チンパンジー 凶悪。 チンパンジーをナメてはいけない

チンパンジーのカニバリズム、なぜ殺した子猿を食べるのか? : カラパイア

チンパンジー 凶悪

霊長目ヒト科チンパンジー属に分類され、約500万年前に我々ヒトの祖先と分かれたといわれています。 体長はオスが約85cm、メスが約77. 5cm、体重はオス40~60kg、メス32~47kg程度です。 全身の毛は黒く、顎のあたりだけ白い毛が生えています。 寿命は50年ほどです。 アフリカ大陸のセネガルからコンゴ民主共和国、ウガンダ、ルワンダ、タンザニアにかけて生息していて、20〜100頭ほどの群れを形成して暮らしています。 昼行性で、地上を歩く際には四足歩行をし、行動圏内は10~20㎢、乾燥した地域などでは数百㎢におよぶ場合もあるようです。 夜になると樹上に木の枝や葉を用いた寝床を作って眠ります。 雑食性で、主に果物を食べますが、植物や、イノシシ、リスなど小型から中型の動物を口にすることも。 蟻塚に棒を突っ込んで白蟻を食べる、硬い果物の殻を石を使って割る、大きな葉を使って水を掬うなど、さまざまな道具を用いる知性と、仲間と協力して集団で狩りをおこなう社会性を持ち合わせています。 獲得した食料を、母子や群れのなかで分配することも多いようです。 握力が200~300kgと非常に強く、車のフロントガラスを叩き割った事例もあるほど。 また脚力も発達しており、垂直に4m近くジャンプすることができます。 彼らは賢い動物としてテレビ番組などにも登場し、お茶の間の人気を獲得しています。 しかし実は、人や動物に攻撃する可能性がある凶暴な動物でもあるのです。 野生のものは「猛獣」に分類されていて、飼育下でも人間を襲ったという事例もあり、日本では「人の生命、身体、または財産に害を加える恐れがある」として、「特定動物」に指定されています。 時には気性が荒いイメージのあるゴリラよりも危険だともいわれているようです。 特にオスは、繁殖期になると凶暴性が増します。 相手の強さを計算し、自分より弱いと判断すると襲う場合も。 過去には、車から人間を引きずり出して殺害してしまったこともありました。 両者の見た目にはほとんど違いがありません。 実はボノボは、かつて「ピグミーチンパンジー」と呼ばれていました。 およそ300万~100万年ほど前に共通の祖先から分かれたと見られています。 外見はよく似ていますが性格は正反対で、ボノボは「平和主義者」と呼ばれています。 チンパンジーの群れにはボスがいて、力で群れを支配しています。 そのためボスが年老いて力が弱くなると、若いオスが力ずくでその地位を奪ってしまうのです。 それに対してボノボは、オスではなくメスが群れの主導権を握り、力ではなく「性」でコミュニケーションを図ります。 方法はディープキスなどさまざまですが、メス同士が抱き合って互いの性器をこすりつけあう方法は「ホカホカ」と呼ばれており、ボノボ特有の行動です。 なぜ一方が攻撃的になり、一方が平和的になったのかについては、さまざまな研究がなされています。 一説によると、元々チンパンジーはアフリカのコンゴ川右岸、ボノボは左岸に生息していたとのこと。 そして右岸には左岸にはいないゴリラが生息していたため、餌を巡って争った結果、右岸にいるチンパンジーの気性が荒くなったのではないかといわれています。 遺伝的にはほんのわずかの差しかない2種ですが、暮らしてきた環境がその性格に大きな影響を与えたのかもしれませんね。 人間を人間たらしめているものとは.

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チンパンジーのカニバリズム、なぜ殺した子猿を食べるのか? : カラパイア

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カバ 『ここがかわいい!』 カバというのはとてもかわいいと思われています。 なぜ「かわいい」のか、定義があるとするならば、あのディズニーの描く赤ちゃんスタイルのかわいい定義にぴったりと当てはまっているからです。 大きな頭• 小さな耳• 広い額• 目の位置が低い• 首がない• ぽこっと出たお腹• 太い足• 短くて細くない腕• 小さな指• 長くカーブした体 と、こんな風に続いていきますが、カバの見た目はまさにこれが当てはまります。 いかにもどんくさそうで、のんびりしていて、近づいていってもいじわるしそうにもありません。 『とにかく逃げる理由』 一言でいうと、 カバは人を殺します。 自然界には縄張り意識というものがあります。 このボーリングのピンほどの歯を持ち、2トンもの動物の縄張りに侵入した場合どうなるかと言うと、 1. それをよく頭に叩き込んでカバには近づかない 2. それを無視して、カバの餌食になり無残に殺される この2つしかありません。 事実としてアフリカ大陸では、年間で カバに殺される人数は他のどの動物に殺される数より多いのです。 上の写真は楽しいコメディ漫画ではありません。 彼は非常によく 慣れた自然公園の係員で、それでも 100m全力疾走の末、命からがら逃げおおせたのです。 巨大で恐ろしいワニや、危険で獰猛な毒蛇に挑んできたような人でも、カバを怖がるほどです。 河で静かにじっとしているイメージですが、彼らの瞬発力は強烈で、思いもよらぬスピードで河からいきなり飛びかかってきて殺されてしまうケースが多いのです。 カモノハシ 『ここがかわいい!』 最初に発見されたとき、生物学者たちは こんなでたらめで間抜けな動物がいるはずがないと、インチキ扱いしたほどです。 この小さな目、毛に覆われた平らな体、ビーバーのような尾に、カワウソのような足を持っています。 ふわふわしていて、かわいい以外のなにものでもありません。 さらにこのアヒルのようなくちばしは哺乳類とは思えない不思議さを醸し出しています。 くちばしには生態電流を感知できる神経が通り、沈泥している獲物を見つけることができます。 いわゆるアヒルのくちばしがついた哺乳類なのです。 その子どもはさらにかわいらしくて「 パグル」と呼ばれています。 さらに不思議なのは 哺乳類でありながら卵を産むことです。 『とにかく逃げる理由』 オスが毒を持っています。 水掻きをする後肢の蹴爪から毒を分泌するのです。 この毒が、また非常に猛毒で、報告によると、人間にも致命傷を与える量を分泌し、即、緊急治療室行きで、何日も何ヶ月も痛みが徐々に増していくという恐ろしい毒なんだそうです。 ディンゴ 『ここがかわいい!』 このかわいらしさに説明はいらないと思います。 普通の子犬以上のかわいさです。 この子犬を見た時点では、普通の犬を想像してしまいます。 『とにかく逃げる理由』 しかしながらディンゴはオーストラリアの野犬です。 この野生の犬(時に狼と呼ばれる)というのは飼い犬と大きな違いがあり、全く行動に予測がつきません。 凶暴で人間に懐かず非常に危険です。 特性として群れて行動し、利口な プレデターなのです。 ディンゴたちにとって公正な戦いというものはなく数で勝つというのにほかなりません。 キャンプ中に子供が攻撃されるなどの報告も出ています。 人類は野生の犬をペットにするのに7000年の歴史を経ています。 ディンゴをペットの犬と勘違いしてはいけません。 チンパンジー 『ここがかわいい!』 チンパンジーは実際にはまるで人間のようです。 むしろ人間より様々な経験をしているチンパンジーもいて、ジェット機を飛ばすことから、大統領のベッドで寝ることまで、全てのパフォーマンスをしているほどです。 どんなアクションスターの横においても、こちらを大笑いさせてくれ、スターを完全に出し抜いてくれます。 あの歯を見せてニヤリとする顔はどこに行っても愛されています。 『とにかく逃げる理由』 しかし例えば上の写真のようなそのニヤリとした顔は実は笑顔ではなかったりします。 これは彼の縄張りを侵しているということを伝えようとしている仕草です。 そしてチンパンジーのこのサインを理解できないと、彼らは喜んで次の段階へと進んでくれます。 非常に強い力を持ったその長い腕を振り上げ、髪の毛を掴みそのまま頭を何かに打ち付けてくれます。 もちろんその間、おたけび声をあげて仲間を呼び、その暴力につき合わせます。 そしてそのあと糞を浴びせてきます。 まるで部族の儀式のようですが、チンパンジーはその儀式でいけにえが死のうと気にしません。 上の動画はもう何年もバナナを持ってきてくれる動物学者にチンパンジーが攻撃する映像です。 これがバナナを持ってもいない普通の人なら、もっと早くに命はなくなってるであろうと物語っています。 さらに、過去50年間に、 人間の赤ちゃんがチンパンジーに食べられるというケースが4件報告されています。 母親の腕から誘拐し、森へ連れ去られてしまいむさぼり食われたのです。 チンパンジーにかわいい洋服を着せている場合ではないかもしれません。 白鳥 『ここがかわいい!』 この身のこなし、その優雅さ。 水の上をスーッと滑走し、首は完璧なハートの形を作り、恋人たちは顔を寄せ合います。 彼らはパートナーを見つけると、もう一生離れません。 白鳥と言えば壮麗以外の何ものでもありません。 「今は醜くとも、大きくなったらこうなるのよ」と言われ続けてきた、 美しさの代名詞でもあります。 そして大人になっても白鳥の美しさは変わらず、公園に白鳥が舞い降り、小さなエサをつついてまた飛び立っていく様を見るとき、何もかもが上手く行く気さえしてきます。 『とにかく逃げる理由』 公園で怒り狂った白鳥が皮膚を食いちぎるために追いかけてくる様子は、自分自身に実際に起こるまでは、ただ面白い光景に見えるかもしれません。 しかし、白鳥というのは非常に攻撃的なのです。 そして白鳥の攻撃に反撃するたった一つの方法は、 白鳥の首を掴みできるだけ遠くに投げ飛ばすことなのです。 アイルランドの大学のボートチームでは、 川に白鳥がいるからという理由で練習がキャンセルになることも珍しくありません。 ボートを漕ぐ学生らはまるで大木のように筋骨隆々な体つきでありながら、白鳥の怖さを知っています。 近くで羽ばたかれると 簡単に腕などへし折られてしまうほど力もあるのです。 イルカ 『ここがかわいい!』 イルカはかわいいに決まっています。 獰猛な動物の中に入れるなんてとんでもありません。 人間を助けるといわれる哺乳類として大人気のイルカです。 2年に1度の割合で、海に迷うダイバーがイルカに助けられています。 2004年11月にはニュージーランドで3人の水難救助員を、イルカたちが団結して助けたという報告がなされています。 会話が可能で、尾ひれでサーフィンをしたり、ジャンプしてコミュニケーションがとれます。 アメリカの女の子の間ではイルカのタトゥーが人気なほどです。 『とにかく逃げる理由』 イルカは実は 性欲が強いスリルキラーで知られています。 いったいどういう意味かと言うと、過去17年の間に、海洋生物学者たちは、時々砂浜に打ち上げられるイルカの赤ちゃんの死体に注目してきました。 死体はどれもずたずたにされているのです。 生物の世界では、幼児殺しが問題になるのは人間の社会だけで、イルカもオスなどは 赤ちゃんを見つけては殴り殺してしまい、そのあと特に理由もなく死体を弄ぶのです。 ここまでは科学の一環として知られてるに過ぎません。 しかしイルカは非常に性欲が強く、1994年には 人間の女性に惚れたオスのイルカが、その女性に近づく男性二人に襲い掛かり、そのうちの一人を殺してしまったのです。 もちろん男性が酔っ払っていたということや、イルカにちょっかいをかけていたという理由もありましたが、どちらにしても、野生の動物を相手にするときは、アニメや漫画で学んだ動物のイメージを忘れてしまうことは大事です。 死と引き換えに。

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【チンパンジー】残虐非道!!共食い、子殺し何でもアリの怖い奴

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天才アイちゃん 知性の溢れ出るアイちゃん アイちゃんは1976年10月の西アフリカ生まれの女の子。 1歳の頃に京都大学霊長類研究所にやってきました。 梶原一騎「愛と誠」のヒロインにちなんで「アイ」と名付けられ、様々な教育が始まりました。 学習を続けていくうち、彼女は研究者の予想を遥かに超えて賢いことが分かっていきます。 以下、アイちゃんの凄いところ一覧。 ・強制されていないのに、毎朝9時になると自発的に勉強部屋に来る。 ・1歳半の時点で、身の回りの品物(コップとか靴とか手袋とか)を図形文字で言い当てられた。 ・アルファベット26文字を覚えた。 人やチンパンジーをキチンと区別し、それぞれの名前をアルファベットで表現できる。 ・数の概念を理解し、アラビア数字を使いこなせる。 スポンサードリンク 投石のサンティノ スウェーデンのフールヴィッツ動物園にいる サンティノくんも、その知能の高さで名高いチンパンジーです。 サンティノくん。 明らかに知性がある。 彼はイタズラ好きで、趣味は動物園のお客さんへの投石です。 彼の戦略はこう。 早朝のまだ客や飼育員が来ないうちに、サンティノは 檻の中の石を拾い集めておきます。 そして開園時間になり無防備な客が近づいてくると、その集めておいた石を次々に投げるのです。 このことから分かるのは、サンティノは少なくとも早朝の時点で既に、あとで自分が石を投げることを決めていて、そのために 計画的な行動を取れるということ。 決して行き当たりばったりで行動している訳ではないのです。 この石投げが有名になって、間も無くサンティノの檻には「 サンティノに注意」という看板が立てられ、サンティノが集めておいた石に近づくとお客さんは逃げるようになりました。 ここまでなら、まあチンパンジーも多少賢いんだね、で終わる話です。 しかし、 サンティノはここからがすごい。 看板のせいで客がサンティノを警戒するようになったため、簡単に獲物を見つけられなくなったサンティノは、新たな戦略を考案します。 朝、サンティノは自分の寝床からベッドがわりの干し草の束を両手いっぱいに抱えてきて、何食わぬ顔で檻の端の壁=客に近い位置に敷きます。 そして、ゴキゲンを装いながら、隠し持った石をコツコツと その干し草の下に隠すのです。 開園時間になり客がちらほら見えるようになっても、サンティノはいたって涼しげな顔で石を投げるそぶりすら見せません。 やがて、間抜けな客がくつろぐサンティノの姿をよく見ようと、油断し距離を詰めたその瞬間ーーー。 干し草の下の武器庫から石を取り出し、物凄い勢いで石を投げつけるのでありました。 その後の調査によると、サンティノの軍事戦線は益々拡大していることが判明しています。 木の穴や建物の影はもちろんのこと、ちょっと干し草が置いてあるとその下には必ず石が隠されているという状況。 もはや 檻全体が武器庫と化しているのであります。 ただ一つ悲しいのは、サンティノがいくら賢くてもチンパンジーの骨格に限界があって、投石の威力が出ないこと。 今のところ、けが人は1人も出ていないのであった。 html スポンサードリンク 残虐なブルーノ 一方、サンティノやアイちゃんと一線を画す、残虐で知能の高いチンパンジーもいます。 その名は ブルーノ。 生い立ち 1986くらいに彼はアフリカ西部のシエラレオネの密林で生まれました。 長く続いた内戦でシエラレオネは疲弊しており、人々は子供のチンパンジーを密猟して売り払うことでようやく生活していました。 チンパンジーを捕獲する際は、母子のチンパンジーを捕獲し、 商品価値の低い母親のチンパンジーは殺処分するのが普通でした。 ブルーノも、そんな密猟で捕獲されたかわいそうなチンパンジーでした。 小さな可愛いブルーノ 1988年、小さな村の市場に並べられたブルーノは、心優しい夫妻に20ドルでペットとして買われました。 このとき夫妻には、そのかわいい子猿が将来 人間を襲うことになるとは知る由もなかったのであった…。 無邪気なブルーノ 成長 生後数年の間、ブルーノは夫妻の自宅で放し飼いにされていましたが、体が大きく成長してしまったため、1998年に保護区へと預けられることになりました。 ブルーノの体長はおよそ180cm、体重90kg。 だいたい全盛期のマイクタイソンと同じくらいのサイズ感です。 大人になったブルーノ 普通のチンパンが体長85cm、体重50kg前後なので、ブルーノの大きさが際立っているのがお分かり頂けるかと思います。 ブルーノは、大きな体だけでなく、優れた運動能力とリーダーシップを発揮し、保護区の群れを完全に支配し、ボスとして君臨します。 それと同時に、ブルーノは人間のもとで育ったがゆえに、人間が高い上背に比して反射神経が鈍く脆弱な身体能力しか有さないことを学び取っていました。 そのため、保護区に預けられた時点で既に、彼は野生種ならば恐れて決して近づかないであろう人間を完全に見下していた節があります。 それでも彼は、闘争本能をむき出しにして自分を警戒させるような愚かなまねはしませんでした。 ブルーノは人間に愛嬌を振りまき、自分が人間を好きだと錯覚させることに専念したのです。 仲良し(のふり) ブルーノは人間とのコミュニケーション能力に長けていて、身近な人間には表面上は友好的な態度を示し、舌を丸めたり捩じったり、投げキス、笑うといった人間が行う高度な身体表現を示すことが可能だったと言われています。 脱走 ブルーノたちが生活するエリアは二重のフェンスで囲まれ、それに加え電気柵が設置されていました。 エリア内への出入りには3つの異なる鍵を開けるという複雑な手順が必要だったため、管理人たちはチンパンジーごときが脱走できるはずなどないと信じ込んでいました。 しかし、ブルーノの知恵はそんな管理人たちの想像をあっさりと超えていきました。 ブルーノは、日頃人間たちがどのようにゲートの鍵を開錠するのか 冷静に観察し、その方法を密かに学習していたのです。 そしてついに2006年、ブルーノはゲートの鍵を開けることに成功し、30匹の部下を引き連れて保護地を脱出。 襲撃 事件が起こったのは、2006年4月23日の日曜日。 3人のアメリカ人と1人の現地労働者が、新しいアメリカ大使館の建設現場に訪れた際のこと。 地元出身のアイサ・カヌーが運転するタクシーで現場へ向かう途中、ふと車中から外を眺めると、 チンパンジーの群れが静かに自分たちをじっと見つめているのに気が付きました。 チンパンジーについての知識を持たないアメリカ人たちは、自分たちがすでにかなりヤバい状況であることを理解できず、呑気にカメラで撮影しようとしました。 唯一、運転手のカヌーだけは、地元出身でチンパンジーがいかに 危険で邪悪な生物であるか知っていたので、ただちにアメリカ人たちを制止して窓を閉めるように指示し、とにかくその場を急いて離れようとしました。 しかしながら、あまりの恐怖で慌てちゃったカヌーは、運転操作を誤り保護区のゲート激突。 車体は鉄製の檻に引っかかり、抜け出ることができなくなってしまいました。 ここから、ブルーノたちの 人間狩りが開始します。 まず彼は、こぶしで車のフロントガラスを叩き割り、運転席のカヌーを車体から引きずり出し、首根っこをつかみ、頭部を地面に何回も叩きつけ弱らせます。 手と足の指の爪を一枚ずつ剥がしてから、改めてカヌーの20本の指を全て噛み切って切断。 こうして獲物を抵抗できなくさせてから、ブルーノはあたかも果実を齧るように生きたまま彼の顔面を食いちぎり始め、時間をかけて、もてあそぶようにして死に至らしめたのです。 この地獄のような光景を前に、残りの4人は正気を失い、我先にとバラバラの方向に逃げ出しました。 しかし、それもブルーノの計算通り。 彼は あえて1人を痛めつけることで獲物をパニック状態にし、自発的に車外に出るように仕向けたと考えられています。 ブルーノは人間たちが蜘蛛の子を散らすように逃げていったのを見ると、すぐさま群れを数匹ごとの小部隊に分けて個別に襲わせたのです。 特に現地人(黒人)に対する攻撃性が強く、運転手のカヌーは前述の通り拷問の末絶命。 もう1人の現地労働者も腕に重傷を負わされ、後に病院で腕を切断しています。 一方の白人たちは、現地人に比べ遥かに軽症で済んでいることから、ブルーノたちは明らかに現地人と外来者の白人を区別して襲撃しているのが分かります。 目の前で母親を殺された恨みからか、長い間の飼育生活で受けた迫害からか。 いずれにせよ、ブルーノたちが長い間胸に隠していた人間への憎しみは、こうして最悪の形で晴らされたのでした。 なお、その後一部の部下たちは野生に戻れず保護区へ戻ってきましたが、首謀者のブルーノは未だに行方が分かっていません。 猿の惑星的な事件が起こる日がいつか来るかもしれませんね・・・。

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