」 那珂「はーい! ところで神通ちゃんのところの子は誰を呼べばいいの? 那珂ちゃんはある程度、四水戦で呼ぶ子に目星はつけちゃってるけど」 神通「そうですね、どうしましょうか……」 二~四水戦で出てきて欲しい子を募集します。 各駆逐艦3人まで計9人、直接所属でない場合でも人数が足りない場合は仲良し組も可。 それではこれで会議室の使用の件、確かに承りました(ハンコペター」 神通「ありがとうございます。 急で正式な手順も踏まず、ましてや提督に内緒でなんて……本当に申し訳ありません(アタマサゲー」 大淀「ふふっ、それだけ大事な件なのでしょう? 提督も近頃様子がおかしいですし、もしかしてと思いまして」 神通「大淀さんには全部見抜かれちゃいますね、確かに今回の件は瑞鳳ちゃんと提督に関する事です」 大淀「何か私にも手伝える事があったらおっしゃって下さいね、神通さん」 神通「はい、頼りにさせて頂きます」 大淀「あ、でも……」 神通「?」 大淀「書類偽造の件で既に私も共犯ですから、提督に叱られる時は神通さんも助けて下さいね?(クスッ」 神通「了解しました、その時は仲良く怒られましょうか(敬礼」 那珂「はーい、みんな注目だよー! 緊急な召集で申し訳ないけど、これからとーっても大事な作戦が始まりまーっす!」 舞風「わーなんだろね、不知火ちゃんは何か検討つく?」 不知火「おおよその想像はつきますが、ここは素直に神通教官がお帰りになるのを待ちましょう」 天津風「右に同じく私も同意見ね、この間なんか遠征の報告に某所へ行ったら誰かさんが『卵焼き~』って半ベソかいてたわよ」 春雨「みなさーん、金剛さんに頂いたおいしい紅茶が入りましたよー」 五月雨「じゃあ私は四水戦のみんなの方に配りま」 秋月「……五月雨さん、危ないッ!」 五月雨「あわわ、すみません秋月さん助かりましたぁ」 秋月「おケガがなくて何よりです、この秋月が健在な限り、やらせはしません!」 舞風「秋月ちゃん、すっごーい! 今度一緒にダンスしてみなーい?」 天津風「てか、そもそも五月雨には配膳させたの誰なのかしら……」 不知火「やはりお約束は必要かと、不知火が頼みました」 天津風「」 春雨「みなさん大丈夫ですか? お洋服汚れたり、ケガ等された方はいらっしゃいませんかー?(オロオロ」 那珂「さっすが四水戦の大天使春雨ちゃん、今日もドラム缶が輝いてるよー!」 神通「みなさんお待たせしました。 全員集合しているようですね、感謝します」 不知火「全員、神通教官に敬礼ッ!」 駆逐s「(ビシッ!)」 那珂「あれ、おかしーなー。 那珂ちゃんの時、それなかったよねッ?!」 不知火「……ついでに、那珂さんにも敬礼ッ!」 那珂「不知火ちゃん酷いよー、もうッ!(プンスコ」 神通「不知火さん、あまり那珂ちゃんをいぢめてはいけませんよ(クスッ」 不知火「はッ! 大変失礼を致しました、どの様な罰も受ける所存であります!」 神通「いえ、急造で集められた皆の場を和ませる為のものでしょう。 今回の作戦の細かい発端と概要は、こちらのプリントに目を通すように」 那珂「それじゃあ具体的に、どうしたら提督と瑞鳳ちゃんが元通りになれるかみんなで意見交換しよーねー」 全員「あーでもない、こーでもない、それはちがうんじゃ、だけどそれはー」 春雨「なかなか難しいデリケートな問題だけに、いい案が浮かびませんね」 秋月「いっそのこと一人ひとつずつ、出来る出来ないはひとまず置いて具体案を出し、それぞれの長所を組み合わせる等して新たな案を生み出すと言うのはいかがでしょうか?」 神通「いいですね、せっかくこれだけの人数がいるのですから良くも悪くも意見の数なら出ても良さそうですし……助かります」 那珂「那珂ちゃんはデートプランをお勧めしまーっす、やっぱり男女の問題は当事者同士で解決しないと意味がないと思うんだよねー」 不知火「不知火は明石さんと夕張さんに協力して頂き、提督から実際に何があったのか強制的に身体へ聞いてみてから瑞鳳さんへの対処を施すべきかと」 秋月「あ、秋月は僭越ながら瑞鳳さんとは小沢艦隊の編隊の時にご一緒させて頂いた仲なので、もしかしたら秋月になら事情を話しやすいかもと思い、瑞鳳さんと直接の接触を試みたいですッ!」 舞風「やっぱり二人共、自分の部屋の暗いところに居るから元気が出ないんだぞぉ。 お外でみんな、楽しく踊って元気になってほしーなー」 五月雨「私は一応、提督の初期艦ですし新任の秘書官の方へのアドバイス等、今でも執務室へ出入りする機会が多いのでそれとなく提督に悩み事がないか伺ってみようかと思います!」 天津風「うーん、私は連装砲くんで瑞鳳さんの心のケア優先を提案します。 みんなでよってたかって事情を無理に聞き出すのは正直反対よ、時間が解決する問題もあると思うもの」 春雨「春雨は秋月さんの様に編隊を共にした仲ではありませんが、何度も一緒にお料理を作り合って仲良くさせて頂いてたので春雨のお弁当、瑞鳳さんに食べて頂いて元気になってほしいです」 神通「最後に私ですが、あまり気は進みませんが執務室には有事の為に監視カメラがあります。 事の発端が執務室で起きたのか定かではありませんが、事の重大さも考え大淀さんに開示を依頼してもいいかも知れません」 那珂「えーっと、簡単にまとめると……二人でデート、提督に強制的に聞く、秋月ちゃんが瑞鳳ちゃんと対話、みんなで踊って元気を出す、提督からさり気なく聞き出す、連装砲くんで心のケア、春雨ちゃんのお弁当、監視カメラの確認、これで全部かなー」 神通「こうして端的にまとめると何か良い案が浮かびそうですね、もう少しだけ煮詰めていきましょう」 全員「がやがや、がやがや……」 那珂「では本作戦は以上の通りとしまーす、何か質問がある子はいるかなー?」 不知火「意見具申を失礼しますが、なぜ不知火の案だけ反映されていないのでしょうか?」 那珂「真顔でそれ聞いちゃうからだよッ! 提督に自白剤は、さすがにダメッ!」 神通「ま、まあ明石さんや夕張さんにも多少協力を仰ぐことになりそうですし、不知火さんの意見もしっかり反映されていますよ?」 不知火「は、はいッ! お褒めに預かり恐縮であります!」 舞風「二水戦のみんなにとってのアイドルだもんねぇ、神通さんは。 那珂ちゃんとは真逆の意味で」 那珂「舞風ちゃーん、何か言ったかな?(ピキピキ」 舞風「はーい、普段のアイドルしてる那珂ちゃんも可愛いけど、戦時中の那珂さんは神通さんに負けないぐらいカッコいいなって!」 那珂「もー! 恥ずかしいからやめてってば! 神通ちゃん、那珂ちゃん二水戦と四水戦の合同作戦を川内ちゃんに伝えてくるからー!(ピュー」 天津風「なんだかんだで那珂ちゃんも愛されてるのねぇ、意外だわ」 祥鳳「ねぇ瑞鳳、一緒に食堂へ行きましょう? 何か口にしないと身体に悪いわ」 瑞鳳「……お腹空いてないもん、お姉ちゃん一人で行って来なよ」 祥鳳「(やっぱり川内さんの言った通りになっちゃったわね)」 川内「(多分さぁ、瑞鳳ちゃんは塞ぎ込んで部屋から出たがらないだろうし。 大事なお姉ちゃんを、大切なお姉ちゃんを……あああぁッ?!(トンッ」 川内「っとごめんね、乱暴だけど少し眠っててもらうよー。 特型駆逐かーん、祥鳳さんのケガの様子は?」 吹雪「はい! なんとかぎりぎりセーフです。 ……ってもう、川内さん無茶しすぎですよぉ」 望月「いきなり召集かけられたと思えば対空砲に高射装置、おまけに対空電探を用意しろーだもんなぁ……あー、だりぃ」 文月「祥鳳さぁ~ん、大丈夫ぅ?(フミィ」 川内「直撃弾が0なら爆風で気絶してるだけだと思うけどね、とりあえず祥鳳さんは明石さんの所で看てもらうとして……こっちのじゃじゃ馬ちゃんはどうしたもんかなー(アタマポリポリ」 神通「姉さん! ……ッ! こ、これは一体何があったんですか?! それに瑞鳳ちゃんに、祥鳳さんまでッ!」 川内「だいじょーぶ、とりあえず私はこの暴れ馬を懲罰房に連れてくからさ。 望月、悪いんだけど大急ぎで大淀さんに使用許可と部屋のカギ借りてきてくれる?」 望月「懲罰房ってやりすぎ……でもないか、了解。 じゃあこの通路を右に曲った所の先にある1番近い部屋のを借りてくるから、川内さんはそこで待っててー(ダダッ」 川内「さーてと、それじゃあ文月は提督に。 特型駆逐艦は神通に現状報告を、夜戦の時間になったらまた集合でー(瑞鳳おんぶ」 文月「はぁ~い、ちょーと行ってきま~す!」 神通「ね、姉さん。 ちょっと……」 川内「那珂から作戦の話しは聞いたよー、こんな状況になっちゃてるけど私も賛成。 で、その支援を私たち三水戦もするからさ」 吹雪「神通さん、とりあえずご報告は歩きながらさせて頂きますので祥鳳さんを明石さんの所へ連れて行くお手伝いを願えますでしょうか?」 神通「そ、そうね……わかりましました、姉さん。 祥鳳さんと瑞鳳ちゃんの間で『もしも』を未然に防いで頂いて感謝します」 川内「祥鳳さんにも釘は差しておいたけど根が真面目だし、もしかしたら焦って一人で解決……なーんて気がしてさ。 じゃあ私はそろそろ望月が帰って来るころだと思うから、祥鳳さんをお願いねっと!」 神通「はい、祥鳳さんが落ち着いたら那珂ちゃんや駆逐艦の子たちにも報告をしなければいけませんし」 川内「じゃ、特型駆逐艦。 あとはよろしくねー(フリフリ」 吹雪「了解です! では、神通さんは左側をお願いできますか?」 神通「えぇ、ゆっくり運びましょう。 それで吹雪さん、この部屋で一体何が……」 望月「川内さぁーん、お待たせー(タッタッタ」 川内「グットタイミング! ちょーど私も着いたところだよ、ってまるでデートの約束みたいだね(キシシ」 望月「もぅ~、くだらないボケしてないでめんどくさがりなあたしがこんな急いでがんばったんだから、少しは褒めろし」 川内「ごめんごめん助かったよ。 ありがとね。 じゃドア開けてくれる? 私、このまま背負った瑞鳳ちゃんを中に運ぶからさ」 望月「あいよー。 そう言えば大淀さんからカギを受け取った後、隣の執務室で司令官がなぁ~んか大淀さんと大騒ぎしてたっけなぁ(ヒラケゴマ」 川内「あちゃー、まあ大淀さんの事だから大丈夫だとは思うけど……さすがにここまでの大事件になるなんて正直、思ってなかっただろうしねぇ」 望月「とりあえず瑞鳳さんの艤装と残りの艦載機の弓矢、回収しといた方がいいっすよね」 川内「だね、大和さんや長門さんの砲撃ならともかく艦載機の爆撃で扉が壊れたりはしないだろうけどまた危ない事されても困るし(ベットネカセー」 望月「にしても殺風景っすよねここ、こんなところに居たら罰で隔離とは言え瑞鳳さん余計に塞ぎ込んじゃうんじゃないっすか?」 川内「おー、ナイス意見具申。 でも今は瑞鳳ちゃんも一人になる環境と、心の整理をする時間が必要なんだよ」 望月「鬼気迫る感じでしたもんねぇー、ってか鎮守府内の自室で艤装を無断で展開。 おまけに姉妹艦を艦載機で爆撃とか、ぶっちゃけ上の方に知られたらやばくないっすか?」 川内「そこは何とかするよ、瑞鳳ちゃんも錯乱してた訳だし本意ではないっしょ。 とりあえず、書き置きだけ残して私たちも祥鳳さんの様子見に行く?」 望月「あー、ならあたしはここで見張りしてますよ。 瑞鳳さんの目が覚めたときに誰もいないとアレだし、どっかの重巡パパラッチとか来そうだし」 川内「了解、なら文月にあとで差し入れ持ってこさせるよ。 それと、見張りはローテーション組めるように話しつけとくね」 望月「あざーっす」 川内「おっ、文月じゃん。 提督の様子はどーだった?」 文月「川内さぁ~ん、ちょうどよかったぁ。 今から呼びに行こうとしてたのぉ(オロオロ」 川内「私を? 執務室でなんかあったの……って、もしかして提督と大淀さんが?」 文月「ふぇ、何で知ってるのぉ~? 二人がケンカしちゃっててぇ、でも文月じゃ止められなくてぇ、だから」 川内「それさっき望月からも聞いたところだよ、今からちょっと様子見て来るね。 文月は懲罰房で見張りしてくれてる望月に、なにか差し入れ持ってってあげてくれる?」 文月「はぁ~い、了解しましたぁ(フミィ」 川内「で、それが終わったら明石さんのとこにいる神通に見張りのローテをみんなで組めるように伝えてくれるかな?」 文月「フミィ、出撃ですッ!本領発揮するよ~」 提督「お前には関係ないだろう大淀、越権行為にもほどがあるぞ!」 大淀「何が越権行為ですか! 私にはこの鎮守府と仲間を守る責任と義務があります!」 提督「それを余計なお世話だと言っている!」 大淀「文月ちゃんが報告した件も、それが原因で瑞鳳さんを懲罰房に、そして祥鳳さんは明石のところへ……これだけ揃って、まだお節介と言えますかッ!」 提督「……ッ!」 川内「はーい、ケンカはそこまで。 提督は自分勝手過ぎ、大淀さんは私情を挟みすぎ。 」 大淀「川内さん! でもこれは」 川内「提督もわかってるよね、今がどういう状況下に陥ってるか。 もし『わからない』なんて言ったら、さすがの私も怒るけど?」 提督「……すまん、この状況を作り出したのは自分が原因だ。 みんなに迷惑や心配をかけているのも理解している……大淀にも言葉がすぎたな、すまない(ペコリ」 大淀「い、いえ! こちらこそ感情的になってしまって申し訳ありませんでした(フカブカー」 川内「ねぇ提督、おおよその状況は理解してると思うし今すぐに瑞鳳ちゃんと仲直りしろとまでは言わない。 でも、いつまでも提督まで塞ぎ込んでないでないでちょっとは行動しようよ」 提督「し、しかしだな。 私にもどうしたらいいのかわからず、瑞鳳に直接話しをしようしても無視をされ……」 川内「はぁ~本当にバカ真面目だよね提督ってさー、大淀さん。 このバカにお説教お願い」 大淀「……提督、どうして私たちに相談してくれなかったのですか? 何故ぜんぶを一人のカで解決しようとされるのですか?」 提督「そんなの当たり前だろう! みんなには普段から戦闘はもちろん、遠征や食事。 果ては身の回りの世話まで焼いてくれる子たちまでいる」 大淀「……それが理由ですか?」 提督「そうだ、卓上でただ命令を出して執務処理しか出来ない自分がこれ以上。 まして、私情でみんなに迷惑を掛ける訳には」 パッチーーーン!! 川内「(うわぁ、痛そう~)」 提督「大淀! 何をすr」 大淀「提督は以前、こうおっしゃいました。 『お前たちは機械でも兵器でもロボットでもない、私の大切な仲間で家族だ』と、覚えておいでですか?」 提督「無論だ、その気持ちは今でも変わっていない。 だからこそ私は」 大淀「ならなぜ頼ってくれないんですか! 困った時はお互い様じゃないですかッ!」 川内「(あっ、これ私が祥鳳さんを励ました時と同じ感じ……なんか目の前で聞いてるのって、恥ずかしいかも)」 大淀「もちろん出来る範囲と無理なことはあります、でも! 話しを聞いて協力したり、そうするにはどうしたらいいか一緒に悩む事もできたハズですッ!(ポロポロ」 提督「大淀……すまん、私が間違っていた。 家族に隠しごとなんて、もってのほかだな」 川内「あー、ほら。 とりあえず提督は、大淀さんを抱き締めてあげて」 提督「い、いや! さすがにそれは、私には瑞鳳が」 川内「提督の一番側で毎日一緒に執務して、苦しんでる提督を誰よりも見ながら無理に元気を出して。 それでも相談のひとつもされなかった大淀さんの気持ち、わかる?」 大淀「うぅ……うぅ(ボロボロ」 提督「大淀、すまなかった。 まず君に相談するべきだったにかも知れない、ごめん(ギュッ」 大淀「い、いえ。 私の方こそ勇気を出して提督に何があったのか聞いてれば、こっこんな事には……」 川内「戦争や人生に『もしも』はナシだよ、それにまだ最悪の事態にまでは陥ってないんだから。 反省も大事だけどさ、必要なのはこれからどうするかなんじゃない?」 提督「そうだな、ははっ。 まさか川内に人生を説かれるとは、私もまだまだだな」 川内「あったり前じゃーん、艦娘としての人生は短くても艦としてなら提督の何倍生きてると思ってるの……って提督、一ついいかな?」 提督「むっ、なんだ? まだ何かあったのか??」 川内「そろそろ大淀さんを離してあげないと多分、排熱量でタービンが爆発しちゃうよ?」 大淀「(プシューーー!)」 提督「はッ、大淀。 すまん、大丈夫かッ?!(テヲハナシーノ」 大淀「は、はひ。 大淀、右に傾斜。 注水傾斜復元をぉ~(フラフラ」 川内「だめだこりゃ、私これから明石さんのところへ祥鳳さんの様子見に行く途中だったからついでに担いでくよ」 提督「なら私も祥鳳の見舞いに……」 川内「気持ちだけ伝えておくよ、今はまだこの件に関わり深い子たちと提督が直接顔合わせする時期じゃないと思うんだよねー」 提督「そ、そうか」 川内「祥鳳さんに全機発艦とか、大淀さんみたいにまたビンタを喰らいたくないっしょ?」 提督「……」 川内「心配しなくても既に提督と瑞鳳ちゃんが仲直りできるよう、私たちが動いてるからさ」 提督「最近やけに騒がしいと思ったら川内たちだったのか、すまない」 川内「そこは謝られるよりお礼のが嬉しいかなー、あとお礼は全部がキレイに片付いてからみんなに言ってねー」 提督「わかった、それともし私に出来る事があった言ってくれ。 今度は逃げずにちゃんと向き合って、みんなを頼りにさせてもらうつもりだ」 川内「にひひ、了解! じゃあ私はそろそろ行くね、提督も無理せず……って無理してる人に言っても意味ないかもだけど、元気出しなよー(バタン」 提督「(瑞鳳……ッ)」 提督「私は塩の卵焼きが好きなんだー!」 瑞鳳「じゃあ今まで砂糖の卵焼き無理して食べてたんだー!」 提督「正直無理してたが、もう限界だッ!」 瑞鳳「じゃあ私の事も嫌いなんだー(ウェーン」 提督「そこまで言ってないだろー」 瑞鳳「もう私じゃなくて他の子に塩の卵焼き作ってもらえばいいじゃない!」 提督「ずーいほー、待ってくれー!」 川内「つまり塩派か砂糖派かで揉めて」 神通「口下手な提督が瑞鳳ちゃんを怒らせ」 那珂「お互い意地っ張りでケンカしてたの?」 提督「うむッ!」 祥鳳「提督発見! 攻撃隊、発艦始めてくださいッ!!」 提督「ギャー!(大破」 ……その後、塩の卵焼きを鳳翔さんから習って無事、仲直りしましたとさ。

次の

【艦隊これくしょんSS】提督「ああ?やっぱり嫌だった?」

艦隊 これ く しょ ん ss

仮面ライダーブレイドこと剣崎一真を操り、カリス=【JOKER】こと相川 始を戦わせ、《リセット》と称した世界の滅びを起こすことで新たなバトルファイトを始める企みを露わにした【統制者】。 しかし、始やガングートを始めとした艦娘たちはそれを阻止すると宣言。 その意志を嘲笑う【統制者】だったが、その時、奇跡によって意思を開放したブレイドがもう一つの切り札・キングフォームへ究極進化して復活した! ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 「剣崎!!」 「始!悪いな、遅くなった!」 待ち合わせに遅刻してゴメン、といった感じのノリで謝るブレイド。 「フッ……14年も待ったんだ。 これぐらい、どうって事は無い」 昔と変わらぬ友に対し、同じノリで返すカリス。 「仮面ライダーカリスに、仮面ライダーブレイド……。 ダブル・ヒーローのご帰還ってヤツか!」 「だな!」 アニメや特撮のヒーロー好きである加古は、嬉しさと興奮のあまりガングートの言葉に思わず反応する。 「くぅ〜!!サイッコーに迫力満点なツーショット!イラスト書きたーいッ!!」 同じく、秋雲もイラストレーターとして盛り上がっていた。 「おのれ……どこまでも抗うか!」 「抗うよ!抗うことが…戦うことが運命だと言うのなら!私たち艦娘も、その運命と戦う!!仮面ライダーと一緒に……戦えない、みんなの為に!!」 【統制者】に対し、力強く睨み返しながら那珂は言い放った。 そう…… 自分は、もう役立たずでもなければ「要らない余り者」でもない。 必要だと言ってくれる人が…一緒に戦ってくれる仲間がいる。 挨拶くらいはちゃんとしなきゃだよねえ?」 皆が思わず首を傾げると、秋雲は深呼吸を一つ。 主砲を構え、声を張り上げながら開幕砲撃を繰り出した。 「いらっしゃいませえぇぇッ!!!」 「ッ!?」 不意打ち同然の一撃に対応出来る筈もなく、深海棲艦の一体は轟沈。 仮面ライダーカリス率いるカリス艦隊と仮面ライダーブレイドの連合部隊による【統制者】率いる深海棲艦の殲滅戦は、こうして始まった。 「全艦娘に伝える!敵は深海棲艦とアンデッドもどきの混成部隊だが、相手は恐らく数と火力だけで押し通そうとするものと思われる。 必要以上に怖れることはない。 演習やこれまでの経験を活かし、落ち着いて立ち向かえ!」 「最後に…一つだけ命令を伝える。 「…何かおかしかったか?」 「いや、別に?」 幸せに生きているんだと改めて分かったので、嬉しくてつい……などと言ったところで、彼は照れ隠しに無愛想な態度を取るだろうと思い、ブレイドはあえて誤魔化すことにした。 「そうか……じゃあ、いくか?剣崎!」 「ああ!」 深海棲艦は秋雲たちに任せ、二人はダークローチやゲルニュートの群れを片付けることにした。

次の