ローソン pb。 【ブランドウォッチング】ローソン 衝撃的すぎる新PBブランディングは本当に魅力的か

ローソンのPBデザインリニューアルは「これでいい」から「これがいい」への第一歩|最所あさみ|note

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わかりにくいと不評な理由 「めっちゃ可愛くてええやん!」 という方もいると思います。 実のところ、私も最初はそう思ってました…。 ですが利用してるうちに、使いづらさを感じるようになったんですよね。 文字が小さいため判別がしづらい パッケージが変わったことでこんな意見が見られます。 ローソンPB商品の新パッケージ、どれが何やら見分けがつかず超不便。 眼鏡を忘れてきたので、いちいち手に取らないと商品名が読めなかった。 なんでこんな反ユニバーサルデザインを採用するのかな — junkTokyo junktokyo 遠目で見るとどの商品がどういった内容なのか。 パッと見てわかりますか? 特に納豆に関しては「極小粒納豆」「ひきわり納豆」と分けられているのに、 あまりにも文字が小さくて顔を近づけないと見えません。 しかもイラストもひきわり納豆のほうが小粒に見えてしまいます…。 コンビニは色々な人が利用します。 高齢な方は目があまり見えない場合があるでしょうし、年齢関係なく眼鏡がないと生活できない人もいますよね。 そういった方からすると今のパッケージデザインはあまりにも不便です。 納豆のパッケージに至っては「NATTO」の文字が一番でかくて、肝心な日本語部分は二の次になっています。 こんな目を凝らさないとわからないような文字の小ささでは、欲しい物を探すだけでも疲れてしまいますよね。 中身や内容がわからないため購入意欲が失せる 皆さんは買い物をしている時に、 パッケージの写真が美味しそうでつい買ってしまった ということはありませんか? スーパーの総菜置き場などは中身が丸見えなので、美味しそうで買ってしまったという経験をされた方も少なくないハズ。 それほど中身が見えるデザインというのは大事なんです。 ここで比較として挙げられたのが無印良品のパッケージについてでした。 確かに無印良品もパッケージに写真を載せていないものが多いです。 そのため 中身がパッと見てわかりづらいものや、想像しづらいものが多いんですよね…。 ですが中にはパッケージデザインを簡略化しつつ、ちゃんと中身がわかるように表示しているものもあるんです。 無印良品が謎の流れ弾を食らってるので比較画像を — Earwax Earwax97409510 こちらを見てもらうと、確かにデザインはローソンのものと似ています。 ですがパッケージを透明にして中身を見せることで、• どういった内容のものが入っているのかすぐわかる• パッケージを見て購入意欲がそそられる というメリットが生まれます。 想定外の買い物が生まれることで売り上げにも貢献できるわけですよね。 今のローソンのパッケージにはそういった意欲が湧きません。 確かに可愛いとは思うんです。 ですが「可愛いな~」と思うだけで、中身が見づらいのでよほど切迫していない限りは買おうとは思わないんですよね…。 正直私は無駄遣いの多い人間なのですが、そんな私でも最近はローソンでこの類の製品は買わなくなりました。 なぜかハングル文字が混ざる 現在のローソンのパッケージは四ヶ国語表記されているものがあります。 英語や日本語だけではなく、ハングル語や中国語まで入っているんですよね。 とうとうLAWSONの牛乳パッケージに中国語とハングルが。 これが牛乳だとわからないですか? 一つの商品に4カ国語表記って… — 月夜 tsukiyosakurano 日本には色々な国籍の方がおられます。 実際に韓国籍の方で日本で働いている場合も多いです。 仕事の都合や家庭の事情で日本に来られた方もいると思います。 そういった方々への配慮として多国語表記されているのでしょう。 これに関しては様々な意見も出ているようです。 買いたい品物を間違ってしまった海外の人もいる。 他国語表記はありがたい。 という 否定的な意見と肯定的な意見がそれぞれ見られます。 品質面を考えると、中国産というだけで嫌煙してしまう場合も多いです。 色々な意見はあると思いますが、海外から来ている方への気遣いとしては嬉しいですよね。 見やすさや表記した意図などは二の次の意見だとは思いますが…。 もし自分が海外に行って、日本語表記された品があるとわかりやすくて安心しますよね。 慣れない環境の中で母国語が見えると購入意欲も出てきます。 そういった部分から、中国語やハングル語で表記するようになったのかもしれませんね。 パッケージ変更によるデメリット 先ほどの視覚情報に加えて、他にもデメリットが発生しているようです。 売り上げが下がるかもしれない 先ほど不評の問題から 売り上げが下がるかもしれないという話があるようです。 ベテランローソンクルーの方いわく、• 高齢のお客さんや店員ですら見分けがつけにくい• さらっと値上げされている• 本部にもクレームが殺到している ということでした。 取材では「可愛いと評判で売り上げが上がっている」と表では言っていても、そういう店舗ばかりではないようですね。 それぞれの地域の年齢層の違いで売り上げが変わってくるのでしょうか。 そもそもこういったプライベートブランド商品(PB商品)に切り替える理由としては、 広告費や人件費などのコストを低く抑えることができる ということがメリットです。 こういったことから少しでもコストを抑えるために、ローソンもPB商品へと乗り込んでいったのでしょう。 近くにローソンしかなくてそこしか利用せざるを得ない、という人が多ければ売り上げにはそこまで影響はないでしょう。 ですがコンビニは非常に利用しやすく、ローソン以外にもファミマやセブンなどがありますよね。 そういった店舗と比べて今後どうなっていくかが課題になってきそうです。 仕分けに時間がかかっている 店員さんの苦労もあるようです。 商品を並べる時に以前とパッケージ違うとわかりづらい という点であまり良い目では見られていないようですね。 例えばこちらの商品。 ローソンPBの新パッケージのデザイン、分かりにくくて最悪と言われてますけど、この豆腐と納豆の区別がぱっと見てつかないのは最悪ではないだろうか。 (関東東北限定なのか) — 原野川ヌㇷ゚ nupkanay これを豆腐置き場と納豆置き場に分けてくれと言われて、パッと見わけがつきますか? ちなみに前デザインの納豆のパッケージはこちら。 ローソンセレクトであること• やわらか納豆という製品であること• 納豆の絵が美味しそうで 食欲をそそる ということがわかります。 製品が具体的にわかる情報がすぐに入ってきますよね。 ですが新しいパッケージデザインでは製品がパッと見てわかりませんよね…。 「NATTO」ってなんだよ! と言いたくなってしまいます。 コンビニの店員さんも人間なんです。 商品を並べるのにも時間をかけていますし、その合間でレジ対応もされたりと忙しい時間もあるでしょう。 そういう時に見間違えない保証はないんですよね。 間違えて商品を違う棚に並べてしまう可能性もあるんです。 見た目って本当に大事ということがよくわかります。 売り上げにも関わってくるということで、 今後はパッケージデザインが変わる可能性もあります。 パッケージデザインがリニューアルしたことで 不満の声が非常に多いです。 その4秒間に、• その製品がどういった中身なのか• 買いたくなる意欲が湧くかどうか ということを頭の中で決めなければいけません。 視覚から得られるものが少ない今のパッケージでは、とてもではないですが買いたい意欲は出ませんよね…。 無印良品のローソンに参入でパッケージ変更の可能性! どうやら6月17日から東京都内のローソンの直営店3店舗をはじめとして、• 無印良品の生活雑貨を最大500品目導入• PB開発にも携わる ということが判明しています。 ローソンの社長もPBのデザインを変える意向を示していたので、これをきっかけに変わってくると思われます。 ローソン、良品計画と提携 店頭に「無印」、PBも開発 — 日本経済新聞 電子版 nikkei 今回の初回導入対象は以下の3店舗になります。 6月17日に大田区の久が原一丁目店• 6月18日に新宿区の新宿若松町店• 6月19日に江東区の南砂二丁目店 日をずらして少しずつ商品が取り入れられていくようですね。 試験的に一部店舗から導入を開始したのは、ファミマでの件もあるのでしょうか? 無印良品は以前、ファミリーマートで売られていました。 ですが消費者からの需要があまりなかったようで、2019年には提携を解除しています。 どちらにせよこれをきっかけに 「売り上げが伸び悩んでいる食品のパッケージデザインを変更」という対策を入れてくるかもしれませんね。 ローソンパッケージデザイン変更が改悪と言われる理由についてまとめ ここではローソンパッケージのデザイン変更が不評な理由について、• 文字が小さくて判別がしにくい• パッケージから中身や内容がわかりづらい• ハングル語や中国語が混ざっていて良い印象がない ということがわかりました。 またデメリットとしては、• 実際の売り上げが下がっていること• 判別がしづらいため、店員が商品を並べる時に時間がかかってしまう という2点が挙げられています。 可愛いパッケージなのでSNS映えがして宣伝効果などはあるのかもしれません。 ですがコンビニへはあくまで必要な商品を買いに行ったり、食べ物を調達するために行くことが多いです。 冷凍食品など、たまにパッケージが美味しそうでついつい追加で買ってしまったりもします。 いち消費者としては中身の見えないパッケージは色々と不安になってしまうんですよね…。

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【リニューアル】ローソンのPB商品のデザイナーは誰?新パッケージのデザインが「かわいい」「わかりにくい」と賛否両論に│MINBRO

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PB商品の一部を高級路線に変更 現在、コンビニ各社はPB商品のプレミアムラインを用意しています。 安さがウリのPB商品を一部高級路線に変更し、通常ラインとの差別化を図ってより多くの収益を上げているのです。 セブン-イレブンの通常のPB商品ラインが「セブンプレミアム」。 トップメーカーと共同開発するのが特徴です。 そして、専門店と組んで開発する高級ラインが「セブンゴールド」。 セブンプレミアムより割高です。 ファミリーマートはPB商品を通常ラインとプラチナライン(黒)の2種類で展開。 通常ラインが「ファミリーマートコレクション」で、最高級ラインが「ファミマプレミアム」です。 惣菜や限定スイーツなどによく見られます。 日用品から食料品まで幅広いPB商品 ローソンは「ローソンセレクト」で日用品から食料品まで幅広いPB商品を展開。 お手軽な価格帯が特徴です。 そして「デパ地下や専門店に負けない製品を気軽に」が、コンセプトの高級ラインが「ローソンセレクト極」になります。 サークルKサンクスはユニーなどのスーパー系PB商品「スタイルワン」を展開中。 スタイルワンの上位ブランド「プライムワン」です。 キャッチコピーは「ひとつ上の、満足。 」になります。 ミニストップはイオングループのPB商品「トップバリュ」を展開。 キャッチコピーは「確かな品質、この安さ」になります。 そして、ギリシャヨーグルトなど独自のプレミア製品を開発・販売するのが「トップバリュセレクト」です。

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ローソンパッケージ変更がわかりにくい!なぜ改悪と言われる?

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先月から徐々にローソンのPBパッケージが新デザインに切り替えられ、その変化の大きさにSNSでも賛否両論が飛び交っている。 ベージュで統一され、ひと目見ただけでは中身がわかりづらい。 若い女性を中心としたデザインに敏感な層からは「かわいい」「そのままでも暮らしに馴染む」と高評価を受ける一方、「視認性が低い」「シズル感が足りない」といった否定的な意見も多い。 ちなみに私自身は今回のリニューアルに関しては賛成でもなければ反対でもない。 これはコンビニの消費体験を大きく変えようとするローソンの挑戦であり、その仮説が受け入れられるかどうかは未知数だからである。 消費行動とは不合理なもの 消費行動の変化は、過去の延長線上だけでは語れないところがある。 プロダクトが市場を作るという現象がよく起きるからだ。 今では圧倒的シェアを誇るiPhoneも、日本上陸時には消費者からの評価はとても低かった。 おさいふケータイもワンセグもない携帯は不便だからいらないと大多数の消費者は感じていた。 そのあとのiPhoneの機能開発の変遷を見てみると、実は日本のガラケーはかなり先端を言っていたともいえる。 しかし機能ではないところで、日本のガラケーはスマホに負けたのだ。 ユニクロやMUJIも、ほんの10年前までは「安かろう、悪かろう」のイメージが強かった。 「ユニバレ」という言葉が流行ったのは、安いブランドを身につけていることを恥じる人が多かったためである。 しかし今や、ユニクロやMUJIのアイテムを身につけているからといって恥じる人の方が少数派だろう。 ことほどさように、消費行動とは不合理なものであり、ときに予測もつかない動きをする。 ローソンのリニューアルから読み取るメッセージ 上記の点から、私自身はまだこのリニューアルに対する賛否を判断できずにいる。 しかしひとつだけ言えるのは、このリニューアルの裏にはコンビニでの消費行動を変化させようとする並々ならぬ意志を感じるということだ。 今回のリニューアルに対して「視認性が低い」という指摘が散見されたが、小売業の中でもトップ・オブ・トップといえるコンビニのPB開発においてその点が加味されなかったとは考えづらい。 さらに潤沢な売上データも持っていることを考えれば、単に今までの延長線上で「売れるもの」を開発していては未来がないと考えた結果が今回のリニューアルなのだと私は見ている。 では彼らが商品の視認性と選びやすさを捨ててまでもパッケージの統一性にこだわったのはなぜなのか。 私は下記の3つがポイントだと考えている。 全体のトーンを揃え、SNSに投稿したくなるパッケージにすることで「ローソンのアレ」という指名買いを誘発させる狙いである。 たとえばバスク風チーズケーキは今やどのコンビニでも扱っているが、「バスチー」と聞いたときにほとんどの人が想起するのはローソンのバスチーパッケージのはずだ。 商品開発のレベルが上がり、もはやおいしさの追求だけでは差別化できなくなった結果、キャッチーさによって第一想起をとり、比較した結果ではなくはじめから指名買いで店頭にきてもらおうとする戦略が最近のローソンのスイーツ群からは見てとれる。 であるにも関わらずあえてイラストも小さく、余白の大きいパッケージを採用したのはコンビニ消費の対象を「個食」から「集団」へと広げようとする意味あいがあるのではないかと私は見ている。 今やコンビニ飯に抵抗を持つ人は減ってきたが、その需要はあくまでひとりで消費するものがメインだった。 お弁当にしろお惣菜にしろスイーツにしろ、コンビニの食べ物は自家消費はしても誰かをもてなすときやみんなで集まるときに使うには格が劣ると誰もが無意識に感じている。 だからこそ多くの人は百貨店のデパ地下へ出向いたり、ECでお取り寄せをしたり、こだわりの食材を使って手作りのお菓子や料理を振る舞ってきた。 ローソンの新パッケージの狙いは、実はこの市場を取り込むことにあるのではないか、と私は考えている。 そもそもこのレベルのリニューアルは1年以上前から進められてきていたはずで、ほんの数ヶ月前までは「人が集まる場の需要が増加する」と誰もが考えてきた。 ただでさえ人口減少によって市場が小さくなる日本において、自家需要だけでは限界がある。 だからこそ、人を家でもてなすときやちょっとした集まりに差し入れするものとして、「デパ地下ほどかしこまらないけれどスーパーの市販品よりは上等」という立ち位置を目指したのではないかと思うのだ。 現在は外出が難しくなってしまったせいでイメージしづらいが、もし以前のままリアルイベントの開催が増加していたら、イベント中や懇親会で使うお菓子を買う際にはローソンに行こうと考える人が多いのではないだろうか。 これはお惣菜や冷凍食品でも同様で、ホームパーティーの際にスーパーで買ってきた冷凍餃子やチルド商品を温めて出すことには抵抗があっても、ローソンのパッケージなら抵抗が薄れて使われる機会が多いはずだ。 無印良品のレトルトカレーと同じく、それを消費すること自体がひとつの話題になることも考えられる。 「SNSでシェアされやすい」の本質は、「それを使っていることを人に知られても恥ずかしくない」ということである。 ザ・お惣菜のパッケージから出すのは気が引けるが、雑貨のような見た目なら抵抗が薄れる。 ローソンが視認性を捨ててでもこのパッケージに振り切ったのは、「これでいい」で選んでしまいがちな自家需要から、人とのコミュニケーションの場に寄り添うブランドになるために「これがいい」で選ばれる方向を目指したからなのではないかと思う。 プロダクトはそれ自体にメッセージ性をもつ このように、プロダクトのパッケージデザインには単なる「かわいい」「かっこいい」という感覚を超えたメッセージ性がある。 特にコンビニのような巨大な流通網をもつ企業にとって、パッケージ変更は開発も製造も大きなコストのかかるプロジェクトであり、影響範囲も大きい。 「せっかくならかわいくしよう」くらいのノリで変えられるものではない。 特に日本のコンビニの商品開発力は凄まじく、消費スタイルの変化への対応も素早いため、新商品をみることでトレンドが見えてくることもあるほどだ。 ちなみにこのリニューアルに際して、佐藤可士和氏のデザインで有名になったセブンのコーヒーマシーンの失敗を例にあげる声も多かった。 あのデザインも賛否両論があったが、一見失敗に見えたあのシンプルすぎるデザインこそが「コンビニコーヒー」という市場を開拓するためのドライバーだったと考えている。 そもそも、自動のコーヒーマシン自体はなんら新しいものではない。 カップ形式の自動販売機は昔からあったし、ネットカフェに置いてある形式のものをそのまま店舗で使うことだってできたはずだ。 しかしそれでは「コンビニで挽きたてのコーヒー "も"買えるようになった」という印象にしかならない。 「コンビニで挽きたてのコーヒー "が"買えるようになった」と強い印象を残すためには、これまでのマシンとは異なるデザインをする必要があった。 どこまで意図されたものかは不明だが、結果としてあの極度のシンプルさが従来のものとは異なる印象を残し、コンビニでコーヒーを買うという新たな購買行動を生んだのではないかと私は考えている。 その後おしゃれなマシンにテプラが貼られたエピソードの滑稽さも含めて話題になったのでどこまでがデザインの力かは測りようがないが、少なくとも「既存のマシンとは異なるものを作る」というメッセージがそこにはあった。 私はデザイナーではないのでデザインの意図への考察はより専門的な解説をしている記事にゆずるが、小売企業の視点からどうトレンドを読み、どんなオーダーをしたのかを推察することはできる。 単に「かっこいいものを作ってください」だけではない深い理由が、そこにはある。 流通チャネルを持つことの強さ 今回のリニューアルで私がもうひとつ感じたのは、自前の流通チャネルをもつことの強みだ。 ローソンのPBにしろ、セブンイレブンのコーヒーにしろ、自前の売場を持たないメーカーには絶対にできないデザインであることは間違いない。 メーカーの場合はコンビニやスーパーの棚の中で、競合他社の商品との比較の中から「選んでもらう」必要があるからだ。 しかしコンビニの場合は自分たちに取扱商品の決定権があるため、乱暴なことを言えば競合商品を一切並べないということもできある。 実際、コンビニの棚を見回してみると半分以上がPB商品であり、それに競合するアイテムはほぼ取り扱われていない。 店舗面積の小さいコンビニにとって、商品数にバリエーションを持たせるためには1種類あたりの選択肢を減らすしかないからだ。 りんごジュースを2種類置くよりも、PBでりんごジュースとオレンジジュースの2パターンを置いた方が消費者にとっても利便性が高い。 つまりコンビニにおけるPB商品とは、入店さえしてもらえば商品カテゴリ内での比較検討が起きないものであり、店頭でおいしそうに見せるといった工夫は必要ない。 餃子が食べたいと思ってローソンに行ったらPBの餃子を選ぶしかないのだから、パッケージにおいしそうな断面や食卓に並んだイメージの写真を載せる必要はない。 この決定ができるのは彼ら自身が品揃えを決定する力を持ち、自分たちで集客することができるからこそである。 他社と比較検討されるために、目を引きやすいパッケージにせざるをえないメーカーとは戦いの土俵が違うのだ。 コンビニのPB比率の上昇はOEM先のメーカーを苦しめるなど問題も多いが、小売業界においては「売場を持つものが一番強い」のである。 これはECの世界でも同様で、Amazonという売場から逃れて商売をすることは年々難しくなりつつある。 さらにいえば、D2Cの価値も自分たちで流通チャネルを持っている点にあるといっても過言ではない。 比較されることなく、そのブランドが出すものなら欲しいと言ってくれる顧客がいればこそ、他との競争を意識しない自由なものづくりができる。 いいものを作るには売れるしかない。 自由なものづくりをするには自ら流通チャネルを持ってコントロールする必要があり、そのためにはいいものを作らなければならない。 にわとり卵の関係ではあるが、一度軌道にさえのってしまえばポジティブスパイラルを発生させることができるはずだ。 以前は自前でチャネルを持つためには何千万もの開業資金が必要だったが、今やリスクゼロでECの立ち上げもSNS発信もできる時代である。 いいものを作りたいと思う人ほど、ものづくりの自由度をあげるために自らのチャネルをもつ必要があると私は考えている。 リニューアルの成否や、いかに。 長々と解説してきたが、冒頭にも書いた通りローソンのリニューアルが吉と出るか凶とでるかはまだ誰にもわからない。 もしかしたら三ヶ月後にはそっくりもとに戻っているかもしれないし、売上の大幅増につながっているかもしれない。 コンビニの商品開発力を持ってしても、セブンのドーナツのようにうまく広がらず撤退してしまった例はいくつもあるし、悪魔のおにぎりのように予期せぬ売れ方をした商品は枚挙にいとまがない。 特にコンビニのようなマスの最寄り品店舗は来店回数も情報接触頻度も高いため、小さなきっかけによって思わぬ方向に転がりやすい。 「風が吹けば桶屋が儲かる」現象が起きる可能性が高いのだ。 しかし、たとえこの取り組みが失敗に終わったとしても、前段で解説した消費行動の変化と狙う市場の拡大への対応は不可欠であるはずだ。 店舗の品揃えは常に「半歩先」を照らし出す。 変化そのものだけでなく、その背景にある消費行動の変化に想像を巡らせることが肝要である。 リニューアルに対するその他の意見 上記についてTwitterで発信したところ、それぞれの視点からのフィードバックをもらったので参考まで。 他にいいフィードバックがあれば追記していきます。

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